国道165号(こくどう165ごう)は、大阪府大阪市北区から柏原市や奈良県橿原市を経由して、三重県津市に至る一般国道である。
概要
起点から近鉄大阪線 河内国分駅前にある柏原市国分南交差点までは国道25号との重複区間となっている。単独区間は大三駅以東を除きほぼ近鉄大阪線と並行している。
かつては起点の梅田新道交差点から橿原市にかけてがいわゆる国直轄の指定区間となっていたが、2008年(平成20年)6月20日に地方分権の一環として策定された地方分権改革推進要綱(第1次)[1] に基づき、一般国道および一級河川の直轄区間の見直しについて国土交通省が都道府県と個別協議を同年10月から順次実施した[2][3]。その結果、梅田新道交差点から難波西口交差点までの御堂筋が国道25号ほか2国道重用区間3.7 kmが指定区間から除外され、2012年(平成24年)4月1日より管轄を大阪市に移行した[4][5]。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[6][注釈 1] に基づく起終点および重要な経過地は次の通り。
歴史
路線状況
バイパス
通称
重複区間
- 国道26号(大阪市北区・梅田新道交差点(起点) - 大阪市浪速区・大国交差点)
- 国道25号(大阪市北区・梅田新道交差点(起点) - 柏原市・国分交差点)
- 国道166号南阪奈道路(羽曳野IC - 弁之庄ランプ)
- 国道166号大和高田バイパス(弁之庄ランプ - 東室ランプ)
- 国道168号(大和高田市・旭北町交差点 - 大和高田市・今里交差点)
- 国道166号(大和高田市・旭北町交差点 - 橿原市・曲川町東交差点)
- 国道24号(橿原市・新堂交差点 - 橿原市・橿原郵便局前交差点)
- 国道166号(奈良県橿原市四条町 - 桜井市・外山交差点)
- 国道169号(橿原市・兵部町交差点 - 桜井市・谷交差点)
- 国道369号・国道370号(宇陀市・萩原交差点 - 宇陀市・福地交差点)
- 国道422号(三重県・名張市蔵持町原出 - 伊賀市・阿保交差点)
道路施設
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
※ 交差する場所の括弧書きは地名、それ以外は交差点名で表示
ギャラリー
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奈良県境
奈良県香芝市田尻
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奈良県大和高田市今里町
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三重県境
三重県名張市安部田
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三重県伊賀市伊勢路
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b 2004年10月1日に2町が合併して葛城市発足。
- ^ 2006年1月1日に3町1村が合併して宇陀市発足。
- ^ 2004年11月1日に1市3町2村が合併して伊賀市発足。
- ^ 2006年1月1日に津市ほか1市6町2村が合併して津市発足。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ 2012年3月31日までは大阪市北区梅田一丁目3番 - 橿原市八木町一丁目535番1(起点・梅田新道交差点 - 樫原郵便局前交差点)
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道165号に関連するカテゴリがあります。
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交差点 | |
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バイパス | |
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別称 | |
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構造物 |
国豊橋 - 黒田大橋 - 新夏見橋 - 新羽根橋 - 中山トンネル - 中山橋 - 青山トンネル - 白山トンネル - 白山大橋
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自然要衝 | |
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道の駅 | |
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旧道 | |
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関連事項 | |
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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