国道232号(こくどう232ごう)は、北海道稚内市から留萌市に至る一般国道である。
概要
稚内市から天塩郡天塩町までは国道40号との重複区間、また苫前郡苫前町から留萌市までは国道239号との重複区間である。天塩郡天塩町から留萌市までの区間は日本海オロロンラインの一部を構成し[1]、旧留萌支庁管轄自治体の区間は「萌える天北オロロンルート」としてシーニックバイウェイに指定されている[2]。また、国道231号と併せて札幌・稚内間の最短経路として機能しており、国道12号・国道40号による旭川経由より約60 km短い[3]。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[4][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
通称
- 羽幌町沖の天売島に生息するウミガラス(通称オロロン鳥)に由来する。
バイパス
- 天塩バイパス
- 天塩バイパス(てしおバイパス)は、北海道天塩郡天塩町字北川口から同町字更岸に至る延長8.0 kmのバイパス道路。天塩町字川口を境に2段階に分けて供用を開始し、市街地を通過する南側の3.0 kmは2003年(平成15年)3月4日に、北側の5.0 kmは2012年(平成24年)3月28日にそれぞれ供用を開始した[11]。建設にあたり、1987年(昭和62年)に廃止された旧国鉄羽幌線の跡地を流用した[12]。
重複区間
- 国道40号(稚内市中央・中央2丁目(起点) - 天塩郡天塩町サクカヘシ)
- 国道239号(苫前郡苫前町上平 - 留萌市元川町1丁目・元川町2丁目(終点)
道路施設
トンネル
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
- 起点からの国道40号との重複区間は省略
留萌振興局
- 天塩郡天塩町
- 天塩町遠別町
- 苫前郡初山別村
- 苫前郡羽幌町
- 苫前郡苫前町
- 留萌郡小平町
- 留萌市
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ 地名は「萌」の字を使っているが、路線名はかつての留萠本線と同様「萠」であった。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
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国道232号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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