国道194号(こくどう194ごう)は、高知県高知市から愛媛県西条市に至る一般国道である。
概要
起点の高知県高知市から、仁淀川地域である吾川郡いの町、仁淀川橋東詰までは国道33号と重複し、その後は仁淀川やその支流に沿うように北上し、終点の愛媛県西条市に至る路線で、高知県中央部と愛媛県東予とを結ぶ最短ルートとして知られている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
現行の道路法(昭和27年法律第180号)に基づく国道として初回指定された1953年(昭和28年)では、高知徳島線として指定されていた[4]。1963年(昭和38年)に一級国道55号への昇格に伴って欠番となり、同日新たに指定された高知西条線に採番された[5][6]。
年表
路線状況
かつての本川村域(現在のいの町域)の手前までは仁淀川やその支流に沿った快適なドライブルートであるが、東西方向に横たわる四国山地に突き当たると、急に山岳ルートに変貌する。特に、寒風山越えは狭隘な幅員に急カーブの連続する悪路であったが、高知県と愛媛県との県境の寒風山トンネルが開通して完全片側1車線化されたことにより、交通事情は劇的に改善した[7]。
別名
- 沿道自治体、議会、商工会などで構成される「国道194号利用促進同盟会」が、主に対外的な広報活動で使用するための新しい愛称に関するアンケートを2019年(令和元年)7月に実施、この結果をもとに同年11月、いの町 - 西条市間について愛称を「そらやま街道」とすることを発表した[10]。
重複区間
道路施設
橋梁
トンネル
- 新大森トンネル(L=1184 m)
- 本川トンネル(L=1382 m、W=7.0 m 1992年(平成4年)度完成)
- 寒風山トンネル(L=5432 m、W=9.3 m 1997年(平成9年)度完成)
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b 2004年10月1日に1町2村が合併して吾川郡いの町発足。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ 名前の由来は、国道194号と国道439号の重複区間にあることから、194+439=633である。
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道194号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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