国道272号(こくどう272ごう)は、北海道釧路市から標津郡標津町に至る一般国道である。
概要
通称は、産業道路、釧標国道、ミルクロードなど。なお、中標津市街地区間を通る中標津バイパスは「バイパス」の通称で親しまれている。
釧路市から釧路郡釧路町別保(別保原野交点)までは国道44号との重複区間である。
大半の区間が平坦地で線形は比較的良好で、全線が地域高規格道路の釧路中標津道路と並行しており、一部区間では地域高規格道路としての整備が進められていて、春別道路の区間には立体交差や片側2車線で整備されている箇所があり、釧路外環状道路に接続する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
所管
歴史
路線状況
通称
- 釧路と中標津を結ぶ新規の道路として建設された「根釧開発幹線道路」「産業道路」の名称の名残で、釧路・根室管内の地元住民やドライバーからは国道272号を「産業道路」の通称で親しまれている。
- 釧路と中標津・標津を結ぶことに由来する。
- 沿道に酪農家が多く牛乳を運ぶ主要道となっていることから。
バイパス
重複区間
- 国道38号・国道44号・国道336号・国道391号(釧路市大町1丁目・幣舞ロータリー(起点) - 釧路市北大通・北大通5丁目、北大通6丁目交点)
- 国道44号・国道391号(釧路市北大通・北大通5丁目、北大通6丁目交点 - 北海道釧路郡釧路町中央・中央1交点)
- 国道44号(釧路郡釧路町中央・中央1交点 - 釧路郡釧路町別保・別保原野交点)
地理
通過する自治体
交差する道路
- 釧路市
- (国道38号、国道44号との重複区間は省略)
- 釧路郡釧路町
- 川上郡標茶町
- 野付郡別海町
- 標津郡中標津町
- 標津郡標津町
その他
国道272号の厚岸町トライベツ番外地付近を走行する際、陸上自衛隊矢臼別演習場を通過する。弾着地は国道より離れた位置にあり弾が国道を飛び越える事は無いが、射撃訓練中は危険を知らせる警戒のサイレンや赤色灯の回転と同時に自衛官が巡回しており、演習場区域ではむやみに停車や演習場内に入らない事が望ましい。
脚注
注釈
出典
関連項目
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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