国道416号(こくどう416ごう)は、福井県福井市から石川県小松市に至る一般国道である。
概要
起点の福井県福井市から、同県福井地区を東へ横断し、永平寺町や勝山市を経由する。その後は北へ進み、五百峠や牛ヶ首峠を経由し、終点である石川県小松市に至る路線である。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
以前は主要地方道小松勝山線および福井勝山線として県道に指定されていた[6]。
年表
路線状況
福井県福井市川尻町[2]からを起点として石川県小松市東山町[3]に至る。
2018年に新規開通した福井県勝山市以北、福井・石川県境の大日峠越え6.3 km区間はセンターラインがない1.5車線の道路で[13]、つづら折りで標高を稼ぐ線形であるが、見通しよくするため道路内側は空き地が確保されていて交通量も少なく走りやすい。安全施設として、大日峠から福井県側では谷側にガードレール、石川県側ではコンクリート製の駒止が設置されている[13]。また随所にすれ違いのための待避所が設けられ、大日峠付近にも駐車場が設けられている。石川県側の牛ヶ首峠から小松市尾小屋町(旧尾小屋駅付近)までは在来からあるいわゆる「酷道」区間で、ガードレールの設置もなく、すれ違いが困難な1車線が続いている[13][16]。一方、小松市尾小屋町以北の市街地に向かう区間は完全2車線に整備されている。
別名
- 藤島通り(福井市:福井市堀ノ宮町 - 同市上中町)
- 勝山街道(福井市、永平寺町、勝山市:福井市 - 勝山市)
バイパス
- 白方 - 布施田バイパス(一部供用):福井市白方町(国道305号交点) - 同市布施田町(福井県道10号丸岡川西線交点)
- 福井市波寄町(福井県道156号佐野山岸線交点)以東は2017年供用開始。
- 島山梨子 - 里別所バイパス:福井市布施田町 - 同市里別所新町
- うち、同市剣大谷町・剣大谷町交差点以南は現道化。
- 吉野堺バイパス:福井市重立町(重立北交差点) - 永平寺町松岡吉野・松岡IC
- 越坂トンネル関連区間:永平寺町松岡吉野・松岡IC - 同町京善・永平寺参道IC
- 国道416号新道の事業として整備・供用されたが、のちに国道158号新道<永平寺大野道路>として中部縦貫自動車道の一部に組み込まれ、重複区間となっている。
冬期通行不能区間
道路施設
トンネル
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
現道
新道
- 白方 - 布施田バイパス
- 島山梨子 - 里別所バイパス
- 福井県道10号丸岡川西線・福井県道102号春江川西線(福井市布施田町・布施田交差点 - <重複> - 同市布施田町)
- 福井県道155号八幡横越線(福井市布施田町・川西橋西詰)
- 国道416号現道(福井市剣大谷町・剣大谷町交差点、同所以南の本バイパスが現道化したため新道としては終点)
- 吉野堺バイパス(本線)
- 吉野堺バイパス(インターアクセス部)
バイパス本線の福井北I.C.南交差点部の道路幅扱いのため、新道の距離には含まれていない。
- 本バイパス本線 (永平寺町松岡吉野堺・福井北I.C.南交差点)
- E8 北陸自動車道 福井北IC(永平寺町松岡吉野堺)
峠
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ 2006年2月13日、吉田郡永平寺町・吉田郡上志比村・吉田郡松岡町が合併して、新吉田郡永平寺町発足。
- ^ a b c d e f g 2021年3月31日現在
- ^ 供用開始日は9月9日だったが、当日は雨量規制で通行止めとなったため開通は2日間延期された。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道416号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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