国道145号(こくどう145ごう)は、群馬県吾妻郡長野原町から沼田市に至る一般国道である。
概要
起点の群馬県吾妻郡長野原町羽根尾から中之条町を経由しながら東進し、吾妻郡中之条町伊勢町までは、吾妻川やJR東日本吾妻線とほぼ並行しながら道路は走る。
吾妻郡中之条町伊勢町からは両者から離れ、吾妻郡高山村や権現峠を経由したのち、終点である、沼田市下川田町の国道17号交点に至る路線であり、全線群馬県内のみを走る。
なお本国道は、吾妻郡長野原町・大津交差点で現道(バイパス)と旧道の2ルートに分岐する[1]。吾妻郡長野原町・大津交差点から吾妻郡東吾妻町松谷までを結ぶ旧道は、八ッ場ダムの完成により一部区間がダム湖(八ッ場あがつま湖)に水没し分断されることになるため、付替道路としてバイパスが建設され、2011年(平成23年)12月にバイパスが全線開通した[2][3]。これにより2014年(平成26年)11月からは、吾妻郡長野原町を通過する旧道の一部区間が供用廃止・通行止めとなり、以降ダム完成までの間は工事車両用の道路として使用された[4][5][6]。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[7][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
通称
- 日本ロマンチック街道(全区間)※旧道区間を含む
- 長野街道(起点 - 中之条町伊勢町・伊勢町下交差点)※旧道区間を含む
バイパス
重複区間
道路施設
トンネル
- 久森トンネル(長野原町林)
- 茂四郎トンネル(長野原町川原畑 - 東吾妻町松谷)
- 雁ヶ沢トンネル(東吾妻町松谷)
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
主な峠
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ かつてこの交差点には信号機や交差点名が記された案内標識が設置されていたが、2015年(平成27年)10月現在は撤去されている。写真より↑→方向の通行が可能であり、国道145号の左(南)側を並行に走るのが吾妻川、右(北)側を並行に走るのがJR東日本吾妻線の旧線である。
- ^ 1954年4月1日に利根郡沼田町ほか4村が合併して沼田市発足。
- ^ 12月 - 翌4月2日の期間は、歩行者も含め通行止めとなった。
- ^ 実際は群馬県道36号渋川下新田線沿いにある。国道145号現道と県道36号の交差地点である「中山交差点」から県道沿いに250 mほど南進、次に右折し細道を入ったところにある。
- ^ 実際は東吾妻町道5284号沿いにある。国道145号現道と町道5284号の交差地点である「雁ヶ沢交差点」から町道沿いに250 mほど南進したところにある。
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道145号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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