4月1日(しがつついたち)は、グレゴリオ暦で年始から91日目(閏年では92日目)にあたり、年末まであと274日ある。
日本や一部の国では4月1日は会計年度・学校年度の初日でなお且つ、学年の終わりに当たる。ある。この日は政府機関、企業などで多くの制度の変更、新設、発足が行われ、異動や新入学などが起こることが多い。
できごと
誕生日
人物
人物以外(動物など)
忌日
人物以外(動物など)
記念日・年中行事
- エイプリルフール( 世界)
- 綿抜(わたぬき)、更衣(衣替え)( 日本)
- かつては、冬の間に防寒として着物に詰めた綿を旧暦4月1日に抜いていた。ここから、 「四月一日(四月朔日)」と書いて「わたぬき」と読む姓も存在する。
- トレーニングの日( 日本)
- スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが1994年に制定。年度始めからトレーニングを始めようという日。
- ストラップの日( 日本)
- ストラップの販売・制作会社ストラップヤ(現・Hamee)が2009年に制定。1991年4月1日に日本初のストラップ用の穴が開けられた携帯電話「mova TZ-804」が発売されたことに由来。
- 東スポの日( 日本)
- 日本のスポーツ新聞・東京スポーツ(略称・東スポ)の発行元である東京スポーツ新聞社が2022年に制定。エープリルフールを選んだ理由は、「(東スポは)日付以外はすべて誤報」という“ネタ”ではなく、1960年4月1日に東京スポーツの第1号(創刊号)が発行されたことに由来[5][31]。
- 新社会人おめでとう
- サントリースピリッツが毎年この日に『新社会人おめでとう』というコラムを各新聞社の広告欄に掲載する。執筆者は伊集院静。
- その年の会計年度・学校年度(年度)が始まる日( 日本)
- この日生まれの人は学齢期の法制度における「早生まれ」となる。早生まれとなる最後の日であり、当該年の年度であると同時に早生まれでもある唯一の日である。4月1日が早生まれになる根拠については下記を参照。
4月1日生まれと「早生まれ」
日本においては、学校教育法第17条の規定により、学齢期が満6歳に達した日の翌日以後における最初の「学年の初め」から始まる[32][33]。ここでいう「学年の初め」とは4月1日である[33][34]。
また、年齢計算ニ関スル法律や民法第143条の規定により、年齢計算は誕生日前日の午後12時(=24時)に加齢することになっている[注 2][33]。
6年前の4月1日に生まれた子どもは法律上、6歳の誕生日前日の3月31日午後12時をもって6歳となる。したがって、満6歳に達した日(3月31日)の翌日(4月1日)以後の「学年の初め」は、その年の4月1日ということになり、前年生まれの者と同じ学年に組み入れられる早生まれには、4月1日生まれの者も含まれることになる[33]。
つまり「1学年」は4月2日生まれから翌年4月1日生まれの者で構成されることになる(詳しくは、学齢#早生まれ、年齢計算ニ関スル法律#本法の適用、満年齢を参照のこと)[33]。
同様に日本の義務教育は法律上、年度初日時点で6歳以上15歳未満(6歳から14歳まで)となっており、6年前の4月1日に生まれた人から15年前の4月2日に生まれた人までとなる。
このため、この日に生まれた人は必ず学年の中では最年少になる。
有名なのは、1968年(昭和43年)4月1日生まれで元プロ野球選手の桑田真澄であり、PL学園高等学校在学時代に同学年で1967年(昭和42年)8月18日生まれの清原和博とのKKコンビが話題になった(桑田清原世代、KKドラフト事件を参照)。
脚注
注釈
- ^ 開局時は「テレビ岡山」の愛称を使用していた。
- ^ この規定により、うるう日(2月29日)に生まれた人はうるう年ではない年でも「前日」となる2月28日に生存していれば、加齢することが可能となっている。
出典
関連項目
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