東北電力株式会社(とうほくでんりょく、英: Tohoku Electric Power Company,Incorporated[3])は、宮城県仙台市に本店を置く電力会社。東北地方、新潟県、関東地方などで電力小売事業や発電事業等を行う。販売電力量で国内第4位[4]。略称は「東北電」。
概要
小売電気事業者の中で販売電力量が東京電力エナジーパートナー、関西電力、中部電力ミライズに次いで大きい。また、東京都より北に本社を置く企業の中では最大の企業である。そのため、本社のある東北地方の企業が加盟する東北経済連合会ではリーダーシップを執っている。同社の影響力によりつくられる「東北7県」という枠組みについては、「東北地方#定義域と名称」を参照。
電気事業連合会加盟の他社がCIを次々と導入するなか、現時点では従来のロゴタイプ(アルファベットの「T」と「D」("T"ohoku "D"enryoku)を丸型に合わせたもの)・社名の字体を今も唯一使用している(ただし社用車の社名の字体は変更)。東北電力の「電」の字は「雨冠」の4本の点が2本の縦棒となっている。
コーポレートスローガンは「より、そう、ちから。」(2015年10月制定)。
沿革
東日本大震災以降
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)4月26日:原町火力発電所1号機が営業運転を再開。これにより東北電力では被災した全ての火力発電所が復旧。
- 2015年(平成27年)10月1日:東京ガスとの折半出資によって関東圏で電力販売を手掛ける新会社であるシナジアパワーを設立。(のち2022年12月に自己破産)
- 2016年(平成28年)4月1日:首都圏における一般家庭向けの電力販売に参入。
- 2019年(令和元年)8月8日:太陽光発電設備や蓄電池を持つ宮城県の各合同庁舎間での電力融通など、デジタル技術を使った再生可能エネルギー活用で同県と協定締結[7]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)4月:スマート社会実現事業の中核的な役割を担う「東北電力フロンティア株式会社」を設立
- 2022年(令和4年)11月:燃料費高騰と円安を理由として翌年4月より電気料金の約33%値上げを経済産業省に申請するも[9]、「大幅な値上げを申請していることを本当に自覚しているのか、疑われるレベル」などと[10]、経済産業省より原価算定や他社と比較して過大な原発PR費等の見直しを求められ[11]、2023年4月に値上げ幅を7.7p下げた25.2%で申請を再提出した[12]。
- 2024年(令和6年)4月:上記の値上げにより、2,261億円の過去最高益を記録した[13][14]。
経営陣
歴代社長
歴代会長
代 |
氏名 |
就任 |
出身校 |
備考
|
1 |
白洲次郎 |
1951年5月 |
ケンブリッジ大学 |
元貿易庁長官
|
2 |
平井寛一郎 |
1969年11月 |
京都帝国大学工学部 |
元関西電力副社長
|
3 |
若林彊 |
1983年6月 |
北海道帝国大学工学部 |
|
4 |
玉川敏雄 |
1987年6月 |
早稲田大学専門部商科 |
|
5 |
明間輝行 |
1993年6月 |
東北大学法学部 |
|
6 |
八島俊章 |
2001年6月 |
東北大学工学部 |
|
7 |
幕田圭一 |
2005年6月 |
福島大学経済学部 |
|
8 |
高橋宏明 |
2010年6月 |
東北大学法学部 |
|
9 |
海輪誠 |
2015年6月 |
東北大学法学部 |
|
10 |
増子次郎 |
2021年4月 |
北海道大学大学院工学研究科[27] |
岩手県出身[27]
|
事業所
本店
宮城県仙台市青葉区本町一丁目7番1号[注 1]
支店
- 青森支店
青森県青森市港町二丁目12-19
- 岩手支店
岩手県盛岡市紺屋町1-25
- 秋田支店
秋田県秋田市山王五丁目15-6
- 宮城支店
宮城県仙台市青葉区中央四丁目6-1(SS30内)
- 山形支店
山形県山形市本町二丁目1-9
- 福島支店
福島県福島市栄町7-21
- 新潟支店
新潟県新潟市中央区上大川前通五番町84
支社
発電施設
合計 222箇所、総出力 1651万kW(2023年3月31日時点)[注 2][30]
水力発電所
203箇所、245万kW
火力発電所
9箇所、1117万kW(関連会社経営の発電所除く)
発電所名 |
使用燃料 |
総出力 |
号機 |
出力 |
運転開始 |
所在地 |
備考
|
八戸火力発電所 |
LNG |
41.6万kW |
5号機 |
41.6万kW |
2014年8月6日 |
青森県八戸市 |
5号機はCC方式。1 - 4号機は廃止。
|
能代火力発電所 |
石炭 木質バイオマス |
180万kW |
1号機 2号機 3号機 |
60万kW 60万kW 60万kW |
1993年5月 1994年12月 2020年3月 |
秋田県能代市 |
|
秋田火力発電所 |
重油、原油 |
60万kW |
4号機 |
60万kW |
1980年7月 |
秋田県秋田市 |
1 - 3、5号機は廃止。4号機は2024年7月廃止予定。
|
仙台火力発電所 |
LNG |
46.8万kW |
4号機 |
46.8万kW |
2010年7月29日 |
宮城県宮城郡七ヶ浜町 |
4号機はCC方式。1 - 3号機は廃止。
|
新仙台火力発電所 |
LNG |
104.6万kW |
3号系列 |
104.6万kW |
2016年7月1日 |
宮城県仙台市宮城野区 |
3号系列はCC方式。1、2号機は廃止。
|
原町火力発電所 |
石炭 木質バイオマス |
200万kW |
1号機 2号機 |
100万kW 100万kW |
1997年7月 1998年7月 |
福島県南相馬市 |
|
新潟火力発電所 |
LNG |
10.9万kW |
5号系列(2基) |
10.9万kW |
2011年7月30日 |
新潟県新潟市東区 |
5号系列はCC方式。 1 - 4、6号機は廃止。
|
東新潟火力発電所 |
重油、原油、LNG |
411万kW |
1号機 2号機 |
60万kW 60万kW |
1977年4月 1983年6月 |
新潟県北蒲原郡聖籠町 |
港1 - 3号機系列は廃止。
|
LNG |
3号系列(2基) 4号系列(2基) |
121万kW 170万kW |
1985年10月 2006年12月20日 |
3・4号系列はCC方式。
|
上越火力発電所 |
LNG |
57.2kW |
1号機 |
57.2万kW |
2022年12月1日 |
新潟県上越市 |
1号機(CC方式)。
|
関連会社運営
発電所名 |
使用燃料 |
総出力 |
号機 |
出力 |
運転開始 |
所在地 |
運営会社 |
備考
|
酒田共同火力発電所 |
石炭、木質バイオマス |
70万kW |
1号機 2号機 |
35万kW 35万kW |
1977年10月 1978年10月 |
山形県酒田市 |
酒田共同火力発電 |
全発電量を東北電力へ供給。
|
新地発電所[注 3] |
石炭、木質バイオマス |
200万kW |
1号機 2号機 |
100万kW 100万kW |
1994年7月 1995年7月 |
福島県相馬郡新地町 |
相馬共同火力発電 |
|
勿来発電所[注 4] |
石炭、重油、 炭化燃料、 木質バイオマス |
170万kW |
7号機 8号機 9号機 |
25万kW 60万kW 60万kW |
1970年10月 1983年9月 1983年12月 |
福島県いわき市 |
常磐共同火力 |
1 - 6号機は廃止。
|
石炭 |
10号機 |
25万kW |
2013年4月1日 |
10号機はIGCC方式。
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内燃力発電所
4箇所、82150kW
発電所名 |
使用燃料 |
総出力 |
所在地 |
備考
|
飛島火力発電所 |
重油 |
750kW |
山形県酒田市飛島 |
内燃力発電方式。
|
粟島火力発電所 |
重油 |
900kW |
新潟県岩船郡粟島浦村 |
内燃力発電方式。
|
両津火力発電所 |
重油 |
53,000kW |
新潟県佐渡市 |
内燃力発電方式。60Hzでの供給。
|
相川火力発電所 |
重油 |
27,500kW |
新潟県佐渡市 |
内燃力発電方式。60Hzでの供給。
|
原子力発電所
2箇所、222.6万kW
発電所名 |
原子炉型式 |
総出力 |
号機 |
出力 |
運転開始 |
所在地 |
備考
|
女川原子力発電所 |
沸騰水型軽水炉 |
165万kW |
2号機 3号機 |
82.5万kW 82.5万kW |
1995年7月28日 2002年1月30日 |
宮城県石巻市、女川町 |
東北地方太平洋沖地震により2号機、3号機停止中。1号機は廃炉。
|
東通原子力発電所 |
沸騰水型軽水炉 |
110万kW |
1号機 |
110万kW |
2005年12月8日 |
青森県東通村 |
2号機計画中。東北地方太平洋沖地震により全号機停止中。
|
地熱発電所
4箇所、14万kW
太陽光発電所
9箇所、0.91万kW
主な太陽光発電所(0.1万kW以上の発電所)
発電所名 |
総出力 |
運転開始 |
所在地 |
備考
|
八戸太陽光発電所 |
0.15万kW |
2011年12月20日 |
青森県八戸市 |
八戸火力発電所構内。
|
仙台太陽光発電所 |
0.2万kW |
2012年5月25日 |
宮城県宮城郡七ヶ浜町 |
仙台火力発電所構内。
|
原町太陽光発電所 |
0.1万kW |
2015年1月15日 |
福島県南相馬市 |
原町火力発電所構内。
|
久慈太陽光発電所 |
0.1万kW |
2013年9月 |
岩手県久慈市 |
|
白石太陽光発電所 |
0.1万kW |
2013年11月 |
宮城県白石市 |
|
風力発電所
1箇所、1.4万kW
発電所名 |
総出力 |
運転開始 |
所在地 |
備考
|
新能代風力発電所 |
1.4万kW |
2021年12月10日 |
秋田県能代市 |
|
このほか直営でなく、出資という形で風力発電事業に参画している[31]。
過去および建設中止された発電施設
火力発電所
発電所名 |
使用燃料 |
総出力 |
廃止時期 |
所在地 |
備考
|
佐渡火力発電所 |
重油 |
8,150kW |
2012年 |
新潟県佐渡市 |
内燃力発電方式。60Hzでの供給。
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原子力発電所
電源調達入札制度について
4箇所、31万9300kW
関連会社
太字は連結子会社、斜体文は持分法適用会社。
発電・販売
- 東北電力エナジートレーディング株式会社 - 電力と燃料のトレーディング業務の受託(東京都千代田区)
- 東北電力フロンティア株式会社 - 電気と様々なサービスを組み合わせた商品・サービスの販売(宮城県仙台市)
- 東北電力ソーラーeチャージ株式会社 - 太陽光発電設備と蓄電池を活用したエネルギーサービスの提供(宮城県仙台市)
- 東北自然エネルギー株式会社 - 再生可能エネルギー発電による電気の供給、地熱蒸気の供給(宮城県仙台市)
- 株式会社ユアソーラー富谷 - 太陽光発電による電気の供給(宮城県富谷市)
- 株式会社ユアソーラー保原 - 太陽光発電による電気の供給(福島県伊達市)
- 株式会社ユアソーラー蔵王 - 太陽光発電による電気の供給(宮城県蔵王町)
- 鳥海南バイオマスパワー株式会社 - バイオマス発電による電気の供給(宮城県仙台市)
- 八甲田風力発電株式会社 - 風力発電による電気の供給(宮城県仙台市)
- 合同会社白石越河風力 - 風力発電による電気の供給(宮城県仙台市)
- 酒田共同火力発電株式会社 - 火力発電による電気の供給(山形県酒田市)
- 株式会社アクアパワー東北 - 水力発電による電気の供給(宮城県仙台市)
- TDRI合同会社 - 再生可能エネルギー事業への投資(宮城県仙台市)
- 東北電力リニューアブルエナジー・サービス株式会社 - 再生可能エネルギー発電設備の運用・保守(宮城県仙台市)
- ウィンドファーム野辺地合同会社 - 風力発電による電気の供給(青森県青森市)
- 今別ウィンドファーム合同会社 - 風力発電による電気の供給(青森県青森市)
- 田子小国風力発電合同会社 - 風力発電による電気の供給(仙台市青葉区)
- 中頓別ウィンドファーム合同会社 - 風力発電による電気の供給(札幌市中央区)
- 常磐共同火力株式会社 - 火力発電による電気の供給(東京都千代田区)
- 荒川水力電気株式会社 - 水力発電による電気の供給(宮城県仙台市)
- 相馬共同火力発電株式会社 - 火力発電による電気の供給(福島県相馬市)
- 株式会社東急パワーサプライ - 電力小売事業(東京都世田谷区)
- 福島発電株式会社 - 太陽光発電による電気の供給(福島県福島市)
- グリーンパワーつがる株式会社 - 風力発電による電気の供給(青森県つがる市)
- 宮城大郷ソーラーパーク株式会社 - 太陽光発電による電気の供給(東京都港区)
- 合同会社JRE折爪岳南1 - 風力発電による電気の供給(東京都港区)
- 合同会社JRE八幡岳 - 風力発電による電気の供給(東京都港区)
- 合同会社JRE鶴岡八森山 - 風力発電による電気の供給(東京都港区)
- あぶくま南風力発電合同会社 - 風力発電による電気の供給(福島県いわき市)
送配電
建設
- 株式会社ユアテック - 設備の建設・維持・補修・管理(宮城県仙台市)
- 東北発電工業株式会社 - 設備の建設・維持・補修・管理(宮城県仙台市)
- 株式会社東北開発コンサルタント - 土木・建築の設計・調査業務の受託(宮城県仙台市)
- 東北緑化環境保全株式会社 - 発電所等の環境調査・測定分析、構内緑化維持管理業務の受託(宮城県仙台市)
- 株式会社東日本テクノサーベイ - 構造物の計測・診断・解析業務の受託(宮城県仙台市)
- 株式会社ユートス - 送電工事ならびに保守・維持管理(宮城県岩沼市)
- 株式会社ユアテックサービス - 電気設備・空調給排水設備の工事施工・保守点検(山形県山形市)
- 株式会社テクス福島 - 電気設備工事(福島県郡山市)
- 株式会社ユアテック宮城サービス - 電気設備工事(宮城県仙台市)
- Yurtec Vietnam Company Limited - 設備の建設・維持・補修・管理( ベトナム・ハノイ)
- 株式会社ユアテック配電テクノ - 配電設備工事(新潟県三条市)
- 株式会社ユアテック関東サービス - 電気設備、空調・衛生設備の保守・メンテナンス工事(埼玉県川口市)
- 空調企業株式会社 - 空気調和設備工事(宮城県仙台市)
- 東発水力エンジニアリング株式会社 - 発変電設備の調査、設計、点検、保守並びに工事の請負及び施工(福島県耶麻郡西会津町)
- Sigma Engineering JSC - 設備の建設・維持・補修・管理( ベトナム・ハノイ)
製造
- 北日本電線株式会社 - 電線類の製造(宮城県仙台市)
- 通研電気工業株式会社 - 電気通信機器・電子応用機器の製造・保守(宮城県仙台市)
- 北日本電線サービス株式会社 - 電線ケーブル用ドラムの製造および販売(宮城県角田市)
- 東北計器工業株式会社 - 電力量計の製造・修理・点検(宮城県大和町)
- 株式会社アクアクララ東北 - 清涼飲料水の製造・販売・宅配(宮城県仙台市)
- グリーンリサイクル株式会社 - 伐採木のリサイクル事業(宮城県富谷市)
- 能代吉野石膏株式会社 -(秋田県能代市)
- 東北電機製造株式会社 - 柱上変圧器・配電機器の製造(宮城県多賀城市)
情報処理・電気通信
- 株式会社トークネット - 専用線サービスの提供(宮城県仙台市)
- 株式会社トインクス - 情報システム・情報ネットワークのコンサルティング・開発・運用、情報機器・ソフトウェアの販売・保守・賃貸借(宮城県仙台市)
ガス
不動産
その他
- 東北ポートサービス株式会社 - 燃料の荷受、貯蔵管理業務の受託(宮城県仙台市)
- 東北エネルギーサービス株式会社 - エネルギー効率向上等に関するコンサルティング、設計、施工、販売(宮城県仙台市)
- 株式会社エルタス東北 - 宿舎・宿泊施設の建設・修繕・賃貸・管理運営(宮城県仙台市)
- TDGビジネスサポート株式会社 - 資金の貸付、経理業務等の受託(宮城県仙台市)
- 東北エアサービス株式会社 - ヘリコプターによる送電線巡視・点検業務の受託、資機材の物資輸送(宮城県岩沼市)
- Tohoku Power Investment Company B.V. - 海外電力プロジェクトへの投資( オランダ・アムステルダム)
- 東北電力フレンドリーパートナーズ株式会社 - 特例子会社、オフィスサポート業務の受託(宮城県仙台市)
- 株式会社ニューリース - 自動車、事務用機器、工事用機器・工具などのリース、賃貸借、売買ならびに点検、保守管理(宮城県仙台市)
- 株式会社Eライフ・パートナーズ - 省エネ電化機器、省エネ住宅に関する提案(宮城県仙台市)
- 株式会社トークス - 交通誘導業務、施設警備業務(宮城県仙台市)
- 東北電力トランスコスモスマネジメントパートナー株式会社 - 総務、人事労務、経理、資材調達等事務業務の受託(宮城県仙台市)
- Kyushu Tohoku Enrichment Investing Sas - ウラン濃縮事業への投資およびそれらに付帯する業務( フランス・パリ)
- Merit Power Holdings B.V. - 海外電力プロジェクトへの投資( オランダ・アムステルダム)
- 有限会社新潟西港共同防災 - (新潟県新潟市)
広告活動
CMイメージキャラクター
スポンサー番組
東北電力が提供する番組は、かつての営業区域の「東北地方6県と新潟県」(以下便宜上「東北7県」する)でブロックネット放送されており、他の多くのブロックネット番組が東北地方6県のみで放送されているのと対照をなす(→参照)。
なお、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴い、2012年2月時点、以下の番組での東北電力の番組提供は全て見合わせとなっていた(番組によっては休止したものがある)。該当する番組における通常のCMの放送は行われず、CM枠はACジャパンへの差し替え、または節電のお願いを伝える社告形式のCM等に変更されていた。
2011年3月時点で提供扱いとなっていた番組
- 東北7県ブロックネット
-
- 全国放送の東北7県分
-
- ラジオ
-
- 海の気象ニュース(青森放送制作・月 - 金曜、東京電力と共同出稿)番組は現在も放送中だが、スポンサーから降板。
過去に放送されていた番組
- ミヤギテレビ制作
- 東日本放送制作
- 仙台放送制作
- ラジオ
企業CMに使用された楽曲
不祥事
- シナジアパワー破産
2015年10月1日、東京ガスとの折半出資によって大口需要者を対象とする電力販売を行う新会社であるシナジアパワーを東京都台東区に設立。北関東を軸に営業を展開し、翌16年4月1日には電力供給を開始した。しかし、2022年12月5日、燃料費の高騰と新電力経営の見通しの甘さから東京地方裁判所に自己破産を申請、約182億円もの負債を抱えることとなった[35]。
- 不正閲覧
2023年2月28日、東北電力は、2016年4月から2023年1月までの間、委託先2社を含め合わせて214人が、八戸営業所と岩手三陸営業所を含む23の事業所で、東北電力ネットワークが管理する顧客情報を合計36,980件も不正閲覧していたと公表した[36][37]。同年4月17日に電力・ガス取引監視等委員会は東北電力に業務改善勧告を行った[38]。
脚注
注釈
- ^ 現在、本店は「エナジースクエア」(東北電力本店ビル)に入居している。旧本店は「電力ビル」に所在したが、現在は子会社・関連会社が入居している。同ビルの主な施設として、グリーンプラザと電力ホールがあり、グリーンプラザはイベント会場や市民の待ち合わせ場所・休憩場所などとして利用されている。電力ホールは仙台市内の主なホールのひとつであり、コンサートや芸術のイベントに利用されている。「電力ビル前」からは市内・都市間高速の多くのバス路線が発着している。なお、電力ビル、および、エナジースクエアは、いずれも連結子会社である東日本興業の所有ビルである。
- ^ 総出力には長期計画停止中、定期点検中の号機を含む。廃止された号機、建設中の号機は含まない。
- ^ 東北電力、東京電力双方に送電を行っている。
- ^ 東北電力、東京電力双方に送電を行っている。
- ^ 事業者名はいずれも契約当時。
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
東北電力に関連するメディアがあります。
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