新11号館(2009年竣工)
早稲田大学商学部 (わせだだいがくしょうがくぶ、英 : School of Commerce)は、早稲田大学 が設置する商学部 。1920年2月に設置された。また、早稲田大学大学院商学研究科 (わせだだいがくだいがくいんしょうがくけんきゅうか、英 : Graduate School of Commerce)は、早稲田大学が設置する商学 を研究する大学院 商学研究科 。
概要
商学部、商学研究科、経営管理研究科 (ビジネススクール)、ファイナンス研究科 、商学学術院総合研究所を併せて商学学術院 を構成する。
早稲田大学商学部は「学識ある実業家」を育成するために、「経営」「会計」「マーケティング」「ファイナンス」「保険・リスクマネジメント」「ビジネスエコノミクス」のトラック制を採用している。
大学1年では、ビジネスの基盤である経済の全体像を学ぶ「基礎経済学」、ビジネスの言語である会計データを理解するための「基礎会計学」、論理的思考力を養うための「基礎数学」、ビジネスを法律的な観点から学習する「ビジネス法入門」、分析力・解析力を強化するための「統計リテラシーα・β」を必修としている。
大学3年では、学生は自分の希望するトラックを選択し、専門教育科目演習(ゼミ)で、さらに専門的知識を身につけていく。
外国語科目は、英語 、ドイツ語 、フランス語 、スペイン語 、中国語 、朝鮮語 の6つの言語から2つ選択履修できる。
教員免許については、教職に必要な科目を履修することで、高等学校 教諭一種免許状(地理歴史 ,公民 ,商業 )、中学校 教諭一種免許状(社会 )の資格取得が可能である。
商科校舎(1904年頃)
旧11号館
沿革
現在のトラック
経営トラック
会計トラック
マーケティング
ファイナンストラック
保険・リスクマネジメントトラック
ビジネスエコノミクストラック
11号館
商学部の学部棟は1938年に商学部出身者の寄附により建てられた「旧11号館」を起源とする。その後、70年以上の時を経て、2009年に「新11号館」が完成した。地上14階・地下1階の建物には最新の設備があり、大教室、閲覧室、図書室、会議室、ラウンジ、吹き抜けのアトリウム、PCルーム、などがある。現在、早稲田大学国際教養学部 と共用で使用している。
学部長
刊行物
商学部は日頃の研究活動の成果を発表する為に以下の冊子(紀要 )を発行している[1] 。
「Waseda Business and Economic Studies」
「商学研究科紀要」(The Bulletin of the Graduate School of Commerce)
「商経論集」 (The Journal of Business and Economics)
「早稲田商学」(The Waseda Commercial Review)
「産業経営」(Waseda Business Review)
「早稲田ビジネススクールレビュー」(Waseda Business School Review)
「早稲田国際経営研究」(Waseda Bulletin of International Management)
関連組織
出身者
※1949年から1972年まで設置されていた第一、第二商学部の出身者も記載してある。
政治
国政
地方
行政
経済
研究
文学
漫画
芸能
マスコミ
アナウンサー
スポーツ
その他
脚注
注釈
^ 当然の事ながら、第二商学部の管轄事務所は現在も11号館商学部事務所であり学士も(第一)商学部と同じく「商学士」である。
出典
^ “出版物 ”. 早稲田大学 大学院商学研究科 . 2022年8月9日 閲覧。
関連項目
外部リンク