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この項目では、福島県の旧自治体について説明しています。横浜市の地名については「小高町 (横浜市)」をご覧ください。 |
小高町(おだかまち)は、福島県相馬郡に存在した町である。2006年(平成18年)に原町市および相馬郡鹿島町と合併し南相馬市となった。旧小高町は地域自治区の「小高区」となった。1954年(昭和29年)以前の町域は、現在の小高区北東部にあたり、南相馬市の広報等では「(小高区)中部地区」と表記されることがある。
地理
太平洋に面した町で、阿武隈高地を町の西端とし、小高川が町を横切り太平洋に注ぐ。小高川の中流部に小高城址があり、周辺に町役場や駅、2つの実業高校などが集中する。
気象は東日本型の海洋性気候で寒暖の差は比較的少なく、最高気温27.9度、最低気温-3.1度、年平均12.3度と温暖な気候に恵まれている。年間降水量は1,320mm。
相馬郡の南端にあり、原町市など相馬氏に縁のある町と交流が深い。
- 山:八丈石山、懸の森(町最高峰)…(ともに阿武隈高地)
- 河川:小高川、宮田川…(ともに2級河川)
歴史
戦国時代まで相馬氏の本拠地だった小高城(別名 : 浮舟城)があった。明治以降は絹織物の生産地として栄えた。
教育
高等学校
中学校
小学校
- 小高町立小高小学校
- 小高町立金房小学校
- 小高町立鳩原小学校
- 小高町立福浦小学校
交通
空港
仙台空港が比較的利用しやすい。福島県内では福島空港もある。
鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 町の中心駅:小高駅
- 東日本大震災発生以前は一部の特急「スーパーひたち」が停車していたが、常磐線全線再開時に特急の停車駅から外れた。
道路
主な出身者
その他
- 相馬野馬追 - 野馬懸、火の祭
- 大悲山の石仏 - 「薬師堂石仏(附:阿弥陀堂石仏)」「観音堂石仏」の名称で国の史跡に指定。
- 小高城址(相馬小高神社)
- 小高村上海水浴場
- ラーメン…小高町のラーメンは全国的にはあまり知られていないが、昼を中心に大勢のラーメンファンが訪れている。
- 双葉食堂
- 山川食堂
- 亀井食堂
- まんてん食堂
- 丸幸食堂
脚注
- ^ 同年3月27日、総理府告示第219号「町村の廃置分合」
- ^ 2005年(平成17年)8月8日、総務省告示第852号「市町の廃置分合」
関連項目
外部リンク
- 小高町(2005/12/01アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project