岡山放送株式会社(おかやまほうそう、Okayama Broadcasting Co., Ltd.)は、岡山県と香川県を放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行う特定地上基幹放送事業者である。フジ・メディア・ホールディングス及び日本カバヤ・オハヨーホールディングスの持分法適用関連会社。
略称はOHKで、これはコールサイン「JOOH-DTV」(岡山 27ch)の一部「OH」と、かつての英称であった“Okayama Hoso K.K”の頭文字が由来とされる。1984年(昭和59年)3月までの愛称は「テレビ岡山」であった。ホームページ等では、OHK岡山放送と記載されている。
フジテレビ系列(FNN・FNS)に属している。リモコンキーIDはキー局のフジテレビ・準キー局の関西テレビ(カンテレ)等と同じ「8」。
ステーションキャッチコピーは「OH!ing」(オーイング)(2017年(平成29年)3月から使用)。
岡山放送では、以下の5冊を発行している(2021年2月)時点。
当時、開局45周年を迎えていたOHKは2014年(平成26年)12月、岡山市北区下石井に開業した都市型ショッピングセンター「イオンモール岡山」の5階・6階に新たなスタジオとオフィス「ミルン」を設置し、報道・制作部門を岡山市北区学南町の本社から移転した[28][29]。商業施設に番組制作機能を全面的に移転するのは全国初の試みであり[28][30]、12月1日より先行してローカルニュースをミルンから放送し、イオンモール岡山のグランドオープン日である12月5日より本格的に運用を開始した。なお、登記上の本店と演奏所(マスター)は学南町の本社に総務・営業・技術部門共々そのまま残っており、本社のテレビスタジオは予備スタジオとして引き続き使用されていた。
ミルン(旧名称:ミルンセンター)は5階にオープンスタジオ「OHKまちなかスタジオ ミルン」、6階に報道・制作オフィスとオープンスタジオのスタジオサブが入居する。スタジオやオフィスにはガラス面が設けられ、一般の買い物客もスタジオでの生放送や番組制作の様子などを見られる構造となっている[31][注釈 12]。
今回の移設に際して、OHKとイオンモールは、西日本の旗艦店舗となるイオンモール岡山を単なるサテライトスタジオとしてだけでなく地域情報の発信拠点として位置付けるために、協働事業展開に関する基本協定を結び[32]、「視聴者と直接触れ合う機会を増やして、番組作りに生かしたい」として、同店の1階、5階にオープンスタジオを設置、情報・報道番組を中心に活用することになった(主に1階は後述のインターネットテレビ用に、5階は通常のテレビ番組用に使用)[33]。また、イオンモールとOHKの協働によるインターネットテレビサービス「haremachi TV」(ハレマチ・テレビ)[注釈 13] をYouTubeに展開し、イオンモールのイベント・商品情報や、OHKの番組案内などを提供している。これは館内にあるモニターでも視聴することができる。なお、昼や夕方のニュースのOHK制作部分や『ミルンへカモン! なんしょん?』などのミルンスタジオから放送している番組や金バク!などのOHK制作番組もhareachi TVで放映している(OHKのテレビ番組だけはYouTubeのharemachi TVチャンネルでは放送しない)。
移転当日の12月5日はイオンモール岡山オープンに伴い、同日の9:50 - 11:20、14:00 - 16:50には『OHK開局45周年記念特別番組 岡山に新しいマチ誕生! 全部見せますイオンモール岡山』を放送。ゲストに浅越ゴエ(第1部)、しずる(第1部・第2部、リポーター兼任)、misono(第2部)、山﨑夕貴(岡山県出身でフジテレビのアナウンサー、第2部)を迎えた。また、翌日(12月6日)からはミルンの名称を用いたローカル情報番組『ミルンへカモン! なんしょん?』が放送開始となった。
2020年(令和2年)9月頃から2021年(令和3年)6月の間は、新型コロナウイルス感染対策(いわゆる3密対策)として、報道・制作オフィス内にある円形会議室にニュース用の簡易ブース(ミルン円形スタジオ)の設置、ローカルワイド番組の一部コーナーをイオンモール岡山1階のharemachi Studioからの放送に変更するなどの対応が実施された。
2021年(令和3年)7月には本社を北区学南町からミルン(=イオンモール岡山)と同じ北区下石井に移転し、徒歩圏内となる新本社・ミルンの2拠点体制において業務効率化を図っている[16]。
因みに、新本社の目の前にはテレビ東京系列のテレビせとうち(TSC)の本社が入居するビルがあり、最寄りのバス停の名前も「山陽新聞社前・TSC前」[注釈 14]となっている。
岡山放送フジ系列・テレ朝系列クロスネット末期(1979年3月)プライムタイム番組表。[36]
無印=同時ネット、★印=時差ネット
シオノギミュージックフェア'79
1979年4月の瀬戸内準広域圏確立後は中継局を増やしたりしているが、デジタル放送に完全移行した現在でも難視聴が100%解消されているわけではない。これは他の4局(特にTSC)でも同じことが言える。その反面兵庫県や広島県、徳島県の一部の地域でも受信可能地域が存在する。
ch番号の頭にVが付いているものは、垂直偏波。
岡山県
香川県
2011年7月24日放送終了時点
比較的受信エリアは広く、福山市など広島県東部や愛媛県東予、兵庫県南西部、鳥取県、高知県のごく一部、さらには系列局のない徳島県北部でも受信できていた。
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[37][38][39][40]
以下のケーブルテレビではテレビが区域外再放送されている。
報道記者兼務のアナウンサーは報道技術局報道部、それ以外のアナウンサーはコンテンツ局[注釈 39] アナウンス室の所属である。
ほか
BSフジ 8(2K) / BSフジ 4K
1NNN/NNSとの提携関係あり。2NNN/NNSとのクロスネット局であるが、NNN・FNNのみの加盟と記述してある資料あり。3NNN・ANNとのクロスネット局であるが、ANNには報道部門のみの参加。4加盟局が運営・出資する衛星放送(CSチャンネル)。5現在のJ SPORTS。フジテレビは2009年9月まで出資。62009年4月30日で閉局。7太字はFNN・FNS双方に加盟。細字はFNSのみに加盟。8旧フジテレビは2008年10月に現フジテレビに放送免許を譲渡(会社分割方式)。9母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。
民放テレビ局の網掛の凡例■…NNN・NNS系列局、■…ANN系列局、■…JNN系列局・Gガイドホスト局(通常は兼務)、■…TXN系列局、■…FNN・FNS系列局備考1. ^ NNN・NNS系列のJRT四国放送はJNN系列局が存在しない地域のGガイドホスト局(デジタルGガイドのみ。かつてのアナログGガイドはJNN系列のMBS毎日放送が対応していた。)
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