北房中継局(ほくぼうちゅうけいきょく)は、岡山県真庭市北房地区の飯ノ山にあるテレビジョン放送とFMラジオ放送の重要中継局及び小規模中継局である。
地上デジタル放送におけるこの中継局の電波法に定める放送区域(1mV/m)は岡山県真庭市の一部、約1,500世帯である[1]。具体的には真庭市のうち北房地区中心部及び、高梁市との市境から北房JCTへ至るまでの国道313号沿い、北房地区中心部から北房ダムにかけての県道58号沿いのいずれも概ね平地部にあたる。
この中継局のデジタル化は、基幹局や先行サテライト各局のデジタル化が一段落した2009年(平成21年)に行われた。なお、予備免許交付は児島中継局と、本放送開始は和気中継局、蒜山中継局、児島中継局と同時である。
2008年(平成20年)12月24日に総務省より予備免許交付[2]、年明けの2009年1月中旬より試験放送を開始し、同年1月30日[3]に本放送を開始した。アナログ放送が置かれていない放送局のうち、瀬戸内海放送はデジタル新局として開局したが、一方のテレビせとうちはデジタル放送でも置局の予定はない。ただし、TSCは真庭ひかりネットワークで再送信されているため、こちらに加入している世帯では視聴可能である。
中継局は北房地区中心部の東にある標高316mの飯ノ山に存在する。
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アナログ放送
FMラジオ放送