スペースシャワーTV (スペースシャワーティーヴィ、SPACE SHOWER TV )は、株式会社スペースシャワーネットワーク が運営している音楽 専門チャンネル 。
チャンネル概要
沿革
1989年 1月 - 株式会社スペースシャワー設立。
1992年 6月 - CS BAAN によるCSアナログ放送開始(1992年10月有料放送開始)。
1993年 12月 - 番組制作部門を独立。株式会社セップ(SeP)設立。
1996年 10月 - パーフェクTV!(現・スカパー!プレミアムサービス)で放送開始。
1997年 3月 - 累積損失一掃のため、株式会社スペースシャワーを清算 。運営は新たに設立された株式会社スペースシャワーネットワークに承継。
2002年 4月 - ミュージックビデオ専門チャンネル「Video Music Ch.」(「100%ヒッツ!スペースシャワーTV プラス 」の前身)開局。
2004年 9月 - 株式会社セップを株式会社スペースシャワーティーヴィ・プロデューシングへ社名変更。ビデオクリップ(PV)等の映像制作事業は新たに設立された株式会社セップに事業承継。
2005年 4月 - 株式会社スペースシャワーティーヴィ・プロデューシングを株式会社スペースシャワーTVに社名変更。
2008年 3月末 - 株式会社スペースシャワーTV会社解散、事業はスペースシャワーネットワークに承継
2009年 10月 - スカパー!HD、ひかりTV 、eo光テレビ でハイビジョン放送を開始。(チャンネル名は「スペースシャワーTV HD 」)
2010年 1月末 - スカパー!e2(現・スカパー!)にて、16:9(1.78:1)の画角情報を付加し、フルサイズのSD放送を開始。
2016年 7月1日 - チャンネル名称を「音楽・ライブ! スペースシャワーTV」に変更。
2016年12月1日 - スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者がスカパー・ブロードキャスティング からスカパー・エンターテイメントに変更。
2018年 9月26日 - スカパー!での放送を、標準画質からハイビジョン画質に変更。
2020年 10月 - 日曜日(月曜未明)の終夜放送を開始[ 4] 。また、一部番組での字幕放送での歌詞表示も開始。(エムオン と同じタイプ)
2021年 6月1日 - スペシャオンデマンド開始[ 5] 。
2022年 3月21日 - 休止明け5時の放送から曲名・アーティスト名などの表示が丸ゴシック風に変更、またチャートプログラムのSロゴ横の表示の共通化。
ミュージックビデオプログラム
一回の放送時間が30分以上の中から表示。全てのプログラムは公式サイト(下のリンクから入る)を参照
(アーティスト名) MUSIC VIDEO SPECIAL
人気の邦・洋楽アーティストをミュージックビデオとともに特集するプログラム。30分~3時間の設定がある。
歌える☆HIT SONGS
ヒット曲を歌詞入りでオンエアするプログラム。
DEEP MUSIC ZONE(DMZ)
深夜帯ならではのエッジの効いた選曲による、洋楽/邦楽、メジャー/インディーやジャンルといった壁を取り払い、スペースシャワーTVによるオススメの音楽だけを集めたプログラム。Black File、DAX、他月一番組の放送がある日は休止される。
THE PLAYLIST(スペシャのプレイリスト)
各種サブスクリプション サービスセレクトのミュージックビデオをオンエアーする。
スペシャ独自のセレクトの放送もある。(2021年4月以降はサブスクリプションセレクトは放送されてない。)
DMZ同様、Black File、DAX、月一番組の放送がある日は休止される。
最新最強!ベストヒットプレイリスト
邦楽洋楽/年代/ジャンル問わず、テーマに沿った最新・最強のヒット曲を楽しめる番組。
コリアン・バズソング・ロック・ポップ・ダンスのジャンル分けで放送している。
特番などで休止される場合もある。
NOW HITS!(旧 BIG HITS!)
スペースシャワーTVがオススメする旬の邦洋ミュージックビデオをオールジャンルでお届け
チャートプログラム
*以下の番組について、「歌詞表示あり」と表記されていても、番組内の一部楽曲は歌詞表示がないことがある。*
基本的にランキングで時間が余る場合は収まるまで下位まで放送される。
SPACE SHOWER COUNTDOWN
スペースシャワーオリジナルチャートによるカウントダウンプログラム。
洋楽、邦楽を問わずスペースシャワーのリクエスト、ミュージックビデオのオンエアを総合してミュージックビデオ単位で集計する。ミュージックビデオの存在しない楽曲はカウントしないが、販売前のミュージックビデオはカウントする。又、アイドル、声優、韓流などのジャンルは含むことがあるが、ランクが下のほうである。アルバムはリードトラックのPVが制作されていない場合は先行シングルのビデオがカウントされる。(ベストアルバム は先行シングルもカウントされない場合もある。)ライブDVDはレコード会社側が放送局に提供しているビデオがカウントされる。ゆず 、BUMP OF CHICKEN などスペースシャワーゆかりのアーティストが1位を獲得する事が多く、逆にavex 系アーティストは一部例外(東京スカパラダイスオーケストラ など)はあるが、チャートアクションが低い傾向にある。三原勇希 が発表する21〜50位は、発表するのみでフルサイズはSPACE SHOWER COUNTDOWNとして放送しない。上位20曲(時間が余っている際は21位以下から放送することも)は「SPACE SHOWER COUNTDOWN 20」にてフルサイズで放送される(一部例外あり)。歌詞表示あり(SPACE SHOWER COUNTDOWN 20のみ)。
SPACE SHOWER COUNTDOWN 最新チャート
SPACE SHOWER COUNTDOWN 20 最新チャート
SUPER HITS PERFECT RANKING 50
邦楽、洋楽のCDシングル・アルバム売り上げとカラオケ、ネット配信ランキングを元にしたオリジナルチャート番組。2012年5月までは『SUPER HITS RANKING 50』の番組名で放送していた。TOP50を放送するが、2017年3月までは時間が余っているため51位 - 55位も放送していた。年間ランキングはTOP100に拡大される。歌詞表示あり。
2021年4月からは5時間に拡大されたため60位台後半から放送されることもある。
2022年10月で放送終了、10月からは「最新邦楽ウィークリーランキング50」に改題した上で放送したため、実質この番組の内容をリニューアルした形での引き継ぎとなる。
Billboard Japan COUNTDOWN
2014年7月に放送開始。
『SUPER HITS PERFECT RANKING 50』と同じくCOMING SOONが放送されている。しかし、すでにTOP10にランクインしているのに、COMING SOONで放送することがある。
K-POPと洋楽も含んでいる。TOP10を放送するが、時間が余っているため11位 - 14位も放送する場合もある。歌詞表示なし。
最新チャート
カラオケ RANKING
カラオケ RANKING(4時間)
第一興商 の最新人気J-POPカラオケランキング。
TOP20を放送するが、時間が余っているため21位 - 23位も放送する場合もある。歌詞表示あり。
4時間はTOP50を放送。歌詞表示あり。
最新チャート
KOREAN HITS RANKING
HMV店舗及びHMV ONLINEの売り上げを元にしたオリジナルランキングのミュージックビデオを紹介。
最新チャート
歌える☆歌詞検索ランキング
今、皆から共感されている最新の歌詞検索人気曲を発表している。
歌詞検索サービス歌ネット のランキングを基に、歌詞の良さが際立つ名曲を集めた最新歌詞ランキングをオンエア[ 6] 。歌詞表示あり。
最新チャート *こちらでは、MV のある曲だけが対象となる。
歌ネットWEEKLY ACCESS RANKING TOP200 *こちらでは、全ての曲が対象となっている。
YouTube Weekly RANKING
名称通り、YoutubeでのMV再生回数のランキング。カウントの期間は番組内で表示される。
なお、番組のフォーマットは特別なものは用意されず汎用の特集の物が使用されている。
最新チャート
ナツカシ☆ランキング
懐かしい名曲を振り返り! ピックアップした年のCDセールスや、配信ランキング 、スペースシャワーTVでのオンエア回数をもとにしたスペシャのオリジナルチャートをオンエア。
パワーセレクト番組
it!
スペースシャワーTVがおすすめするPVを一日複数回放送。ひと月のうち、半月に放送するパワープレイ楽曲。itに選ばれて以後にPOWER PUSH!に選ばれる時もある。その例に当てはまるアーティストはcutman-booche、Fear,and Loathing in LasVegas、PAELLAS、King Gnu、Tempalayなど。
JET
新着のPVを、各放送局でのPVオンエア解禁に先駆けて独占的に、およそ1週間通して随時放送する。「最新!最速!スペースシャワーTV独占ビデオ」のキャッチフレーズで、最新曲を放送している。
WAVES
スペースシャワーTVがおすすめする人気アーティストの注目の最新ミュージックビデオを一定期間大量オンエアする。
VJプログラムと出演者
現在
記入されている番組は該当日・他はマンスリープログラム・#は未加入者でもネットを介して一部無料 で視聴できる・放送が無い週・月もある。
過去
特集として復活(新録)することがある。
その他の番組
上記に該当しない番組
スペースシャワーTV開局 30周年を記念し、数々の名物番組をお届けするアンコール番組。初回放送とあるが同内容なのでリピート放送の分類になる。
M COUNTDOWN BEST LIVE SELECTION
韓国で2004年に放送が開始され、現在は世界13カ国以上で視聴されているアジアNo.1 K-POPチャートショー「M COUNTDOWN」。
スペースシャワーTVでは毎月1回60分のダイジェスト版を放送(全編はM-net で同時生放送をしている)
○○特集・スペシャル
季節や時候に合わせた曲・特定のテーマに沿った曲・番組由来のセレクト曲など、5時間(または1時間で分割)一挙で放送される。
大人の青春ベストヒッツ・KOREAN HITSが同じ形態で放送されているがレギュラー番組なのでここには含まれない。
年末年始・ゴールデンウイーク・お盆など連休時に一挙放送される。100時間の場合一気に100時間放送されるわけでなく、数日に分けて集中放送される(EPGでは、「(特集名)①」のようになっている)。10時間特集までは1日で放送される
OTONARI! by TikTok&SPACE SHOWER TV
『OTONARI!』はTikTokとSPACE SHOWER TVによる音楽プログラム。
MUSIC VIDEO SELECTION (ケーブルテレビ局ではSPACE SHOWER TV MUSIC VIDEO SELECTION と表記される。)
スカパー!のプロモーションチャンネルである「スカパー!プロモ100 」、「スカパー!プロモ599 」や各地方のケーブルテレビ 局に配給している番組で、スペースシャワーTVがおすすめする楽曲のミュージック・ビデオ(主に邦楽)を紹介するという内容である。なお「スカパー!プロモ100」、「スカパープロモ!599」は既に放送が終了したが、以降も一部ケーブルテレビでは放送が継続されており、2020年10月現在ではひまわりネットワーク [ 10] 、キャッチネットワーク [ 11] 、キャットチャンネル(スターキャット )[ 12] などで放送されている。
ロゴマーク
現行のロゴマークは2代目。初代はサックス や稲妻、シャワーが降り注ぐ様などを表した複雑な図案だったが、2代目はS をあしらったシンプルなものになった。1999年 9月ぐらいまでは、すべてロゴの形は変形しても白地だったが、同年10月よりカラー(通常の色、青色)になる。2004年 10月までは、右上にロゴが表示されていたが、現在は左上に表示されている。
なお、2011年4月にVMCからチャンネル名変更した「100%ヒッツ!スペースシャワーTV プラス 」は、スペースシャワーTVと同型のSをあしらったものだが右上に「+」が入り、スペースシャワーTVの青色に対して赤色が使用されている。
ロゴマークは特定の日や期間に変化する事があり、該当する日や期間は以下の通り。なお、切り替わる時間は日本時間午前0時。ただしMVA生中継のロゴマークは放送時間内のみの使用となる。
祝日 - マークが白地に赤
満月の夜 - マークが黄色になる
MVA生中継 - Sマークに王冠を被る
2月3日 - Sマークに角が生える(節分 に因む)
2月14日・3月14日 - ハート型になる(バレンタインデー ・ホワイトデー に因む)
3月3日 - 桃の花の形になる(桃の節句 に因む)
4月1日 - Sマークが反転する(エイプリルフール に因む)
4月22日 - 地球の形になる(アースデイ に因む)
ゴールデンウィーク - マークが金色になる(ここ最近は、金色にせず、祝日と同じ白地に赤のマークを使用)
6月9日 - ギターのピックの形になる(ロックの日に因む)
7月7日 - 黄色い星の形になる(七夕 に因む)
海の日 - 泡とヤシの木が追加される
8月8日 - ひげが追加される(ひげの日に因む)
8月15日 - ナスの牛になる(お盆に因む)
体育の日 - 紅白帽子をかぶる
10月31日 - カボチャ型になる(ハロウィン に因む)
12月1日 - レッドリボンが付く(世界エイズデー に因む、またスペースシャワーTVの開局記念日でもある)
2009年の12月1日は、20周年ロゴだった。
12月(25日まで) - Sマークの周りにリースが付く、色は白(かつては、Sマークがクリスマスツリー、サンタクロースの帽子を被る形があった)
冬至 - ゆずの形になる
正月 - Sマークが赤くなり、下にお飾り2つ付く(かつては、Sマークが鏡餅の形になった、のちにバックの色がオレンジで、鏡餅をバックにしたSマークとなる)
FIFAワールドカップ 開催時で、日本代表戦の時 - サッカーボール柄
過去に、2001年夏に放送した、桑田佳祐 の特別番組のときのみ、正月と同じ赤だった(お飾りなし)
同じく過去に2019年のVIPがスピッツ の時の特別番組のときのみ、Sのロゴがカタカナの「ス」になった
その他
大阪のラジオ局であるFM802 とは資本関係はないものの、スペースシャワーネットワーク の中井猛元会長とFM802の栗花落光(つゆり ひかる)社長とは、同じ同志社大学 出身であり中井が渡辺プロダクション (関西支社)、栗花落がラジオ大阪 時代からの盟友関係([ 13] [ 14] )にあることもあって緊密な関係を築いている。
かつては、渋谷WAVE にサテライトスタジオ があり、生中継および番組収録が行われていた。
香港STAR (元スターTV)が運営する音楽専門チャンネル・Channel [V](1994年、MTV ASIAからチャンネル名変更)の番組(「Music Update Tokyo」)をスペースシャワーTVが制作していた[ 17] 。
1998年に開局したアニメ専門チャンネル・アニマックス のブランディングには、この番組に関わっていた映像作家の越智敏郎 、およびスペースシャワーTVとChannel [V]のスタッフが携わっている。
1990年代中頃にはテレビ神奈川 制作の音楽番組「LIVE Y」や「GiRL POP TV」が放送されていたことがある。
かつては、大阪有線(現USEN )のUSEN440 にて、音声のみの放送を行っていた。
アナログ放送の頃は音楽専門チャンネルであるために全て高音質のBモードステレオで放送されていたが、一時期独立音声チャンネルを用いてセガサターン 向けゲームデータ配信を行っていたため、時間帯によっては音質の劣化するAモードステレオで放送されていた。
音楽専門チャンネルとして、唯一公式ホームページに、番組別のBBSがあったが、現在は閉鎖された。小倉優子 の特定の曲を執拗にリクエストする書き込みが続いていたが、これが閉鎖の理由につながるかは不明。
1993年頃まではウォーターマーク は常時表示されず、曲名表示の時だけ表示されていた。
日曜深夜から月曜の朝にかけて放送を休止している(原則として月曜未明3時-6時だが、不定期で他の曜日にもメンテナンスによる休止日あり)が、日曜付け深夜の最後の番組は月曜未明2時から3時2分、月曜付け早朝の最初の5時58分から7時とテレビ画面には表示されており、それぞれのオープニング、クロージングの2分間の分もその時間の番組に入れている。その際のジャンクション映像はいずれも天使の舞うイメージ映像で、オープニングはウィリアム・テル より序曲をBGMに「おはようございます スペシャも 始まりますよ ピース」の文字がスペシャのロゴに被って教示。クロージングはモーツァルトのレクイエム より第3曲・怒りの日をBGMに宇宙空間でスペシャのロゴと「今週の放送は これでオシマイ おやすみなさい」の文字と公式サイトのアドレスが出て終了となる。
CSアナログ放送時代のコールサインはJO41-CS-TVである。
スペースシャワーTV限定でオンエアされるPVはSマークの横に「ONLY SSTV EDITION」と記載される。以下はその対象となるPVの例である。
PVディレクターとスペースシャワーTVとのコラボレーションで制作されたPV
エイベックス 所属アーティストのフルサイズのPV(PVがCD付属のDVDに収録されるアーティストのPVは、テレビ番組で使用される際に意図的にショートサイズにカットされてオンエアされるため)
ライブ映像(スペースシャワーTV協賛で開催されたライブに限る)
2008年4月より半年間に渡りSPACE SHOWER MUSIC UPDATEの木曜日に限りグレートハント と言うアニメ番組が放送される。このアニメは富山在住の兄弟クリエイターユニットThe BERICH (ビリッチ)が制作した。チャットモンチー がキャラクターとしてゲスト出演している。
2020年12月10日をもってスペシャアプリのサービスが終了した。
ハイビジョンチャンネル放送開始後の変化
2009年 10月1日 からハイビジョンチャンネルを開始して、以下のような変化があった。
番組がほぼハイビジョン制作となり、標準画質のチャンネルから視聴した場合、16:9型レターボックス 方式で放送されてしまう。(一部番組・CMは除く)
「S」マークのウォーターマークがハイビジョン番組の際、標準画質放送の位置から左へ少しずれて表示される。
現在、確認できているのはこの2つとなるが、今後変更していく場合もある。
ナレーション
脚注
関連項目
外部リンク
地上波 フルネット局 26局地上波 クロスネット局 2局 BSデジタル CSチャンネル 4 過去のCSチャンネル 旧加盟局7 国内支局 関連新聞・スポーツ新聞・夕刊新聞社9 関連項目
脚注
1 NNN /NNS との提携関係あり。2 NNN/NNSとのクロスネット局であるが、NNN・FNNのみの加盟と記述してある資料あり。3 NNN・ANN とのクロスネット局であるが、ANNには報道部門のみの参加。4 加盟局が運営・出資する衛星放送 (CSチャンネル)。5 現在のJ SPORTS 。フジテレビは2009年9月まで出資。6 2009年 4月30日 で閉局。7 太字はFNN・FNS双方に加盟。細字はFNSのみに加盟。8 旧フジテレビは2008年 10月に現フジテレビに放送免許を譲渡(会社分割方式)。9 母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。