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国道26号(こくどう26ごう)は、大阪府大阪市北区から堺市、岸和田市を経由し、和歌山県和歌山市に至る一般国道である。
概要
府県庁所在地である大阪市と和歌山市とを結ぶ一般国道の路線で、大阪市北区の梅田新道交差点から大阪湾の沿岸に沿うように南下して、大阪・和歌山の府県境にまたがる和泉山脈の平井峠(和歌山岬トンネル)を越えて和歌山県庁前の県庁前交差点に至る。主な通過地は、大阪府大阪市西成区・住之江区、堺市堺区・西区、高石市、和泉市、泉大津市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、泉南郡岬町である。
起点から大阪市浪速区(大国交差点)までは国道25号と国道165号との重複区間である。なお、この区間にある御堂筋は南向きの一方通行(一部を除く車両が対象)となっている。なお、2012年(平成24年)4月以降は御堂筋の区間だけが指定区間から外れている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
歴史
国道26号は、大坂と和歌山とを結ぶ紀州街道および孝子越街道のそれぞれ一部区間を継承する路線である。
年表
旧道
路線状況
バイパス
- 第二阪和国道(だいにはんわこくどう)は、大阪府堺市堺区翁橋町から和歌山県和歌山市元寺町に至る延長53.4 kmの都市計画道路。うち、大阪府阪南市自然田から終点にかけての20.6 kmは地域高規格道路に指定されている。道路建設にあたって池上・曽根遺跡の発掘調査が行われた。堺市内で旧道と新道の往来があり、フェニックス通りを通過する。
- 各府県別に事業化されているほか、和歌山県内は2つの事業区間に区分されている。1988年(昭和63年)に一部区間が事業化されたことにより整備が開始され、2003年(平成15年)以降に順次供用され、2017年(平成29年)4月1日に全線開通した[4]。
重複区間
- 国道25号・国道165号(大阪府大阪市北区・梅田新道交差点(起点) - 大阪市浪速区・大国交差点)
- 国道310号(大阪府堺市堺区・大浜北町交差点 - 堺市堺区・安井町交差点)
- 国道24号(和歌山県和歌山市・元寺町五丁目交差点 - 和歌山市・県庁前交差点(終点))
道路施設
橋梁
- 大和川大橋(大和川、大阪市住之江区 - 堺市堺区)
- 紀の国大橋(紀の川、和歌山市)
道の駅
道路情報ラジオ
地理
通過する自治体
交差する道路
和歌山北バイパス(一般部)
ギャラリー
イレブンスリー暴走対策
イレブンスリー暴走とは毎年11月2日未明から翌日11月3日にかけて大阪府岸和田市付近の国道26号で行われる暴走族のイベントであるが、近隣の住民らからの苦情やナンバー隠蔽による逮捕が絶えず、また年々参加人数・見物客が増加していたため、2016年以降暴走族の集団暴走を阻止のために西之内町南交差点から中井町交差点までの間の約2 kmの全面通行止めが11月2日午後10時から11月3日午前5時まで実施されている[7][8]。
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ 2012年3月31日までは大阪市北区梅田一丁目3番 - 和歌山市小松原通一丁目2番(全線)
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道26号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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