大阪市淀川区、山陽新幹線の高架下、北方貨物線の上を通る
大阪府道・兵庫県道41号大阪伊丹線(おおさかふどう・ひょうごけんどう41ごう おおさかいたみせん)は、大阪府大阪市西成区から兵庫県伊丹市を結ぶ府県道(主要地方道)である。
概要
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f9/Edit-find-replace.svg/38px-Edit-find-replace.svg.png) | この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2018年3月) |
大阪府内では「なにわ筋」「十三筋」、兵庫県内では一部「園田橋線」「山手幹線」「近松線」「田能通り」と呼ばれる区間もある。
大阪市内については主になにわ筋、十三筋の項を参照されたい。2000年代まで中開交差点以南は細い路地や南向き一方通行の区間もあり、特に起点は西成区の住宅地の路地にあったので、うっかり自動車で迷い込むと通過に苦労を要していたが、その後拡幅整備が進み松虫通に接続している。
神崎川を越えると、兵庫県尼崎市に入る。その後、園田橋線と合流して北上すると、次は山手幹線の一部になり西に向かう。この山手幹線の次屋・下坂部北の両交差点間には、イオン(旧カルフール)尼崎店、コストコ尼崎店のほか、衣料品店、家電量販店、ホームセンターなどロードサイド店舗の商業施設が集積している。
下坂部交差点以北の、近松線にあたる区間は住宅街であり、4車線の広々とした通りの割には交通量は少ない。一部には自転車専用レーンの設置がなされ、車道が2車線となった区間もある。この沿道の西方には、道の名の由来である近松公園・近松門左衛門墓がある。
園田支所前交差点以北は、旧有馬街道が舗装された区間のため、工場地帯の中の道幅が狭い道路であり、一部中央線がない区間もある。猪名寺交差点からは旧街道を外れて西に進むが(田能通り)、猪名寺駅北のJR宝塚線と交わる踏切は「開かずの踏切」で、日中はよく渋滞が発生している。
路線データ
歴史
- 大正時代の大阪府告示に、「大阪伊丹線:大阪市北區中ノ島一丁目 - 西成郡歌島村兵庫縣界」という記述が見られる。
- 1959年11月9日:兵庫県一般県道124号大阪伊丹線が認定。
- 同年12月1日:大阪府一般府道11号大阪伊丹線が認定。
- 1964年:建設省(現・国土交通省)が主要地方道に指定。
- 1966年2月1日:兵庫県が主要地方道40号大阪伊丹線を認定。
- 1984年:府道番号整理で府道番号を失う(大阪市道扱い?)。
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道大阪伊丹線が大阪伊丹線として主要地方道に再指定される[1]。
- 1994年(平成6年)4月1日:両府県で合わせて41号になる(元府道41号は62号、元県道41号は100号に変更)。
路線状況
重複区間
地理
通過する自治体
交差する道路
- 大阪市
- 尼崎市
- 伊丹市
脚注
関連項目