国道276号(こくどう276ごう)は、北海道檜山郡江差町から苫小牧市に至る一般国道である。
概要
北海道檜山郡江差町から日本海の海岸線沿いに走って岩内郡岩内町を経由し、岩内郡岩内町から内陸部を横断して苫小牧市に到達する全長約324 kmの一般国道の路線。日本海岸に沿う国道229号や内陸の倶知安峠越えの国道5号など、他の国道路線と重複する区間が長く、実延長区間として現れるのは、日本海側の岩内郡岩内町から虻田郡倶知安町・支笏湖を経て太平洋側の苫小牧市まで結ぶ区間である。特に檜山郡江差町 - 岩内郡岩内町間の路線の半分以上にあたる約161 kmの国道229号重複区間は、一般国道の最長重複区間として知られる[1]。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
別名
バイパス・改良事業など
- 岩内共和道路(共和町梨野舞納 - 共和町国富、延長7.6 km)
重複区間
- 国道229号(檜山郡江差町柳崎町(起点) - 岩内郡岩内町万代・壁坂交差点[注釈 6])
- 国道5号(岩内郡共和町国富・国富交差点 - 虻田郡倶知安町北4条東1丁目・北3西1、北4東1交差点)
- 国道230号(虻田郡喜茂別町相川・公園前交点 - 虻田郡喜茂別町尻別・尻別交点)
- 国道453号(伊達市大滝区三階滝町・三階滝町交点 - 苫小牧市丸山・丸山交点)
道路施設
トンネル
- 滝笛トンネル(1,545m)
- 美笛トンネル(335m)
- 支笏トンネル(995m)
道の駅
(国道229号との重複区間は省略)
所管
- 国道229号との重複区間は省略
- 小樽開発建設部
- 岩内道路事務所:岩内町万代(壁坂交点) - 共和町・倶知安町界
- 倶知安道路事務所:共和町・倶知安町界 - 喜茂別町広島橋喜茂別町側入口
- 室蘭開発建設部
- 有珠復旧事務所:喜茂別町広島橋喜茂別町側入口 - 千歳市美笛滝笛トンネル千歳市側坑口
- 札幌開発建設部
- 千歳道路事務所:千歳市美笛滝笛トンネル千歳市側坑口 - 苫小牧市丸山(丸山交点)
- 室蘭開発建設部
- 苫小牧道路事務所:苫小牧市丸山(丸山交点) - 苫小牧市新中野町3丁目(元中野町3終点)
地理
通過する自治体
交差する道路
檜山振興局
- 檜山郡江差町
- (国道229号との重複区間は省略)
後志総合振興局
- 岩内郡岩内町
- 岩内郡共和町
- (国道5号との重複区間は省略)
- 虻田郡倶知安町
- 国道5号 : 北4条東1丁目(北3西1・北4東1交点)
- 国道393号 : 北4条東9丁目(北3東10・北4東9交点)
- 虻田郡京極町
- 虻田郡喜茂別町
- (国道230号との重複区間は省略)
胆振総合振興局
- 伊達市
- 北海道道695号清原喜茂別線 : 大滝区清原
- 国道453号 : 大滝区三階滝町(三階滝町交点)
石狩振興局
- 千歳市
胆振総合振興局
- 苫小牧市
主な峠
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道276号に関連するカテゴリがあります。
|
---|
1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
---|
|
|
101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
---|
|
|
201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
---|
|
|
|
|
|
|
|