島牧村(しままきむら)は、北海道後志総合振興局管内の南部に位置する村。1956年(昭和31年)9月30日に東島牧村と西島牧村の合併により誕生した村である[1]。島牧郡に属する。
村名の由来
アイヌ語の地名「シマコマキ」に由来する。永田方正著『北海道蝦夷語地名解』によると、語源は「シュマコマキ」で「岩石の後背」の意であるという。
地理
大平山は自然環境保全地域に指定されている。
隣接している自治体
歴史
行政
- 島牧村役場
- 後志森林管理局 永豊森林事務所・元町森林事務所
- 独立行政法人水産総合研究センターさけますセンター 尻別事業所
経済
財政
- 財政力指数 0.11(基準財政収入額/基準財政需要額)
- 歳入総額 2,191 百万円
- 歳出総額 2,178 百万円
- 農・畜産業費 84 百万円
- 林業費 16 百万円
- 水産業費 110 百万円
産業
古くはニシン漁で栄え、現在はヒラメ・カレイ・ホッケなどの刺し網漁、サケ定置網漁、タコ、エビ漁等が盛んである。イカナゴ(地元名:コウナゴ又はコナゴ)は隣接する寿都町よりも漁獲量が多い、景観を生かした観光に力を入れている土地柄でもあり、村内には直売店や民宿を兼ねる漁家も多い。
農協・漁協
- 島牧漁業協同組合
- 島牧村農業協同組合(JA島牧村)経営不振を理由に2008年5月30日をもって解散
金融機関
郵便局
- 島牧郵便局(集配局)
- 本目郵便局
- 後志豊浜簡易郵便局
- 島牧元町簡易郵便局
- 原歌簡易郵便局
- 歌島簡易郵便局
宅配便
公共機関
警察
地域
人口
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島牧村と全国の年齢別人口分布(2005年)
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島牧村の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 島牧村 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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島牧村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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3,827人
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1975年(昭和50年)
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3,435人
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1980年(昭和55年)
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3,138人
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1985年(昭和60年)
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2,767人
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1990年(平成2年)
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2,502人
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1995年(平成7年)
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2,301人
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2000年(平成12年)
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2,224人
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2005年(平成17年)
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1,996人
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2010年(平成22年)
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1,781人
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2015年(平成27年)
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1,499人
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2020年(令和2年)
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1,356人
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総務省統計局 国勢調査より
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消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[3]。
医療
- 島牧村総合福祉医療センター内島牧診療所(内科・歯科)
福祉
- 島牧村総合福祉医療センター内在宅介護支援センター
- 島牧村総合福祉医療センター内デイサービスセンター
- 島牧村保育所
教育
交通
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道函館本線黒松内駅。
路線バス
隣の寿都町(寿都ターミナル)との間を結ぶ1路線のみ。ニセコバスが運行するが、日曜・祝日は運休するため、島牧村が無料の代替バスを運行する(2017年12月1日より)。村へ公共交通で入る方法はこの路線以外にない[4]。
- ニセコバス・島牧村
- 寿都ターミナル - 歌島 - 栄磯 - 島牧役場 - 賀老通り - 原歌 - 栄浜
道路
通信
NTT東日本が提供するフレッツ光やフレッツ・テレビなどのサービスを開始(2009年(平成21年)4月現在)但し設備の都合上NTT東日本によるひかり電話サービスは提供されていない。
固定電話
市外局番は0136だが、寿都MA地域のため、同じ0136である倶知安MA地域にかけるには市外局番からかける必要がある。
市内局番は以下の通りである。
- 富浦・歌島・本目・港・栄磯・豊浜は76、70
- 大平・永豊町・泊・豊平は75、79
- 江ノ島・千走・賀老・元町・原歌町・栄浜は74、78
携帯電話サービス状況
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
文化財
- 巌島神社「四季発句」掲額
- 厳島神社石灯籠
- 厳島神社狛犬
- 厳島神社恵比須像
- 厳島神社奉納太鼓 - 以上5件、村指定有形文化財、巌島神社
- 栄磯岩陰遺跡 - 村指定史跡
観光
温泉
出身有名人
脚注
関連項目
外部リンク
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