国道251号(こくどう251ごう)は、長崎県長崎市から諫早市に至る一般国道である。別名、島原街道ともよばれる道で、島原半島の西海岸沿い区間は「サンセットロード」ともよばれる。
概要
長崎市内で国道34号、雲仙市内、島原市内のごく短区間、雲仙市から終点まで国道57号と重複する。島原半島を一周する一般国道である。
重複区間を除き、長崎市の元・矢上大橋有料道路の一部区間および島原市のごく一部の区間が4車線であるほかは2車線の道路である。島原市の中心部は交通量が非常に多く頻繁に混雑する。[要出典]当該区間の混雑解消を目的に島原道路が建設中であるが、一部のみしか開通していない。
島原市から諫早市にかけては、国道57号との重複区間も含め、ほぼ全線で島原鉄道線と併走している。また、廃線となった同線の加津佐駅(南島原市)- 島原外港駅(現・島原港駅、島原市)間においてもほぼ併走したルートを通っていた。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1] に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
重複区間
- 国道34号・国道57号(長崎市江戸町・江戸町交差点(起点) - 長崎市田中町・切通交差点)
- 国道57号(雲仙市愛野町浜・愛野展望台前交差点 - 雲仙市小浜町北本町・雲仙西登山口交差点)
- 国道389号(南島原市口之津町丙 - 南島原市口之津町丙・須崎交差点)
- 国道57号(島原市秩父が浦町・雲仙東登山口交差点 - 島原市湊町・島原外港交差点)
- 国道389号(雲仙市国見町多比良乙 - 雲仙市国見町土黒甲・国見交差点)
- 国道57号(雲仙市愛野町乙・愛野交差点 - 諫早市小船越町・小船越トンネル交差点(終点))
- 国道207号(諫早市小船越町・小船越交差点 - 諫早市小船越町・小船越トンネル交差点(終点))
道路施設
橋梁
- 中之橋(中島川、長崎市、国道34号重複区間内)
- 矢上大橋(八郎川、長崎市)
- 有馬橋(有馬川、南島原市)
- 水無川橋(水無川、南島原市 - 島原市)
- 島原大橋(島原市)
- 扇田大橋(中尾川、島原市)
- 三会大橋(寺中川、島原市)
- 瑞穂橋(島原鉄道線・流川、雲仙市)
- 愛野大橋(有明川、雲仙市 - 諫早市、国道57号重複区間内)
トンネル
起点から
- 本河内トンネル(下り線):延長254 m、2004年(平成16年)竣工、長崎市(国道34号重複区間内)
- 本河内トンネル(上り線):延長329 m、1999年(平成11年)竣工、長崎市(国道34号重複区間内)
- 新日見トンネル(下り線):延長1,055 m、1994年(平成6年)竣工、長崎市(国道34号重複区間内)
- 新日見トンネル(上り線):延長1,032 m[6]、2021年(令和3年)竣工、長崎市(国道34号重複区間内)
- 飯森第一トンネル:延長70 m、1973年(昭和48年)竣工、諫早市
- 飯森第二トンネル:延長181 m、1973年(昭和48年)竣工、諫早市
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
沿線
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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