日見峠(ひみとうげ)は、長崎県長崎市にある峠である[1]。
概要
長崎街道経由で長崎市街地に入る要衝で「西の箱根」と呼ばれた[1]。江戸時代の峠は1996年(平成8年)に建設省の歴史国道として選定されている[1]。1882年(明治15年)に切り通しの開削による新道が完成[1][2]。さらに1926年(大正15年)4月、日見トンネルが開通[1][2]し、国道34号線の峠越えのトンネルとして、交通量も多かった。1999年に日見バイパスの新日見トンネルが完成した[1]。この新トンネルは従来の日見峠からやや離れており、新トンネルのある日見バイパスが国道34号線となり、従来の日見トンネルを経由する道は長崎県道116号長崎芒塚インター線となった。県道の日見トンネルは、2002年(平成14年)に国の登録有形文化財として登録された[3]。
出典
関連項目