国道380号(こくどう380ごう)は、愛媛県八幡浜市から上浮穴郡久万高原町に至る一般国道である。
概要
愛媛県内で完結する国道で、県西部の佐田岬の付け根に位置し、宇和海に面する八幡浜市の中心市街の国道197号と国道378号交点である江戸岡交差点を起点に、県域の中央部を東西に横断して、四国山地の山間部にある上浮穴郡久万高原町で国道33号(落合交差点)と結ばれる延長約65 kmの一般国道の路線で、主な通過地は、大洲市、喜多郡内子町内子、同町大瀬東である。路線の約3分の2に相当する起点・八幡浜市 - 喜多郡内子町大瀬東間は、他路線である国道197号・国道56号・国道379号と重用しており、内子町大瀬東 - 終点・久万高原町の真弓峠を越える実延長21 km区間が単独区間である[1][注釈 1]。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 2]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
喜多郡内子町と上浮穴郡久万高原町の境の真弓峠の小田側がつづら折りの難所で、幅員も狭いが、順次改良が進められている。久万高原町側はほとんど改良され、急カーブも少ない。[要出典]
バイパス
- 内子東バイパス
- 小田バイパス
- 寺村バイパス - 喜多郡内子町吉野川 - 日野川間4.9 km
- 2013年(平成25年)3月24日バイパス起点から水元橋までの喜多郡内子町吉野川 - 寺村間約0.5 kmが供用し、全通した[4]。
重複区間
- 国道378号(八幡浜市江戸岡1丁目・江戸岡交差点(起点) - 八幡浜市保内町宮内)
- 国道197号(八幡浜市江戸岡1丁目・江戸岡交差点(起点) - 大洲市中村)
- 国道56号(大洲市北只 - 喜多郡内子町内子)
- 国道379号(喜多郡内子町内子 - 喜多郡内子町大瀬東)
道路施設
橋梁
- 白尾橋(千丈川、八幡浜市、国道197号重複区間内)
- 坂田橋(滝の宮川、大洲市、国道197号重複区間内)
- 肱川橋(肱川、大洲市、国道56号重複区間内)
- 十夜ケ橋(都谷川、大洲市、国道56号重複区間内)
- 内子橋(中山川、喜多郡内子町、国道379号重複区間内)
トンネル
- 夜昼トンネル:延長2,141 m、1971年(昭和46年)竣工、八幡浜市 - 大洲市(国道197号重複区間内)
- 大洲西トンネル:延長1,088 m、1981年(昭和56年)竣工、大洲市(国道197号重複区間内)
- 大洲隧道:延長270 m、1968年(昭和43年)竣工、大洲市(国道56号重複区間内)
- 長岡山トンネル:延長392 m、1988年(昭和63年)竣工、喜多郡内子町(国道379号重複区間内)
- 和田トンネル:延長190 m、1986年(昭和61年)竣工、喜多郡内子町(国道379号重複区間内)
- 柳瀬トンネル:延長348 m、2009年(平成21年)竣工、喜多郡内子町(国道379号重複区間内)
- 梅津トンネル:延長87 m、2007年(平成19年)竣工、喜多郡内子町(国道379号重複区間内)
- 真弓トンネル:延長3710 m、1988年(昭和63年)竣工、喜多郡内子町 - 上浮穴郡久万高原町
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
峠
- 夜昼峠(八幡浜市 - 大洲市)
- 真弓峠(喜多郡内子町 - 上浮穴郡久万高原町)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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