国道314号(こくどう314ごう)は、広島県福山市から島根県雲南市に至る一般国道である。
概要
起点・広島県福山市の国道2号交点から北上して同県庄原市までの区間は国道182号との重複する重用区間となっている。実延長区間の始まりは、庄原市を走る国道182号の友末交差点(北緯34度53分12.4秒 東経133度16分29.9秒 / 北緯34.886778度 東経133.274972度 / 34.886778; 133.274972 (庄原市友末交差点))からの分岐で、ここからJR西日本芸備線・木次線と並走してさらに北上し、広島・島根県境を越えて島根県雲南市の中心市街地で国道54号に接続する。県境付近の島根県仁多郡奥出雲町には、「奥出雲おろちループ」(北緯35度5分40秒 東経133度7分40秒 / 北緯35.09444度 東経133.12778度 / 35.09444; 133.12778 (奥出雲おろちループ))とよばれる日本最大級のループ橋がある。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
通称
重複区間
- 国道182号(広島県福山市・明神町交差点(起点) - 庄原市・友末交差点)
道路施設
橋梁
- 島根県
- 半径100 mの第一ループと、半径200 mの第二ループで構成される高低差が105 mある日本最大級のループ橋。
道の駅
交通量
24時間交通量(台) 道路交通センサス
観測地点 |
平成22年(2010年)度
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庄原市東城町川西 |
4,211
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庄原市西城町油木 |
768
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(出典:「平成22年度道路交通センサス」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
地理
通過する自治体
交差する道路
並行する旧街道
- 備考
- 本国道の起点を岡山県笠岡市に、また終点を島根県出雲市に変更し、岡山県道34号笠岡井原線、岡山県道・広島県道9号芳井油木線、広島県道・岡山県道105号前原谷仙養線、島根県道26号出雲三刀屋線を本国道に編入させるべきだという声が出ており、岡山県ホームページの「マルチメディア目安箱」にもそのような内容の投書[9]が寄せられているものの、国道昇格の実現には至っていない。実現すれば、かつて陰陽連絡街道として東城を経て、出雲大社と笠岡を結んでいた東城往来が国道として復活することになる。
ギャラリー
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庄原市西城・東城町境の分水嶺と国道314号
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広島・島根県境付近の国道314号
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木次線「三井野原駅」付近の国道314号
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「奥出雲おろちループ」付近の国道314号
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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