国道101号(こくどう101ごう)は、青森県青森市から秋田県秋田市に至る一般国道である。
概要
青森県から秋田県にかけての日本海に面する西海岸を走る一般国道で、途中で国道7号と重複や並走をしている。同様に青森 - 秋田間のルートを結び、内陸側を通る国道7号に対し、本路線では日本海側を経由する。能代市以北はサンセット道路、日本海を臨む海岸道路として人気がある[1]。
道路に沿ってJR東日本五能線が並走し、沿道に黄金崎不老不死温泉や世界遺産に登録された青森・秋田県境にまたがる白神山地がある。白神山地が世界遺産に登録されて以後は、観光バスの増加で交通量が増えている[1]。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
国道指定当初は、青森市から秋田県能代市の国道7号交点までの国道であったが、1993年(平成5年)の国道の改正により、男鹿半島を経由し秋田市まで延伸された。男鹿半島内の区間は当初、男鹿市の五里合・脇本地区や昭和町大久保地区(現在の潟上市昭和大久保)などでは、幹線道路を外れて住宅街などの狭隘路を縫って行く、ルートが非常にわかりづらい国道であった[注釈 6][1]。現在は、それらの旧道区間をパスするバイパス道路が国道指定され、狭隘路区間は県道や市道に降格されている。
年表
旧道
路線状況
バイパス
- E64 津軽自動車道(青森県)
- 田野沢バイパス(青森県)
- 追良瀬バイパス(青森県)
- 竹生バイパス(秋田県)
重複区間
- 国道7号(青森県青森市・青い森公園前(起点) - 青森市浪岡大字大釈迦字沢田)
- 国道7号(秋田県能代市・芝童森交差点 - 山本郡三種町・大曲交差点)
- 国道7号・国道285号(秋田県秋田市・高速入口交差点 - 秋田市・臨海十字路交差点(終点))
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ 青森市に編入。
- ^ 2006年3月20日に3町が合併して山本郡三種町発足。
- ^ 2005年3月22日に3町が合併して潟上市発足。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ 国道きっての珍妙なルートは、道路愛好家から「迷宮国道」「迷宮区間」などと揶揄され、いわゆる酷道のひとつに数えられた
- ^ 当路線はJR東日本 五能線 中田駅付近で北津軽郡鶴田町を約300 m程度通過する。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道101号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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