国道444号(こくどう444ごう)は、長崎県大村市から佐賀県佐賀市に至る一般国道である。
概要
1999年(平成11年)3月、多良岳山地を貫通する平谷黒木トンネルが開通し、鹿島市と大村市が山越えルートで直結され全線が開通した。このトンネルが開通するまでは、多良岳山地を境に両市は分断されていた。一部区間にセンターラインがなく道幅がやや狭い区間が存在したが、道路整備やバイパスの開通に伴い、現在では全区間で快適に走行できる。
杵島郡白石町室島南交差点 - 有明干拓入口交差点間のルートについては、以前は室島南交差点から廻里津交差点を経由するルート(廻里津交差点まで国道207号と重複)だったが、現在はかつて広域農道に指定されていた区間を通るルートとなっている[1]。
国道444号のバイパスとして、有明海沿岸道路(佐賀福富道路および福富鹿島道路)の建設が計画されている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
- 長崎県道・佐賀県道2号大村鹿島線および福岡県道・佐賀県道13号大川鹿島線を国道444号として路線認定。
路線状況
別名・愛称
バイパス
重複区間
- 国道207号(佐賀県鹿島市大字納富分・しめご交差点 - 杵島郡白石町大字深浦・室島南交差点)
道路施設
橋梁
- 佐賀県
- 中川橋(中川、鹿島市、国道207号重複区間内)
- 武坂橋(鹿島川、鹿島市、国道207号重複区間内)
- 百貫橋(塩田川、鹿島市、国道207号重複区間内)
- 只江橋(只江川、杵島郡白石町)
- 新直江橋(直江川、杵島郡白石町)
- 住ノ江橋(六角川、杵島郡白石町 - 小城市) - 350 m(本橋249.7 m、陸橋100.3 m)。1955年(昭和30年)3月完成、1968年(昭和43年)3月まで13年間有料橋。基礎工事の際には干満差と軟弱地盤の対策で潜函工法を用いた[8]。
- 福所江橋(福所江川、小城市 - 佐賀市)
- 久保田橋(嘉瀬川、佐賀市) - 358.5 m、1970年(昭和45年)5月完成[9]。
- 本庄江橋(本庄江川、佐賀市)
- 今広江橋(八田江川、佐賀市)
トンネル
起点から
- 長崎県
- 佐賀県
- 中木庭トンネル:延長213 m、2007年(平成19年)竣工、鹿島市
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
ギャラリー
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
国道444号に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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