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橿原市(かしはらし)は、奈良県中部の市。総人口約120,000人と奈良市に次ぐ県下第二の都市でもある。
市名は九州地方宮崎県から渡ってきた神武天皇が磐余(いわれ)の地において磯城の首長の兄磯城(えしき)を破り、饒速日命も天津瑞を献じて仕えることとなり、神武天皇即位紀元辛酉の年の春正月の庚辰の朔日に畝傍山東南「橿原の宮」に即位し建国したという伝承に由来する。市章(シンボルマーク)の金鵄は、神武天皇の弓弭(ゆはず・弓の端)に止まって光り輝き、長髄彦の兵を追い払った鳶から意匠された[1]。
奈良盆地の南部に位置し、市域のほとんどは平坦地であるが、畝傍山・天香具山・耳成山の大和三山が優美な姿を見せる。
夏は暑く冬は寒い、また雨が少ない盆地特有の内陸性の気候である。
特記なき場合「橿原市市勢要覧 資料編 2009」による[4]。
1961年(昭和36年)建築の市役所本庁舎は老朽化や耐震性の問題があったため、現地での建て替えが検討されたが、地盤改良などの事業費増により2021年(令和3年)に白紙となった[7]。その後、かしはら万葉ホールへの庁舎移転の条例案が市議会に提出されたが、利便性の低下などの懸念が出て否決された[7]。
一方、老朽化した庁舎について、2023年(令和5年)6月の市議会で解体工事に関する議決が行われ、本館、西棟、西館の解体が決定した(2024年2月に解体工事に着手)[7]。これにより市長室は東棟、市議会議場はかしはら万葉ホール、その他の部署も北館やリサイクル館かしはらなどに一時移転した[7]。
橿原市では庁舎機能と民間施設との複合型施設の建設を検討している[7]。
奈良県平野部の概ね中心に位置し、また主要路線の近鉄大阪線・京都線が交差する交通の要衝でもあることから、奈良県市町村事務組合の他、県内の業界団体等においても橿原市に所在するものがある。また全国展開する企業等において奈良県を担当する支社・支店・営業所等を奈良市ではなく橿原市に置く企業も見られる。
県内でも御所市、宇陀市、高取町等と並び、伝統的に製薬業の多い「薬の街」としての一面を有する。
各支店にはJAバンクATMが設置されているほか、近鉄百貨店橿原店、イオンモール橿原アルル、オークワ橿原畝傍店にもそれぞれJAバンクATMが設置されている。
(※2014年6月現在)
その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、橿原・橿原白橿の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
※橿原市全域の郵便番号は「634-00xx」「634-08xx」(いずれも橿原郵便局の集配担当)となっている。
平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、0.68%増の125,573人であり、増減率は県内39市町村中6位。
奈良県統計
橿原市・桜井市・明日香村にある史跡を「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストに掲載している。橿原市にある史跡では、藤原京跡・本薬師寺・見瀬丸山古墳・大和三山などがリストに含まれている。
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その他
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