鹿児島市

かごしまし ウィキデータを編集
鹿児島市
鹿児島市旗 鹿児島市章
鹿児島市旗 鹿児島市章
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
市町村コード 46201-2
法人番号 1000020462012 ウィキデータを編集
面積 547.61km2
総人口 583,061[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 1,065人/km2
隣接自治体 薩摩川内市南さつま市南九州市姶良市垂水市日置市指宿市
市の木 クスノキ
1968年11月1日制定)
市の花 キョウチクトウ
(1968年11月1日制定)
鹿児島市役所
市長 下鶴隆央
所在地 892-8677
鹿児島県鹿児島市山下町11番1号
北緯31度35分49秒 東経130度33分26秒 / 北緯31.59681度 東経130.55714度 / 31.59681; 130.55714座標: 北緯31度35分49秒 東経130度33分26秒 / 北緯31.59681度 東経130.55714度 / 31.59681; 130.55714

地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

鹿児島市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
かごしま県民交流センター

鹿児島市(かごしまし)は、鹿児島県の中部に位置する。鹿児島県の県庁所在地であり、中核市に指定されている。

鹿児島湾西岸の市街地から桜島を望む景観イタリアナポリからヴェスヴィオ火山を望む風景に似ていることから、「東洋のナポリ」と称される[3]

概要

南九州地域の主要拠点都市の代表格にあたる都市で、政治経済文化交通の中心地でもある[4][5][6][7]。鹿児島県本土中西部に位置し、古くから島津家による薩摩藩、72万石の城下町として栄えてきた。幕末期には山口県長州藩とともに薩長同盟を組み、明治維新に大きく貢献するととも西郷隆盛大久保利通などの政府要人の生誕の地でもある。1889年4月1日日本で最初に市制施行した31市の一つで、現在は福岡市北九州市熊本市に次ぐ九州第4位の人口を擁する[8]

1996年に第一期の中核市(1996年度の自治省(現在の総務省)が定めた地方自治法政令によって)に指定された[9]2021年4月現在、中核市では船橋市千葉県)、川口市埼玉県)に次いで第3位であり、政令指定都市ではない県庁所在地では第1位である。又、国際会議観光都市にも指定されている。本市は、県人口の約三分の一(約35 %)が集中している首位都市でもあり、周辺の自治体鹿児島都市圏を構成する。中心市街地である天文館地区は南九州最大の繁華街である。アミュプラザ鹿児島九州新幹線開業以降、鹿児島中央駅周辺も商業地として発展している。

2011年九州新幹線博多駅 - 鹿児島中央駅)の全面開業により、福岡市山陽関西の各都市からのアクセスが向上し、更なる発展が期待される。一方で元々鹿児島市は地理的要因により地域ブロックの拠点として発展してきた側面もあり、福岡都市圏と短時間で結ばれるようになることで、ストロー効果などのマイナス面も懸念されている。

市勢

城山から望む市街地
鹿児島市中心部周辺の空中写真。
2010年1月22日撮影の120枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
  • 人口:594,258人(2021年10月現在)
    • 自然動態率-0.23% 社会動態率-0.13% 出生率1.4
  • 世帯:296,688世帯
  • 登録外国人数:3,193人
  • 面積:547.58km2
    • DID面積:74.59km2
    • 可住地面積:249.30km2
    • 本土側可住地面積:214.64km2
  • 人口密度:1085人/km2
    • DID面積内人口密度:6469人/km2
    • 可住地面積人口密度:2384人/km2

人口

鹿児島市と全国の年齢別人口分布(2005年) 鹿児島市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 鹿児島市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
鹿児島市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 444,165人
1975年(昭和50年) 496,802人
1980年(昭和55年) 547,756人
1985年(昭和60年) 574,672人
1990年(平成2年) 582,252人
1995年(平成7年) 594,430人
2000年(平成12年) 601,693人
2005年(平成17年) 604,367人
2010年(平成22年) 605,846人
2015年(平成27年) 599,814人
2020年(令和2年) 593,128人
総務省統計局 国勢調査より


地域区分

2007年に鹿児島市が定めた"かごしま都市マスタープラン"では以下のような区分により地域・地区を定義している[10]。面積は2011年1月1日現在、人口は2020年4月1日現在である[11]。所管支所は2020年(令和2年)の「鹿児島市役所支所設置条例」改正後のとおりである[12]

地域・地区 所管本庁・支所 人口(人) 面積(km2) 人口密度(人/km2) 市制町村制施行時 備考
中央地域 中央地区 市役所本庁 287,222 48.2 5,959 鹿児島市
上町地区 鹿児島市、吉野村(一部) 竜ヶ水地区は吉野町の一部
鴨池地区 中郡宇村 1934年、中郡宇村が鹿児島市に編入
城西地区 鹿児島市、伊敷村(一部)
  • 1911年、伊敷村下伊敷(草牟田)が鹿児島市に編入
  • 1920年、伊敷村永吉(原良)、伊敷村下伊敷(玉里)が鹿児島市に編入
武・田上地区 西武田村
  • 1911年、西武田村武(天保山)が鹿児島市に編入
  • 1934年、西武田村が鹿児島市に編入
谷山地域 谷山北部地区 谷山支所 161,140 106.8 1,509 谷山村
  • 1924年、町制施行、1958年に市制施行
  • 1967年、鹿児島市と新設合併し鹿児島市となる
谷山地区
伊敷地域 伊敷支所 50,055 57.1 877 伊敷村(一部) 1950年、伊敷村が鹿児島市に編入
吉野地域 吉野支所 50,015 33.2 1,506 吉野村 1934年、吉野村が鹿児島市に編入
桜島地域 東桜島地区 桜島支所 4,021 76.8 52 東桜島村 1950年、東桜島村が鹿児島市に編入
桜島地区 西桜島村
  • 1973年、町制施行・即日改称
  • 2004年、桜島町が鹿児島市に編入
吉田地域 吉田支所 10,095 54.8 184 吉田村
  • 1972年、町制施行
  • 2004年、吉田町が鹿児島市に編入
喜入地域 喜入支所 10,990 61.2 180 喜入村
  • 1956年、町制施行
  • 2004年、喜入町が鹿児島市に編入
松元地域 松元支所 16,938 51.1 331 上伊集院村
  • 1960年、町制施行・即日改称
  • 2004年、松元町が鹿児島市に編入
郡山地域 郡山支所 7,068 57.8 122 郡山村下伊集院村(一部)
  • 1956年、下伊集院村の一部と郡山村が合併し町制施行
  • 2004年、郡山町が鹿児島市に編入

町丁

鹿児島市には2023年(令和5年)現在、のみが設置されており、「○○町」又は「○○△丁目」と表記される。大字1911年明治44年)までは大字として西田、荒田、塩屋が設置されていたが、西田の大半が常盤町、荒田の大半は上荒田町、塩屋は塩屋町(後の甲突町)となり、それ以降は設置されていない。

周辺の町村を編入した際にも合併時に既存の大字の区域を町に置き換えており、2004年(平成16年)の鹿児島郡吉田町桜島町日置郡郡山町松元町揖宿郡喜入町の編入の際にも既に町として設置されていた牟礼岡一丁目から牟礼岡三丁目を除いた大字は編入時に大字の区域を廃止し、新規に町の区域が設定されている[13][14]。吉田・松元・郡山地区は旧大字名を町に読み替え、桜島・喜入地区は旧大字名を町に読み替えて旧自治体名を冠するが、一部例外もある。

2015年(平成27年)発刊の『鹿児島市史第5巻』によると2014年(平成26年)現在、鹿児島市で最も人口が多い町丁は3万2691人の吉野町であり、次いで1万人台が上福元町、6千人台が下福元町及び中山町(ちゅうざんちょう)、5千人台が鴨池新町川上町春山町となっている[15]

地理

各家庭に配布された「克灰袋」に入れられた火山灰は宅地内降灰指定置場に集積され、鹿児島市によって回収される。
爆発的噴火する桜島

九州の南端部近く、福岡市から南へ約280km熊本市から南へ約180kmの場所に位置し、鹿児島県内の薩摩半島の北東部および桜島全域を市域とする。鹿児島湾(錦江湾)を望み、桜島などに年間約900万人の観光客が訪れる観光都市でもある。

平野部の大部分が商業地域、住宅地域、工業地域に占められ耕作地域はほとんどない。市街地に近い傾斜地や山間部の多くも宅地開発され団地やニュータウンが数多い。しかし、都市の発展に道路開発が追いついておらず、朝夕はいずれの幹線も渋滞が激しい。市街地が南北に細長いこともあって、とくに谷山地区や吉野方面からの通勤渋滞がひどく、大きな課題となっている。

国道10号線の吉野 - 姶良間沿岸部での総雨量が200mm以上になると通行制限がされる(制限経緯:集中豪雨災害「平成5年8月豪雨」いわゆる「8.6豪雨(8.6水害)」を参照)。そのため、同じく平行して通るJR九州日豊本線も独自の規定雨量近くに達した場合、運転を見合わせる時がある。

市域中心部の対岸(直線距離約4km)に位置する桜島は、1980 - 90年代に比べればかなり沈静化しているが、2000年以降もなお活発な火山活動を続けており、市中心部にもしばしば降灰する。活火山を抱えながら、これだけの人口規模を有する都市は世界的にも稀である。

火山に近く泉源数が多いため、市内の入浴施設のほとんどが温泉である。詳細については「鹿児島市街地の温泉」を参照。

山岳

桜島活火山)、城山多賀山八重山花尾山上宮岳三重岳三方塚山雄岳

河川

甲突川稲荷川脇田川新川清滝川永田川神之川川田川思川

島嶼

  • 新島
    桜島の北東部約1.5kmにあり、2004年11月1日に鹿児島郡桜島町が鹿児島市へ編入されて以来、市内で唯一の有人離島であったが、2013年8月までに全住民が島外へ移住したことにより、新島の定住者は一時ゼロとなった[16](※住民基本台帳人口がゼロとなったのは2014年12月以降[17]である)。その後、2019年に移住者が出たことにより再び有人島となった[18]。島へのアクセスとして鹿児島市高免町の浦之前港からの行政連絡船があり、2019年現在でも運航されている[19]
    面積:0.13km2 周囲約2km 人口:0人 住所:鹿児島市新島町

緯度・経度

鹿児島市の東西南北それぞれの端は以下の位置となっている[20]

  北端
北緯31度45分09秒 東経130度32分12秒 / 北緯31.75250度 東経130.53667度 / 31.75250; 130.53667 (鹿児島市北端)
 
西端
北緯31度34分48秒 東経130度23分12秒 / 北緯31.58000度 東経130.38667度 / 31.58000; 130.38667 (鹿児島市西端)
市役所
北緯31度35分49秒 東経130度33分26秒 / 北緯31.59694度 東経130.55722度 / 31.59694; 130.55722 (鹿児島市役所)
東端
北緯31度38分00秒 東経130度43分47秒 / 北緯31.63333度 東経130.72972度 / 31.63333; 130.72972 (鹿児島市東端)
 
南端
北緯31度17分36秒 東経130度32分44秒 / 北緯31.29333度 東経130.54556度 / 31.29333; 130.54556 (鹿児島市南端)
 

隣接自治体

気候

温暖で多雨の太平洋側気候を呈する。年平均気温は19℃前後で、真夏日が年間80日前後、夏日は年間160日前後あるのに対して、冬日は年間数日程度であるが、郊外の丘陵地や山間部では明け方に0度を下回る事も少なくない。強い冬型の気圧配置となり西回りで寒気が流れ込む時には東シナ海からの雪雲が入りやすく、雪が降る。積雪は無い年が多いが、2011年1月1日には過去2番目となる積雪25cmを記録するなど、九州の県庁所在地の中で最南端ながら一度に積もる量は多い。しかし、南岸低気圧による降雪はまず無く、暖かい雨となる。大陸からの寒気の影響を受けやすいために、一時的に平年を5度以上も下回る寒さとなることもある。年間降水量は概ね2000 - 2500mm前後と多雨。年間日照時間は約1800 - 2100時間である[21]

なお、鹿児島地方気象台は1993年に上荒田町から東郡元町へ移転している。近年は温暖化に加え、都市化によるヒートアイランド現象の影響を強く受け、最低気温が急速に上がっている。平年値の上昇率は全国官署地点のなかでもトップクラスである。

  • 気温 - 最高37.4℃(2016年(平成28年)8月22日)、最低-6.7℃(1923年(大正12年)2月28日
  • 最大日降水量 - 375.0ミリ(2019年(令和元年)7月3日
  • 最大瞬間風速 - 58.5m/s1996年(平成8年)8月14日
  • 最深積雪 - 29cm1959年(昭和34年)1月17日
  • 夏日最多日数 - 178日(2019年(令和元年))
  • 真夏日最多日数 - 98日(2013年(平成25年))
  • 猛暑日最多日数 - 28日(2013年(平成25年))
  • 熱帯夜最多日数 - 80日(2023年(令和5年))
  • 冬日最多日数 - 62日(1918年(大正7年))
鹿児島地方気象台(鹿児島市東郡元町、標高4m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 23.9
(75)
24.3
(75.7)
27.6
(81.7)
30.2
(86.4)
31.7
(89.1)
34.5
(94.1)
37.2
(99)
37.4
(99.3)
35.7
(96.3)
33.5
(92.3)
29.5
(85.1)
24.7
(76.5)
37.4
(99.3)
平均最高気温 °C°F 13.1
(55.6)
14.6
(58.3)
17.5
(63.5)
21.8
(71.2)
25.5
(77.9)
27.5
(81.5)
31.9
(89.4)
32.7
(90.9)
30.2
(86.4)
25.8
(78.4)
20.6
(69.1)
15.3
(59.5)
23.1
(73.6)
日平均気温 °C°F 8.7
(47.7)
9.9
(49.8)
12.8
(55)
17.1
(62.8)
21.0
(69.8)
24.0
(75.2)
28.1
(82.6)
28.8
(83.8)
26.3
(79.3)
21.6
(70.9)
16.2
(61.2)
10.9
(51.6)
18.8
(65.8)
平均最低気温 °C°F 4.9
(40.8)
5.8
(42.4)
8.7
(47.7)
12.9
(55.2)
17.3
(63.1)
21.3
(70.3)
25.3
(77.5)
26.0
(78.8)
23.2
(73.8)
18.0
(64.4)
12.2
(54)
6.9
(44.4)
15.2
(59.4)
最低気温記録 °C°F −5.7
(21.7)
−6.7
(19.9)
−3.9
(25)
−1.0
(30.2)
3.9
(39)
9.0
(48.2)
15.9
(60.6)
16.5
(61.7)
9.3
(48.7)
2.6
(36.7)
−1.5
(29.3)
−5.5
(22.1)
−6.7
(19.9)
降水量 mm (inch) 78.3
(3.083)
112.7
(4.437)
161.0
(6.339)
194.9
(7.673)
205.2
(8.079)
570.0
(22.441)
365.1
(14.374)
224.3
(8.831)
222.9
(8.776)
104.6
(4.118)
102.5
(4.035)
93.2
(3.669)
2,434.7
(95.854)
降雪量 cm (inch) 1
(0.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
2
(0.8)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 10.2 10.2 13.2 11.1 10.7 16.9 12.8 12.2 11.3 8.0 8.9 9.9 135.4
平均降雪日数 2.1 1.6 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.8 4.9
湿度 66 65 66 68 71 78 76 74 72 67 68 67 70
平均月間日照時間 132.6 139.3 163.2 175.6 178.2 109.3 185.5 206.9 176.4 184.0 157.7 143.2 1,942.1
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1883年 - 現在)[22][23]
旧鹿児島地方気象台(上荒田)・1961 - 1990年平均の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F 12.2
(54)
13.1
(55.6)
16.5
(61.7)
21.3
(70.3)
24.7
(76.5)
27.3
(81.1)
31.4
(88.5)
32.2
(90)
29.5
(85.1)
25.1
(77.2)
19.8
(67.6)
14.6
(58.3)
22.3
(72.1)
日平均気温 °C°F 7.2
(45)
8.3
(46.9)
11.4
(52.5)
16.4
(61.5)
20.1
(68.2)
23.4
(74.1)
27.4
(81.3)
27.9
(82.2)
25.1
(77.2)
20.0
(68)
14.5
(58.1)
9.2
(48.6)
17.6
(63.7)
平均最低気温 °C°F 2.6
(36.7)
3.7
(38.7)
6.5
(43.7)
11.8
(53.2)
15.9
(60.6)
20.0
(68)
24.2
(75.6)
24.5
(76.1)
21.4
(70.5)
15.3
(59.5)
9.6
(49.3)
4.4
(39.9)
13.3
(55.9)
出典:理科年表
喜入(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 23.6
(74.5)
23.7
(74.7)
26.7
(80.1)
29.2
(84.6)
32.9
(91.2)
34.5
(94.1)
36.4
(97.5)
37.4
(99.3)
36.5
(97.7)
33.1
(91.6)
28.7
(83.7)
25.5
(77.9)
37.4
(99.3)
平均最高気温 °C°F 13.1
(55.6)
14.5
(58.1)
17.6
(63.7)
22.0
(71.6)
25.7
(78.3)
27.7
(81.9)
32.1
(89.8)
32.9
(91.2)
30.3
(86.5)
25.8
(78.4)
20.5
(68.9)
15.3
(59.5)
23.1
(73.6)
日平均気温 °C°F 8.6
(47.5)
9.6
(49.3)
12.5
(54.5)
16.5
(61.7)
20.4
(68.7)
23.6
(74.5)
27.6
(81.7)
28.2
(82.8)
25.5
(77.9)
20.8
(69.4)
15.5
(59.9)
10.5
(50.9)
18.3
(64.9)
平均最低気温 °C°F 4.1
(39.4)
4.9
(40.8)
7.6
(45.7)
11.4
(52.5)
15.6
(60.1)
20.2
(68.4)
24.1
(75.4)
24.6
(76.3)
21.7
(71.1)
16.4
(61.5)
10.8
(51.4)
6.0
(42.8)
13.9
(57)
最低気温記録 °C°F −6.3
(20.7)
−3.6
(25.5)
−1.4
(29.5)
2.1
(35.8)
6.0
(42.8)
12.1
(53.8)
17.2
(63)
18.2
(64.8)
11.5
(52.7)
5.8
(42.4)
0.7
(33.3)
−2.6
(27.3)
−6.3
(20.7)
降水量 mm (inch) 98.9
(3.894)
136.8
(5.386)
193.2
(7.606)
229.9
(9.051)
231.2
(9.102)
634.5
(24.98)
385.2
(15.165)
228.2
(8.984)
249.8
(9.835)
115.0
(4.528)
126.4
(4.976)
107.5
(4.232)
2,765.7
(108.886)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 10.2 10.2 12.9 10.7 10.5 16.8 12.6 11.6 11.0 7.9 8.5 9.5 133.0
平均月間日照時間 123.8 133.1 161.7 183.1 182.1 107.3 192.4 220.1 173.9 181.1 151.8 132.7 1,938.2
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[24]

歴史

1863年に勃発した薩英戦争の当時の新聞による戦況図
1872年ごろの吉野村磯地区(内田九一撮影)。集成館事業に関連する建物が多く見える
西南戦争における城山の戦い
桜島の大正大噴火で火山灰に覆われた鹿児島市街
鹿児島大空襲後の鹿児島市街地

「鹿児島」という名の由来は、野生の鹿の子(鹿児)が多く生息していたからとか、多くの水夫(かこ)が住んでいたから、火山を意味するカグという言葉から由来したなど諸説ある[25]。さらに、神話から来たという説もあり現在でもどれが正しいか確定していない。しかし、「カゴ」は崖という意味の古語であり、桜島の四方が崖になっていたので島名を鹿児島(麑嶋)と称する様になり、それが対岸の神社名(鹿児島神宮)として定着し、更には鹿児島郡として名に拡大したという説が有力である。

都市としての始まりは、島津家第6代当主島津氏久東福寺城(鹿児島市清水町)を居城にしたとき(1340年ごろ)とみられる。1549年天文18年)、フランシスコ・ザビエルが現在の市域に当たる場所(祇園之洲町付近)に上陸し、日本初のキリスト教伝来の地となる。

19世紀の中ごろにはヨーロッパ機械文明を取り入れた研究が進み、第28代当主島津斉彬のもと集成館(現・尚古集成館)事業として反射炉溶鉱炉が造られ、日本における近代工業化の発祥の地となり、近代日本の黎明期、明治維新において政治家官僚軍人など数多くの人物を輩出し、近代日本建設の礎となる。

中心市街地は、薩英戦争による砲撃西南戦争による戦火、第二次世界大戦鹿児島大空襲と三度も壊滅的打撃を蒙ったため、城下町としての面影は殆ど残っていない。

発祥

中近世

近現代

沿革

行政区域の変遷

かごしまし
鹿児島市
廃止日 1967年4月29日
廃止理由 新設合併
鹿児島市(旧)、谷山市→鹿児島市(新)
現在の自治体 鹿児島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 180.58km2.
総人口 328,446
国勢調査1965年
隣接自治体 谷山市垂水市日置郡松元町伊集院町郡山町鹿児島郡吉田町桜島町姶良郡姶良町
鹿児島市役所
所在地 鹿児島県鹿児島市山下町11-1
 
ウィキプロジェクト
変遷表

表中のは鹿児島市、は鹿児島市を除くを示す。その他の色はである。

1889年4月1日 1889年 - 1910年 1910年 - 1930年 1930年 - 1950年 1950年 - 1970年 1970年 - 1990年 1990年 - 現在 現在
鹿児島市 鹿児島市 1967年4月29日
鹿児島市(新設)
鹿児島市
鹿児島郡中郡宇村 1934年8月1日
鹿児島市
鹿児島郡西武田村
鹿児島郡吉野村
鹿児島郡伊敷村 1950年10月1日
鹿児島市
北大隅郡東桜島村 1897年4月1日
鹿児島郡東桜島村
谿山郡谷山村 1897年4月1日
鹿児島郡谷山村
1924年9月1日
鹿児島郡谷山町
1958年10月1日
谷山市
鹿児島郡吉田村 1972年11月1日
鹿児島郡吉田町
2004年11月1日
鹿児島市
北大隅郡西桜島村 1897年4月1日
鹿児島郡西桜島村
1973年5月1日
鹿児島郡桜島町
日置郡上伊集院村 1960年4月1日
日置郡松元町
日置郡郡山村 1956年9月30日
郡山町
日置郡下伊集院村(一部)
給黎郡喜入村 1897年4月1日
揖宿郡喜入村
1956年10月15日
揖宿郡喜入町
現在の市域における自治体の変遷図(鹿児島市は紫色)

市域面積及び人口の変遷

年月日 区分 面積(km2 人口(人) 町数
1889年(明治22年)04月01日 市制施行 14.03 57,822 47町3大字
1911年(明治44年)09月30日 第一次編入 15.91 73,085 53町
1920年(大正09年)10月01日 第二次編入 16.73 103,180 56町
1934年(昭和09年)08月01日 第三次編入 78.25 176,900 68町
1950年(昭和25年)10月01日 第四次編入 181.54 229,462 81町
1967年(昭和42年)04月29日 新設合併 279.15 385,866 91町
1970年(昭和45年)10月01日 第一次埋立 280.72 403,340 101町
1975年(昭和50年)10月01日 第二次埋立 284.04 456,827 130町
1980年(昭和55年)10月01日 第三次埋立 288.29 503,360 185町
1985年(昭和60年)10月01日 第四次埋立 289.07 530,502 195町
1990年(平成02年)10月01日 第五次埋立 289.44 536,752 229町
1995年(平成07年)10月01日 第六次埋立 289.60 546,282 248町
2000年(平成12年)10月01日 第七次埋立 289.79 552,098 263町
2004年(平成16年)11月01日 第五次編入 546.80 605,308 322町

行政

二役

歴代市長

この節では1889年明治22年)の市制施行以後の鹿児島市の歴代市長を列記する[34]。鹿児島市と対等合併又は編入合併した市町村の市町村長については当該市町村の記事を参照。

旧・鹿児島市(1889年 - 1967年)
氏名 就任期間 備考
1 上村行徴 1889年明治22年)5月31日 - 1891年(明治24年)3月31日
2 上村慶吉 1891年(明治24年)4月13日 - 1907年(明治40年)6月30日
3 有川貞壽 1907年(明治40年)8月16日 - 1913年大正2年)11月12日 死去
4 兒玉利實 1914年(大正3年)4月4日 - 1914年(大正3年)4月30日
5 山本德次郎 1914年(大正3年)7月21日 - 1922年(大正11年)8月15日
6 伊集院俊 1923年(大正12年)4月27日 - 1925年(大正14年)2月3日 死去
7 上野篤 1925年(大正14年)5月28日 - 1926年(大正15年)9月23日 山陽本線特急列車脱線事故で死去
8 白男川讓介 1926年(大正15年)10月30日 - 1928年昭和3年)11月24日
9 樺山可也 1929年(昭和4年)6月17日 - 1932年(昭和7年)10月27日
10 岩元禧 1933年(昭和8年)6月13日 - 1936年(昭和11年)1月27日
11 伊地知四郎 1936年(昭和11年)7月12日 - 1940年(昭和15年)7月11日
12 久米成夫 1940年(昭和15年)7月19日 - 1944年(昭和19年)7月18日
13 岩切重雄 1944年(昭和19年)8月17日 - 1945年(昭和20年)12月15日
14 勝目清 1946年(昭和21年)6月21日 - 1959年(昭和34年)4月29日 初の公選市長
15 平瀨實武 1959年(昭和34年)5月1日 - 1963年(昭和38年)4月29日
16 三ッ井卯三男 1963年(昭和38年)5月1日 - 1967年(昭和42年)4月28日
新・鹿児島市(新設合併後、1967年- )
氏名 就任期間 備考
17 末吉利雄 1967年(昭和42年)5月21日 - 1975年(昭和50年)5月20日
18 山之口安秀 1975年(昭和50年)5月21日 - 1984年(昭和59年)12月3日
19 赤崎義則 1984年(昭和59年)12月24日 - 2004年平成16年)12月22日
20 森博幸 2004年(平成16年)12月23日 - 2020年令和2年)12月22日
21 下鶴隆央 2020年(令和2年)12月23日 -

市の行政機関

鹿児島市役所 本館
鹿児島市役所 みなと大通り別館
地域区分と市役所支所
  • 北部
    • 吉田支所:〒891-1392 鹿児島市本城町1696番地
    • 郡山支所:〒891-1192 鹿児島市郡山町141番地
    • 伊敷支所:〒890-0008 鹿児島市伊敷五丁目15番1号
    • 吉野支所:〒892-0871 鹿児島市吉野町3256番地3
  • 東部
    • 桜島支所:〒891-1415 鹿児島市桜島藤野町1439番地
    • 東桜島合同庁舎:〒891-1543 鹿児島市東桜島町863番地1
  • 中部
    • 本庁(本館・別館・東別館・みなと大通り別館):〒892-8677 鹿児島市山下町11番1号
      • 鹿児島中央駅市民サービスステーション:〒890-0053 鹿児島市中央町1番1号鹿児島中央駅西口1階(出逢い杉前)
      • 鴨池市民サービスステーション:〒890-0063 鹿児島市鴨池二丁目26番30号 イオン鹿児島鴨池店2階
    • 鹿児島市教育総合センター(鹿児島市教育委員会本庁舎):〒892-0816 鹿児島市山下町6番1号
  • 西部
    • 松元支所:〒899-2792 鹿児島市上谷口町2883番地
  • 南部
消防
  • 鹿児島市消防局:〒892-0816 鹿児島市山下町15番1号
  • 鹿児島市消防団 (本部):〒892-0816 鹿児島市山下町15番1号 ※事務所管は鹿児島市消防局
    • 第一方面隊
      • 川内地区:川上分団・吉野分団・吉野東分団・坂元分団・竜水分団・清水分団・大竜分団・名山分団・中央分団・山下分団・城南分団・草牟田分団
      • 吉田地区:佐多浦分団・本城分団・本名分団・宮分団・牟礼岡分団
    • 第二方面隊
      • 川外地区:城西分団・武分団・荒田分団・八幡分団・中郡分団・真砂分団・南分団・紫原分団・宇宿分団・田上分団・西別府分団
      • 松元地区:松元分団・石谷分団・東昌分団・春山分団
    • 第三方面隊
      • 伊敷地区:伊敷分団・西伊敷分団・下伊敷分団・小野分団・武岡分団・犬迫分団・小山田分団・比志島分団・皆房分団
      • 郡山地区:郡山中央分団・南方分団・花尾分団・八重分団・西有里分団・郡山岳町分団
    • 第四方面隊
      • 桜島東地区:湯之分団・桜塚分団・改新分団・黒神分団・高免分団
      • 桜島西地区:桜洲分団・桜島中央分団・桜峰分団・赤生原分団・二俣分団
    • 第五方面隊
      • 谷山地区:谷山分団・宮川分団・山田分団・中山分団・和田分団・平川分団・福平分団・錫山分団
      • 喜入地区:瀬々串分団・中名分団・喜入分団・一倉分団・前之浜分団・生見分団
病院
水道
  • 鹿児島市水道局(本局):〒890-0064 鹿児島市鴨池新町1番10号
交通(市電・市バス)
交通(フェリー)

財政

  • 当初予算規模(2009年度[35]
    2045億0600万円(一般会計)
    1008億0200万円(特別会計)

県の行政機関

行政
警察

国の行政機関

鹿児島地方検察庁
鹿児島地方裁判所・家庭裁判所・簡易裁判所

裁判所

独立行政法人

市内に本庁を設置する他の地方公共団体

議会

鹿児島市役所東別館(左前)及び別館(右奥)、別館には市議会議場が所在している

市議会

県議会

  • 選挙区:鹿児島市・鹿児島郡選挙区
  • 定数:17人
  • 任期:2023年4月30日 - 2027年4月29日
  • 投票日:2023年4月9日
  • 当日有権者数:488,084 人
  • 投票率:37.31%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
柳誠子 62 立憲民主党 13,960票
藤崎剛 49 自由民主党 12,007票
宇都恵子 40 立憲民主党 11,259票
柴立鉄平 43 自由民主党 11,129票
岩重礼 44 自由民主党 9,780票
長田康秀 45 自由民主党 9,604票
松田浩孝 58 公明党 8,165票
福司山宣介 64 無所属 7,978票
寺田洋一 69 自由民主党 7,731票
宝来良治 54 自由民主党 7,666票
森昭男 50 公明党 7,657票
村野俊作 46 公明党 7,278票
本田静 41 自由民主党 6,879票
小川美沙子 70 無所属 6,871票
上山貞茂 60 無所属 6,849票
平良行雄 63 日本共産党 6,819票
岩重仁子 49 無所属 6,627票
森山博行 58 国民民主党 4,915票
田代芳樹 49 日本維新の会 4,875票
吉田浩司 40 参政党 4,739票
外城戸昭一 61 自由民主党 4,389票
有川博幸 64 自由民主党 3,988票
安楽英美 53 無所属 3,867票
山崎太郎 53 無所属 2,433票
原口武義 47 無所属 1,766票
大門五郎 70 無所属 826票

不祥事

投票用紙持ち込み事件

2019年4月7日に行われた、鹿児島県議会議員選挙の鹿児島市の開票所で、投票総数が投票者数を10票上回った持ち込み事件が発覚した[36][37][38]

衆議院

鹿児島県第1区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
宮路拓馬 41 自由民主党 101,251票
川内博史 59 立憲民主党 89,232票
鹿児島県第2区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
三反園訓 63 無所属 92,614票
金子万寿夫 74 自由民主党 80,469票
松崎真琴 63 日本共産党 21,084票

経済

繁華街・商業地区

2004年頃まで、鹿児島市やその周辺で「街」と言えば「天文館」と通じる程、市内中心部の天文館地区が絶対的な繁華街であった。これは、鹿児島市がその時間距離のために北部九州の影響を受けにくかったこと、また平地が極端に少なく、地価も同規模の都市と比較して割高で中央資本や大型ロードサイド店舗の進出が遅かったことなどの理由による。

しかし、九州新幹線の一部開業を契機とした鹿児島中央駅周辺地区の一体的大規模開発や都市計画用途指定の緩和に伴う郊外型大型店舗の増加によって、天文館地区以外の商業地も発展してきた。九州新幹線開業による北部九州へのストロー効果は限定的であるが、商圏内における鹿児島中央駅周辺地区や郊外大型店舗とのエリア間競争は激化している。

天文館地区

天文館本通アーケード
天文館 照国表参道通り
鹿児島県下最大の繁華街。天文館地域(その周辺も含む)には南九州地域を管轄する支社を各企業が設置しており、南九州地域の中心地的機能も有する[39][40]。特に飲食エリアの千日町山之口町は同規模の人口の街では最大級であり、全国でも屈指の夜の街である。
「天文館」という地名はエリア全体を指す通称で、島津家25代当主島津重豪がこの地に建てた天体観測所「明時館」の別名に由来する。
まちの輪郭と特長は、片屋根式アーケードが設置されているメインストリートの「天文館電車通り」を中心に、比較的道幅の狭い全冠式アーケードが迷路のように交わり、細い路地に至るまでカラー舗装され、エリア内は間口の狭い中小規模の雑居ビルがひしめきあい、散策には適した繁華街である。課題としては、同規模の都市に比べ大型複合商業施設が少なく、テナントビルの時代対応も遅れがちであるため、高級ブランド正規直営店などの進出もやや遅れがちであることや、電車通りなどのメインストリートは電線地中化・街灯敷設などの街路整備がほぼ完了しているが、これらに接する文化通りなどの街路や路地では整備途上であることが挙げられる。今後これらの課題を着実に改善すれば、繁華街としての魅力が更に高まることが期待できる[独自研究?]
近況としては、前述の商圏内におけるエリア間競争の激化の影響を受け、天文館・いづろ地区の歩行者通行量が1998年から2006年の8年間でマイナス45.1%という大幅な減少となり、2006年末には映画の灯が消え(2010年4月に復活)、街の中核となっていた老舗ホテル(いわさきホテルザビエル450)の解体更地化や、核店舗の一つであった三越鹿児島店が撤退するという事態となった。三越鹿児島店の後継店舗として2010年4月に複合商業施設マルヤガーデンズが、タカプラ跡には2022年4月にセンテラス天文館が開業するなど天文館復活に向けた取り組みも進められている。なお空き店舗率は、2011年に9.9%に上ったが、2012年には6.6%に改善している。
なお、国土交通省の都市・地域整備局が2005年(平成17年)にまとめた報告書、中心市街地再生のためのまちづくりのあり方に関する研究[41]では、鹿児島市と旧静岡市が良い例として掲載されている。
  • 主な商業施設
    山形屋マルヤガーデンズタカプラ(2018年閉館)→センテラス天文館カリーノ天文館・よかど鹿児島・さつま屋・キャパルボホール・NCサンプラザ・ヴィストラルビル(丸善天文館店)・LAZO表参道(核テナント:天文館シネマパラダイス)・城山VIPプラザ
  • アーケードおよび通りの総称
    • アーケード
      いづろ通り・照国表参道通り・天文館通り・天文館本通り・天文館電車通・天文館G3(千日通り)・にぎわい通り・はいから通り・中町コアモール・中町本通り・中町ベルク・ぴらもーる(天神おつきや商店街)・金生通り・納屋通り
    • モール
      テンパーク通り・ゴンザ通り・七味小路通り・セピア通り・グルメ通り・おつきや東通り・天文館一丁目商店街・呉服町通り
    • 歓楽街
      文化通り・中町別院通り・中町中通り・中町御堂筋通・銀座通り・プリンス松山通り・船津町通り・松原本通り・天文館文化通り・萩原通り・二本松馬場通り・山之口町中通り(別名・猫のくそ小路[42])・山之口本通り・二官橋通り・樋之口本通り・山之口電車通り・高見馬場通り・山之口本通り・二官通り

鹿児島中央駅地区

鹿児島中央駅及びアミュプラザ鹿児島(2020年)
夜のアミュプラザ鹿児島(2006年)
鹿児島中央駅を中心に、放射状に広がる商業地区。その多くは駅前の青空マーケットや神社の参道の商店街から発展したもので、庶民的な商品や衣料品に強い商店が多い。しかし九州新幹線の開業を契機とした駅施設や県内最大級の大規模商業施設を含めたインフラ・アクセスなどの一体整備により大きく変貌を遂げ、周辺地域の各種再開発構想に大きな影響を与えつつある。以下の商店街や施設および通りから成る。

上町地区

JR鹿児島駅の北東方向周辺などを、地元では上町(かんまち)と呼ぶ。500年以上の歴史を誇る古くからの商業地である竪馬場(たてばば)、離島や大隅半島への卸問屋街から派生した小川町易居町(やすいちょう)などの商店街から成る。大型商業施設では、再開発により1990年代前半に完成したアーバンポート21がある。近隣にある通称「名山堀」といった市役所周辺の飲食店街も同エリアに含まれると解釈される場合もある。鹿児島本港の臨港再開発エリアにドルフィンポート(2005年竣工)やNHK鹿児島放送局の新会館(2006年12月竣工)が完成し賑わいを形成していたが、ドルフィンポートが2020年3月に閉業したため跡地開発について市や県で議論が続いている。
  • 主な商業施設・商店街
    ドルフィンポート、竪馬場通り商店街・小川町商店街・易居町商店街・滑川朝市・名山堀飲食街

鴨池地区

鹿児島県立鴨池運動公園陸上競技場
鹿児島県庁舎
  • 与次郎ヶ浜エリア
    与次郎1・2丁目と天保山町などを含む臨海部のエリアを指し、もともとは塩田に利用されていた干潟であったが、天保山町は、1930年代にNHK鹿児島放送局の開局、鹿児島水産専門学校(現・鹿児島大学水産学部)の開校により街が開かれる。与次郎ヶ浜地区は1972年の太陽国体(第27回国民体育大会)の競技施設建設のために埋立られたエリアであったが、観光地区条例が制定されていたため、2005年頃まで居住人口がゼロに近かった。しかし条例解除後は九州電力鹿児島ビル、南日本新聞会館も高層ビルを新築移転、県外資本を中心に大規模分譲マンションも増えてその姿を変えつつある。2006年10月にフレスポジャングルパークSCTOHOシネマズ半田屋などが入居)が開業したのを皮切りに、米盛病院の開院やアクロスプラザ与次郎の開業など郊外化が進んでいる。
  • 騎射場(きしゃば)エリア
    荒田1・2丁目、下荒田1 - 4丁目、上荒田町付近の商店群の通称。もともとは鹿児島大学周辺の学生街から発展、2023年現在は学生向けの飲食店街を中心にダイニングレストラン、趣味の専門店、ディスカウント店、大型食品スーパー、パチンコ店、高層マンションなどが混在している。若者を客層に狙う業種は必ずこのエリアに出店し、モスバーガーリンガーハットなども1980年代初頭にこのエリアに鹿児島1号店をオープンしている。
  • 郡元(こおりもと)・宇宿(うすき)エリア
    郡元2丁目、鴨池1・2丁目、鴨池新町真砂町真砂本町東郡元町宇宿1・2丁目の周辺を指す。鴨池新町は旧鹿児島空港跡地であり、1970年代中頃に日本住宅公団により鴨池ニュータウンが開設された。同時期に郡元には鹿児島ショッパーズプラザ(ダイエー鹿児島店を経て2023年現在はイオン鹿児島鴨池店)が開設され、商業地化が進行した。隣接する騎射場エリアや与次郎エリアとは相互に影響しあっている。歴史の浅い新興エリアながら1983年には鹿児島東急ホテルが開業、1985年にはJA鹿児島県経済連が新築移転、1992年には第十管区海上保安本部・鹿児島地方気象台などが入居する鹿児島第二合同庁舎ビルが完成、1990年代後半には鹿児島県庁鹿児島県警察本部・鹿児島県議会議事堂が移転と年を追うごとに発展し続けている。同エリアには垂水フェリーの乗場・市電の郡元電停・指宿枕崎線と市電の相互乗換えが可能なJR南鹿児島駅など、公共交通の要衝も多数存在する。ただ幹線道路は、南北を縦貫する幹線を中心に先述の交通渋滞が激しい場所の一つである(国道225号産業道路の分岐点が存在するため)。

谷山地区(鹿児島市南部)

イオンモール鹿児島

吉野地区(鹿児島市北部)

近年開発が進んでいる。

本社を置く企業

漁業

  • 谷山漁港

スポーツ・文化

スポーツチーム

名物

姉妹都市・友好都市

国内

提携都市
その他

海外

長沙市と友好都市盟約を締結したのを記念し設置された共月亭

4の都市と姉妹都市・友好都市の関係がある[50]

姉妹都市
友好都市
パートナーシップ協定
姉妹都市の名称が付く通り

地域

教育

鹿児島大学

大学(設置者)

国立大学
私立大学
放送大学

短期大学

県立
私立

公立高等学校

県立
市立

私立学校(初等中等)

公立中・高等学校

国立小・中学校

公立中学校

38校

公立小学校

79校

特別支援学校

学校教育以外の施設

職業訓練施設

郵便局

鹿児島中央郵便局

無集配郵便局

70局

  • 伊敷郵便局
  • 鹿児島大平田郵便局
  • 鹿児島伊敷台郵便局
  • 鹿児島宇宿三郵便局
  • 鹿児島永吉郵便局
  • 鹿児島下伊敷郵便局
  • 鹿児島日当平郵便局
  • 鹿児島下荒田一郵便局
  • 鹿児島下荒田四郵便局
  • 鹿児島下田郵便局
  • 坂之上郵便局
  • 鹿児島下福元郵便局
  • 鹿児島加治屋町郵便局
  • 鹿児島鴨池郵便局
  • 鹿児島県庁内郵便局
  • 瀬々串郵便局
  • 生見郵便局
  • 前之浜郵便局
  • 鹿児島吉野郵便局
  • 鹿児島菖蒲谷郵便局
  • 鹿児島玉里団地郵便局
  • 鹿児島原良郵便局
  • 鹿児島甲突郵便局
  • 鹿児島皇徳寺郵便局
  • 鹿児島荒田一郵便局
  • 鹿児島荒田二郵便局
  • 鹿児島坂元郵便局
  • 鹿児島桜ヶ丘郵便局
  • 二俣郵便局
  • 鹿児島三和郵便局
  • 鹿児島山之口郵便局
  • 鹿児島紫原一郵便局
  • 鹿児島紫原五郵便局
  • 鹿児島春日郵便局
  • 鹿児島笹貫郵便局
  • 鹿児島緑ヶ丘団地郵便局
  • 鹿児島清見郵便局
  • 鹿児島小川郵便局
  • 鹿児島松原郵便局
  • 松元駅前郵便局
  • 鹿児島上之園郵便局
  • 谷山上福元郵便局
  • 鹿児島城西郵便局
  • 鹿児島真砂本町郵便局
  • 鹿児島星ヶ峯郵便局
  • 鹿児島西伊敷三郵便局
  • 吉田麓郵便局
  • 鹿児島西田郵便局
  • 鹿児島西陵郵便局
  • 鹿児島西郷団地郵便局
  • 鹿児島川上郵便局
  • 鹿児島草牟田郵便局
  • 平川郵便局
  • 鹿児島明和郵便局
  • 鹿児島大黒郵便局
  • 鹿児島大明丘郵便局
  • 鹿児島大竜郵便局
  • 鹿児島慈眼寺郵便局
  • 鹿児島池之上郵便局
  • 鹿児島中州郵便局
  • 鹿児島山田郵便局
  • 鹿児島田上郵便局
  • 鹿児島唐湊郵便局
  • 鹿児島東千石郵便局
  • 東俣郵便局
  • 鹿児島南郡元郵便局
  • 鹿児島南林寺郵便局
  • 鹿児島武郵便局
  • 鹿児島武岡団地郵便局
  • 武岡ハイランド郵便局

32局

  • 卸本町簡易郵便局
  • 錫山簡易郵便局
  • 向原簡易郵便局
  • 花尾簡易郵便局
  • 鹿児島花野簡易郵便局
  • 一倉簡易郵便局
  • 中名簡易郵便局
  • 鹿児島七社簡易郵便局
  • 鹿児島錦江台簡易郵便局
  • 里岳簡易郵便局
  • 犬迫簡易郵便局
  • 五ケ別府簡易郵便局
  • 鹿児島大学医学部内簡易郵便局
  • 四元簡易郵便局
  • 鹿児島自由ケ丘簡易郵便局
  • 鹿児島小山田簡易郵便局
  • 小野簡易郵便局
  • 城山簡易郵便局
  • 岡之原簡易郵便局
  • 石谷簡易郵便局
  • 千年団地簡易郵便局
  • 鹿児島谷山港簡易郵便局
  • 大園簡易郵便局
  • 直木簡易郵便局
  • 大峰橋簡易郵便局
  • 広木簡易郵便局
  • 東開町簡易郵便局
  • 新入簡易郵便局
  • 浜平川簡易郵便局
  • 大原簡易郵便局
  • 吉田牟礼岡簡易郵便局
  • 和田簡易郵便局

金融機関

銀行

金庫

組合

交通

鹿児島中央駅
鹿児島駅
鹿児島市電

鹿児島市は本州方面から続く鉄道・道路が終結、奄美・沖縄航路へ始発する九州南端の総合交通ターミナルとなっており、近代においては県内最大の交通の要衝として発展してきた。これらの背景から、本州北端の青森市と比較されることも多い。特に鹿児島港は古くから対岸の桜島・大隅半島・県内離島及び沖縄航路の要で、これらが都市の拠点性を高め、発展させた要因でもある。

空港

鉄道路線

  • 中心駅:鹿児島中央駅
  • 県庁所在地代表駅:鹿児島駅
九州旅客鉄道(JR九州)
日本貨物鉄道(JR貨物)
鹿児島市交通局(鹿児島市電)

バス

  • 鹿児島市交通局(鹿児島市営バス) - 2004年11月以前からの鹿児島市域および桜島で運行する。桜島町の編入合併と同時に旧桜島町営バスのバス事業を継承している。
  • 鹿児島交通 - 鹿児島県内全域
  • 南国交通 - 鹿児島市内・北薩地域
  • JR九州バス北薩線(薩摩郡山駅はバス駅)

コミュニティバス

谷山北部路線のあいバス(広木駅前にて撮影)
  • 鹿児島市コミュニティバス
    • あいばす - 2008年10月21日から吉野地域・谷山地域・喜入地域の3地域7路線で運行開始し、その後2010年10月1日にこれまで運行されていた郡山元気バス、松元ひゃくえんバス、吉田地域巡回バス、谷山さんぽバスを廃止しそれらの路線のあいばすへの置き換え及び伊敷地域への路線新設などを行い、2011年現在は吉野地域(2路線)、谷山地域(1路線)、喜入地域(4路線)、伊敷東部地域(3路線)、伊敷西部地域(4路線)、谷山北部地域(4路線)、谷山南部地域(3路線)、吉田地域(2路線)、松元地域(3路線)、郡山地域(2路線)の10地域28路線が運行されている。(運行委託:吉野地域・伊敷東部地域・吉田地域・松元地域=南国交通/谷山地域・喜入地域・谷山北部地域・谷山南部地域=鹿児島交通/伊敷西部地域=いわさきバスネットワーク/郡山地域=JR九州バス)。
    • 廃止路線代替バス - 鹿児島交通・林田バス(現・いわさきバスネットワーク)が廃止した路線の一部を引き継ぐ。

高速バス

鹿児島市と他地域を結ぶ高速バスとして、以下の路線が運行されている。主なターミナルとして鹿児島中央駅、同駅前鹿児島中央ターミナル、天文館、鹿児島本港高速船ターミナルなどがある(路線により発着地は異なる)。

かつては本州方面とを結ぶ夜行高速バスも数多く運行されていたが2016年までにすべて休廃止され、九州島内運行の鹿児島発着の夜行高速バスも2020年までにすべて休廃止されたため、現在は九州島内主要都市や鹿児島県内他都市への昼行路線のみとなっている。

愛称名 運行会社 運行区間
桜島号 鹿児島交通
鹿児島交通観光バス
南国交通
JR九州バス
西日本鉄道
福岡市天神高速BT博多BT)・筑紫野高速基山久留米IC八女IC - 高速伊敷 - 鹿児島中央駅南国BT - 天文館 - 鹿児島本港高速船T
南九号 南九州観光バス 福岡市(キャナルシティ博多) - 下伊敷 - 鹿児島中央駅東口
きりしま号 鹿児島交通
南国交通
九州産交バス
熊本市熊本駅桜町BTほか)・高速益城八代IC人吉IC - 下伊敷 - 鹿児島中央駅前南国BT - 天文館 - 鹿児島本港高速船T
せんだい号 鹿児島交通 鹿児島市(鹿児島駅金生町・天文館・鹿児島中央駅) - 高速伊集院 - 高速東市来 - 薩摩川内市(向田・純心女子大学ほか)
こしきじま号 鹿児島交通 鹿児島市(鹿児島駅・金生町・天文館・鹿児島中央駅) - 高速伊集院 - 高速東市来 - いちき串木野市(本町・串木野新港ほか)

道路

鹿児島市の高速交通網の拠点となる鹿児島IC
日本一の掘削断面積を有する新武岡トンネル

鹿児島市内の通りも参照

高規格幹線道路

鹿児島市を通る高規格幹線道路のうち、高速自動車国道は、九州縦貫自動車道鹿児島線(営業路線名:九州自動車道)及び、東九州自動車道があり、いずれも高速自動車国道の路線を指定する政令において鹿児島市が終点に指定されており、国土開発幹線自動車道の終点としては鹿児島市は最南端となる。東九州自動車道姶良市加治木JCTから鹿児島ICまでの区間は九州自動車道に重複する。

国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)南九州西回り自動車道鹿児島道路)がある。

地域高規格道路

有料道路

一般国道

照国神社前交差点にある終点標柱

県道

鹿児島県の県道一覧を参照

道の駅

港湾

  • 鹿児島港:開港約650年の歴史を誇り、南北約20kmの範囲に7つの港区から構成される。都市機能と港湾設備が一体化した南日本一の港湾地帯である。
  • 桜島港
  • 喜入港:ENEOS喜入基地がある。

旅客を扱う定期航路

桜島フェリー
鴨池・垂水フェリー
鹿児島港本港区
鹿児島港新港区(新港第二待合所)
本港区への移転が検討されている。
鹿児島港鴨池港区(通称「鴨池フェリーターミナル」)
鹿児島港谷山港二区(七ッ島地区)
  • 鹿児島商船:「はいびすかす」

観光

名所・旧跡

鹿児島城
仙巌園正門
尚古集成館
照国神社
城山遠景
五代友厚像
鹿児島城
島津氏77万石の居城、別名「鶴丸城」。館造りで天守はなかった。現在は石垣と堀の一部が残る[58]。城門である御楼門が復元されている。
仙巌園(磯庭園)
明治時代は島津家の本邸となっており、桜島を庭園の一部に取り入れた「借景庭園」となっている。1958年(昭和33年)に国の名勝に指定された[59]
尚古集成館
薩英戦争後に集成館事業で建てられた日本初の洋式石造建築物。現在は当時の殖産興業の数々と島津氏800年の展示資料がある。明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業の構成資産の一部である。
異人館(旧鹿児島紡績所技師館)
薩摩藩時代に外国人技師の宿泊所として造られた。1959年(昭和34年)2月25日に国の史跡に指定され、1962年には建造物として国の重要文化財に指定された[60]
照国神社
薩摩藩の名君島津斉彬が祀られている[61]
南洲神社
下竜尾町西郷隆盛他、西南戦争の戦死者が祀られている[62]
花尾神社
花尾町。丹後局が祀られている[63]
城山公園
頂上は展望台、途中の道筋には西郷隆盛が西南戦争終結前の最期を過ごした「西郷洞窟」などの史跡がある。城山は永年、地元では神聖なる場とされ、一部を除き人の手が加わる事がなかったため、鹿児島市で唯一の原生林や手付かずの自然が多く残っている。
私学校
現存している石積の外塀には西南戦争の城山総攻撃時に出来た弾痕が多数見られる。敷地は国立病院機構鹿児島医療センターとして利用されている。
若き薩摩の群像
幕末に英国に密航した青年薩摩藩士たちの勇気と功績を称える銅像。JR鹿児島中央駅前の広場に建つ。
西郷隆盛銅像
市立美術館の近く、国道10号沿い。陸軍大将の正装姿。
大久保利通銅像
甲突川沿いの高見橋(鹿児島中央駅近く)のたもとにある。
五代友厚銅像
幕末の薩摩藩士で大阪商工会議所初代会頭。朝日通り、国道58号沿いの泉公園の一角建つ。
小松清廉
鹿児島県文化センター(宝山ホール)前に立つ。幕末の薩摩藩士で理知的かつ現実主義で非常に冷静な人物だったといわれる。
道路開鑿記念碑
「県内の道路網建設の苦闘を後世の人々に申し伝える記念碑」国道225、3、10号基点近くの鹿児島市山下町の中央公園(テンパーク)近くにある。
平田靱負銅像
薩摩藩の悲劇の家老、江戸幕府の命により難航を極めた木曽川治水工事(堤の造営、宝暦治水事件)を指揮を執る。国道3号沿いの平之町の平田公園に建つ。なお岩崎谷(城山町)には薩摩義士碑文があり平田靫負を含む犠牲になった多く薩摩藩士が奉られている。同所の常夜灯の碑文には東郷平八郎により「義烈泣鬼神(ぎれつきしんもなく)」と書かれている。
向田邦子住居跡
平之町。幼少期に東邦生命鹿児島支社長として赴任した父の転勤に従って数年過ごした場所で当時の社宅跡、小説『父への詫び状』などで描かれた。
坂本竜馬、おりょうの新婚旅行の碑
与次郎の天保山公園の近くにあり碑文の袂に竜馬とおりょうの旅姿の小さなレリーフ。新撰組に追われ、小松清廉の支援で薩摩へ逃避行し怪我が癒えるまで滞在。その際、竜馬と恋女房のおりょうは、霧島温泉への湯治以外にも薩摩藩の領内を何ヶ所か物見遊山した。これが「日本初のハネムーン」だといわれる。ちなみに開聞岳の異名「薩摩富士」も遊山の折に竜馬が命名したと伝えられている。

レジャースポット

鹿児島市平川動物公園
いおワールドかごしま水族館
ドルフィンポート
市内を流れる甲突川
鹿児島市立美術館
鹿児島県歴史資料センター黎明館
維新ふるさと館
桜島
24時間運航の桜島フェリーで行き来できる。以前は大正溶岩の跡と展望台ぐらいしかスポットが無かったが、近年は桜島港の横の「桜島レインボービーチ(人工海岸)」や「恐竜公園」ができた。また2006年3月には赤水採石場跡地(長渕桜島コンサート跡地)に『叫びの肖像』も完成、長渕剛のファンを含め、音楽を愛する若者達の来訪も増えている。国立公園内のため周辺の景観に配慮した桜島限定の溶岩色をしたローソンファミリーマートもあり、観光に訪れた人たちがよく写真に納める姿が見られる。
磯海岸
鹿児島市内で唯一の天然の海岸。海と山に囲まれ潮騒や汽笛が聞こえる。夏季は海水浴客、それ以外はウインドサーフィンで賑わう。季節の風物としては「桜島遠泳」のゴール地点になっており、冬場は武道の寒稽古の場などにも利用されている。
平川動物公園
前身の鴨池動物園は1916年に開園。1973年に鹿児島市平川町に移転した。コアラの家族数は日本一で、何度も出産に成功している。また園内で栽培されているユーカリの木は飼育の餌として利用されている。
いおワールドかごしま水族館
鹿児島本港北埠頭にある、港のシンボル的な建築物。建物は豪州・シドニーオペラハウスをイメージしたといわれている。テーマは黒潮の恵みを受けた鹿児島周辺の近海魚。ジンベイザメの飼育には実績がある。
ドルフィンポート(現存せず)
本港新町。2005年4月オープン、2020年閉業。総木造二階建で日本唯一の第一種大型商業施設。現在は更地になっており、近隣の緑地でピクニックをする家族も多く見受けられる。
NHK鹿児島放送局
鹿児島港の新放送会館の階上には展望ロビーが設置されている。アンテナタワーは薩摩切子をイメージしている。
鹿児島港
港町でもある鹿児島のランドマーク。特に本港区は1990年代後半に再開発により整備された。
海づり公園
鴨池新町にある。釣堀感覚の海つりが楽しめる。
鹿児島市立美術館
山下町の国道10号沿いの西郷銅像並びにある。黒田清輝などの郷土出身の画家の常設展示以外に二科展などの会場にもなる。
アミュプラザ鹿児島
本館とプレミアム館、AMUWEからなるJR鹿児島中央駅ビルの複合商業施設。店舗数は251店舗。シネコンや観覧車「アミュラン」などがある。
天文館むじゃき
天文館G3アーケード内の本店は名物のフルーツ入りかき氷である元祖しろくま発祥の店。
鹿児島市電と芝生軌道
新型車両から古い車両まで色や形、役割が多種多様である。2006年以降、軌道敷を芝生で緑化する作業が行われている。
黎明館
鹿児島城の本丸跡地に在る。古代から現代までの鹿児島県の自然や歴史の流れや文化風俗に到るまで分かりやすく展示している。
甲突川岸
平田橋から天保山大橋まで川岸は緑地帯になっており、西郷隆盛大久保利通など数多くの明治維新の立役者の生家が集中するエリア。
維新ふるさと館
鹿児島中央駅から徒歩圏の甲突川岸にあり、郷土から出た明治維新の立役者の業績や生涯などを中心とした博物館である。
マングローブの林
指宿枕崎線生見駅で下車。地元民もあまり知らないので、事前に位置を確認した上で訪れるた方が良い(詳細は鹿児島湾を参照)。
かごしま環境未来館
県民・市民への環境保全活動のPRを図る公共施設。

歴史的・学術的建造物

新波止場砲台跡
鹿児島県立博物館
鹿児島市中央公民館
鹿児島県立甲南高等学校(国の登録有形文化財)
鹿児島県立鹿児島中央高等学校(国の登録有形文化財)
鹿児島工業高等学校の大煙突
石橋記念公園
山形屋鹿児島本店[64]
大正時代に竣工した鉄筋コンクリート造りの近代的百貨店
重富荘
清水町。個人所有だが、元は島津家の別邸の一つであった。庭園は鹿児島湾、桜島を借景としている。明治維新後は華族となった島津家の資産の一つであったが、戦後はお狩場焼きで有名な料理旅館「重富荘」として県内外に知られ、著名人の会食の場にも度々活用されてきた。
祇園之洲
祇園之洲町薩英戦争時の砲台設置の為に埋立てられた台場
石橋記念公園
浜町。甲突川にかつて架かっていた五石橋のうち、西田橋を含めた3つが移設保存されている。
新波止
薩摩藩政時代の末期に築造された石組造の防波堤、桜島フェリーターミナル近くの路上に一部現存する。
鹿児島港の倉庫群
本港区北埠頭の背後地域に多くみられる。20世紀初頭の1906年-1925年ごろにかけて造られた灰色の花崗岩の石組造でこのような様式は鹿児島以外ではあまりみられない、現在は店舗などに活用されるが、うち一部は現役として活躍中。
豊産業本社屋
泉町の本港区北埠頭近くの海運問屋の社屋で現在でも実際に社屋として使用されている。大正時代末から昭和初年で寄棟の瓦屋根に石目の化粧が施されたコンクリート折衷の建築物。
考古資料館
照国神社近く、19世紀末(1883年)建造の建築史学的にも貴重な建物。2008年1月現在、建物内部に入ることは出来ない。
鹿児島銀行別館
山形屋の真向かいにある現在の本店の裏側にある。鉄筋コンクリート造、昭和初年の1918年に竣工。現在では解体されている。
南日本銀行本店
山下町の電車通沿い、1935年(昭和10年)竣工の鹿児島県内初の近代的な鉄筋コンクリートオフィスビルであるが、国の登録有形文化財に登録されている。外観デザインは当時流行した曲線と流線型が全体的に多用されている。上層階の一部が後年増築されている。
鹿児島市役所本館
昭和初期の1937年竣工の鉄筋コンクリート建築で、設計監理は国会議事堂を担当した大蔵省営繕管財局工務部。建築様式は、日比谷公会堂、陸上自衛隊市ヶ谷講堂(現存せず)、東京大学安田講堂などと共通点が多い。特徴は建物の背部(山側)にまで丁寧な化粧仕上げが前面同様に施されていることである。
照国神社の大鳥居
昭和時代初頭の建築。当時としては珍しい鉄筋コンクリート造り。
県立博物館
照国神社近く、1927年(昭和2年)に九州で初めて鉄筋コンクリート造の中央図書館として建てられた。流線型の外観とコンクリート内壁に施されたスタッコ仕上げの紋様が特徴的である。
県政記念館
長田町の旧鹿児島県庁跡地、県民交流センターの入口付近に建つ。明治時代末に建築された旧鹿児島県庁本館の一部を移築保存した建物。
中央公民館
山下町の西郷銅像の近く。竣工当時は鹿児島市公会堂だった。設計者は明治時代の建築家辰野金吾で、1927年に建築された。現在でも現役のホールとして活躍中。
県教育会館
山下町の中央公園(通称テンパーク)の一角に建つ。昭和初頭の鉄筋コンクリートの建造物で建築デザインや内装仕上げは修作といわれている。
鹿児島県立甲南高等学校校舎
鹿児島中央駅近く、鉄筋コンクリート造。当時流行した流線型を多用している。現在も内装を改修して使われている。2007年7月に国の登録有形文化財に登録された。
鹿児島県立鹿児島中央高等学校校舎
市電加治屋町停留場近く、旧制鹿児島一高女校舎として甲南高校校舎と同時代に竣工。アーチ式の開口部を多用している。甲南高校と共に2007年7月に国の登録有形文化財に登録された。
鹿児島県立鹿児島工業高等学校の「大煙突」
鹿児島市草牟田町の同校敷地内にある。1920年に竣工された煙突部分と台座部分はいずれも耐火煉瓦詰。
日本ガス本社
1931年竣工の鉄筋コンクリート造。鹿児島中央駅前のナポリ通り沿いにある鹿児島の都市ガス供給者の本社社屋。
信号塔
高見馬場交差点の一角に建鉄筋コンクリート造りの見張り台は鹿児島市電専用の手動式信号所で昭和20年代につくられた。レールのポイント切替等も手動で可能。完成後、およそ10数年程は人が配置されていたようだ。現在は非常用設備。
西郷屋敷
磯海岸の近くにある。西郷隆盛が狩りの際に使用したと伝えられる藁葺屋根の木造日本家屋。中に入る事は出来ないが幕末から明治時代にかけての南九州の平均的な民家の特徴がよく出ており、建築に加えて民俗学的資料としても評価に値する。
鹿児島ザビエル教会
東千石町。歴史的建造物には該当しないがカトリック教会には珍しくコンクリート打ちっぱなしの現代建築の様式をとっている。1999年に新築された。

グルメスポット

天文館
南九州最大の繁華街、歓楽街。歓楽街の色合いの強い「文化通り」、山之口町の界隈のほか、東千石町の「七味小路」や「グルメ通り」には、薩摩の伝統料理の老舗などの名店が軒を連ねる。
アーケード内にもむじゃきうなぎの末吉などの有名店が存在する。
『鹿児島味の小径』
鹿児島中央駅のアミュプラザ鹿児島の地下1階にある郷土の名物料理を中心にした飲食街。鹿児島ラーメンや元祖氷白熊などが味わえる。
山形屋の大食堂[64]
最上階の七階にあり桜島を窓越しに眺めながら食事できる。夏季の夜は臨時で涼しいビアホール営業している。
名山堀飲食街
市役所近くの下町の長屋風の懐かしい飲み屋街。
騎射場
鹿児島大学近くの飲食街。
朝市
南国の新鮮食材が一堂に揃い市場内の食堂や露天では格安で美味しいB級の郷土料理が味わえる。鹿児島中央駅前の西駅朝市と鹿児島港の北埠頭、鹿児島駅近くの小川町の滑川朝市がある。
じゃんぼ餅屋
仙巌園内の茶店や国道10号磯街道沿いにある。

温泉スポット

古里温泉
古里町。桜島に在り、1779年の安永大噴火で湧出。
公衆浴場
市内の各所に点在する観光向きではないが疲れを癒す手軽なスポット。ほぼすべて温泉が引かれており入湯料は格安である。詳細を鹿児島中央駅の観光案内所で案内している。

展望・ドライブ・散策スポット

みなと大通り公園
歴史と文化の道(国道10号
鴨池新町付近
谷山臨海大橋
黎明みなと大橋
県立吉野公園
城山公園
城山町。鹿児島市で定番の展望台。
みなと大通り公園
鹿児島市役所前から鹿児島港まで大通りの中央のグリーンベルトは散策路のようになっており、ムーアの抽象彫刻がランドマークになっている。日本の道100選などに選定されている。
多賀山公園
清水町鹿児島駅裏手の山で頂上からの眺めがよい。東郷平八郎元帥の銅像がある。
長島美術館
武三丁目。鹿児島中央駅の西口より車で5分。美術館の庭園からは市街地を見下ろせる。
鹿児島県庁の展望台
鴨池新町。桜島・鹿児島湾・大隅半島が一望できる。冬場の快晴で空気が澄んでいる日には遠く霧島山系や開聞岳も望める。
アミュラン
中央町のJR鹿児島中央駅駅ビル・アミュプラザ鹿児島の屋上に設置されている大観覧車。一周は約15分で頂上付近の高さはおよそ90m。全てが透明なゴンドラが2基ある。
唐湊墓地
隠れた展望スポット。高層ビルが林立する鴨池新町方面を中心とした景色が愉しめる。
歴史と文化の道
鹿児島城前から照国神社の大鳥居前までの歩道の愛称。こぢんまりとしているが、沿道には西郷銅像、市立美術館黎明館などの観光スポットと鉄筋造りの歴史的建築物が多い。歩道は石畳で舗装されガス灯が等間隔で設置されている。また市立美術館から鹿児島県立図書館までの歩道脇には小さな堀端風の用水池がつくられ多くの錦鯉が放流されており、黎明館横の鹿児島城跡の堀には多くの蓮が自生している。
ナポリ通り・パース通り・工学部前通り
街路樹が並ぶ、中心市街地を代表する大通り。
天保山シーサイドブリッジ
天保山町。市街地や桜島を展望できる。
与次郎・鴨池新町
沿道のヤシの木や幅広い道路。
谷山臨港大橋
東開町。鹿児島湾と城山を背景に市街地中心部が望める。
木材港の埠頭
東開町。夜になると釣り人達が車で集まるポイントでもある。
国道226号
指宿温泉へ向う幹線道路で、ヤシの木の街路樹がある。迂回路がないため週末や朝夕や雨天時には渋滞が発生する。
八重山公園
郡山町。薩摩川内市との境である入来峠の頂上付近にあるキャンプ場。かなり標高が高く天上から遠い市街地を展望できる。市内を流れる甲突川の水源にも近い。
県立吉野公園
吉野町。緑地帯と桜島の眺めが特徴。春には花見客でにぎわう。
牟礼ヶ岡ウインドファーム
市北部の丘陵地帯に建つ、市街地に近いウインドファームである。

祭事

おはら祭
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会

宿泊施設

著名な出身者

(※ 太字は故人)

近現代以前の人物

近現代

政治

軍事

陸軍軍人
海軍軍人

経済

学術研究

芸術

スポーツ

芸能

マスコミ

その他

  • 白浜ワカ(長寿日本一) ※旧西桜島村(後の桜島町)出身

名誉市民

  • 勝目清
  • 浜平勇吉
  • 赤崎義則
  • 中村晉也

鹿児島市を舞台とする作品

小説・エッセイ

劇画・コミック

ドラマ・映画

楽曲

関連文献

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 三井住友銀行統廃合の結果さくら銀行→三井住友銀行「鹿児島南」支店が廃業した跡地にて開業。

出典

  1. ^ 鹿児島市旗 - 鹿児島市例規集 2012年1月22日閲覧。
  2. ^ 鹿児島市の花・木、鹿児島市の紋章 - 鹿児島市 2012年1月22日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ 姉妹都市盟約等 - 市町村 - 鹿児島市(イタリア・ナポリ市) 鹿児島市.2021年6月1日閲覧。
  4. ^ 谷岡武雄・山口恵一郎監修「コンサイス日本地名事典 第4版」 三省堂、1998年、ISBN 4-385-15327-2
  5. ^ 浮田典良・中村和郎・高橋伸夫監修「日本地名地図館 初版」 小学館、2002年、ISBN 4-09-526064-5
  6. ^ 「世界大百科事典5 初版」 平凡社、1988年、ISBN 4-582-02200-6
  7. ^ 「日本大百科全書5 2版」 小学館、1994年、ISBN 4-09-526105-6
  8. ^ 第3章地域コミュニティの現状と課題”. 鹿児島市. 2012年1月19日閲覧。
  9. ^ 鹿児島市の生い立ち”. 鹿児島市. 2012年1月19日閲覧。
  10. ^ かごしま都市マスタープラン 3章 かごしま都市マスタープラン地域別構想 - 鹿児島市 2012年10月25日閲覧。
  11. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  12. ^ 鹿児島市役所支所設置条例”. 鹿児島市. 2022年4月23日閲覧。
  13. ^ ウィキソース出典 鹿児島県(英語)『町の区域の設定及び字の廃止鹿児島県〈鹿児島県公報〉、2004年10月26日。ウィキソースより閲覧。 
  14. ^ 町名・字名の取り扱いについて”. 鹿児島地区合併協議会. 2011年11月22日閲覧。
  15. ^ 南日本新聞 2015, p. 899.
  16. ^ 「新島の定住者ゼロ 鹿児島湾内で唯一の『有人島』でしたが‥」『南日本新聞』2014年8月13日25面。
  17. ^ 外部リンク(鹿児島市公式サイト)の回答を参照。
  18. ^ 無人島となった故郷にUターン・新島に、新たな夢を描く(前編) - MBC南日本放送 2020年4月29日閲覧。
  19. ^ 桜島(浦之前港)〜新島(新島港)間の行政連絡船 - 鹿児島市 2019年7月5日閲覧。
  20. ^ 日本の東西南北端点の経度緯度 - 国土地理院
  21. ^ 南の交流拠点〜中核市「鹿児島」 - 鹿児島市 2012年1月20日閲覧。
  22. ^ 平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
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参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 46 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9 , Wikidata Q111291392
  • 南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日http://www.city.kagoshima.lg.jp/kikakuzaisei/kikaku/seisaku-s/shise/shokai/kagoshima-05.html , Wikidata Q111372912

外部リンク

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