大津市(おおつし)は、滋賀県の南西端に位置する市。滋賀県の県庁所在地で中核市に指定されている[注 1]。
概要
天智天皇が近江大津宮に遷都して以来、1350年以上の歴史を有する古都である[1]。戦時中の被災や自然災害が少なかったことにより、世界文化遺産の延暦寺、園城寺(三井寺)、日吉大社、石山寺などの古社寺をはじめ、多くの文化財や史跡、名勝が現存する。市町村単位での国指定文化財保有件数は、京都市、奈良市に次いで、全国で3番目に多い[1]。県下随一の規模と歴史を有し、第1回地域ブランドに認定されたおごと温泉や、日本三名橋の一つ瀬田の唐橋、かるたの聖地として知られる近江神宮、松尾芭蕉の墓がある義仲寺、明智光秀一族の墓(西教寺)、都市近郊型高原リゾートびわ湖バレイも所在する。また、夏はウォータースポーツやトレッキング、冬はスキーなどのアウトドアが盛んである。
古くから多くの和歌や俳句に詠まれたり、近江八景に描かれるなど、風光明媚な地としても世に知られる。特に湖畔エリアは、比叡山と琵琶湖に囲まれて自然と都市が融合した景観であり、文化施設が整備された大津湖岸なぎさ公園が、都市景観100選および関西自然に親しむ風景100選に選ばれている。また、ラ・フォル・ジュルネ創始者のルネ・マルタンは、「水辺の風景としてウィーンやプラハに共通する美しさがある」と語った[2]。
市域は、琵琶湖の主要な港湾である大津港を擁し東海道の宿場であった大津宿を中心に、膳所藩の城下町であった膳所、比叡山の門前町や港湾として栄えた坂本、湖上交通の拠点であった堅田、近江国庁があった瀬田などからなる。
2010年国勢調査によると、人口集中地区 (DID) 人口密度は約7,000人/km²となっている[3]。市内では併用軌道路線(路面電車)と専用軌道を含む京阪電気鉄道大津線(石坂線、京津線)が運行されている。また、東レ創業の地であり、現在も主要な研究開発および生産拠点となっている[4]。
京都市との関係
滋賀県の県庁所在地かつ最大の人口を抱える都市であるが、政令指定都市である京都市に隣接しており、京都都市圏に組み込まれている[5]。大津駅から京都駅までJRの琵琶湖線で10分ほどの距離にあることから、琵琶湖線(東海道本線)や湖西線沿線を中心に、京都市の衛星都市・ベッドタウンとしても発展してきた(「京滋」も参照)[6]。そのため、京都府・大阪府に通勤通学するいわゆる「滋賀府民」も多い。また、京都市とあまりにも至近であることからしばし「京都市大津区」と揶揄され[7]、県内の企業の拠点を当市ではなく隣接する草津市に置くことも多い[8]。また、2020年に市内唯一の百貨店であったであった西武大津店が閉店したことにより、近鉄百貨店草津店が県内唯一の百貨店となった[9]。これにより滋賀県は福島県とともに県内に百貨店はあるものの、県庁所在地に百貨店が存在しない2例目の県となった[10][9]。
地理
位置
大津市の市域は、琵琶湖の南西岸から南岸にかけて南北に細長く広がっており、古代より琵琶湖の水上交通の要衝であった。西隣の京都市との境には比叡山が南北に走り、山を挟んで向かい合う同市との関係が深い。
なお、都道府県庁所在地同士が隣接している例は、日本では両市のほか、仙台市と山形市、福岡市と佐賀市、海上で隣接する和歌山市と徳島市の計4例があるが、都道府県庁間の距離では両市にある庁舎は直線で10.5kmの距離にあり最も短い(次に短い都道府県庁は東京都庁と神奈川県庁の27.2km)[11]。この距離の近さもあり、JR西日本の新快速では、大津駅から京都駅まで約10分、大阪駅まで約40分、神戸駅まで約70分で到着する。
広袤(こうぼう)
国土地理院地理情報 によると、大津市の東西南北それぞれの端は以下の位置となっている。
地形
山地
- 主な山
河川
- 主な川
湖沼
- 主な湖
気候
市域の多くが近江盆地に位置するため、全般的に内陸性気候である。旧堅田町区域は豪雪地帯に指定されている[12]。
気象庁などが発表する滋賀県の天気予報は北部と南部の2つの一次細分区域に分けられているが、当市域はこの一次細分区域をまたいでいる。北部は伊香立支所、小野支所、葛川支所、木戸支所、小松支所及び和邇支所管内、南部は左記以外の管内である。一次細分区域をまたいでいる市区町村の例としては、今でこそ平成の大合併により他に仙台市や五條市などがあるが、平成の大合併以前にこのような状態であったという点で、大津市は全国でも珍しい例である[13]。
大津市(大津市南部/大津市萱野浦、標高86m)の気候
|
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
|
最高気温記録 °C (°F)
|
16.5 (61.7)
|
20.3 (68.5)
|
24.5 (76.1)
|
28.8 (83.8)
|
33.2 (91.8)
|
36.1 (97)
|
38.4 (101.1)
|
38.5 (101.3)
|
37.5 (99.5)
|
31.7 (89.1)
|
26.6 (79.9)
|
20.0 (68)
|
38.5 (101.3)
|
平均最高気温 °C (°F)
|
7.9 (46.2)
|
8.5 (47.3)
|
12.6 (54.7)
|
18.6 (65.5)
|
23.7 (74.7)
|
26.8 (80.2)
|
30.9 (87.6)
|
32.5 (90.5)
|
28.1 (82.6)
|
22.2 (72)
|
16.1 (61)
|
10.5 (50.9)
|
19.9 (67.8)
|
日平均気温 °C (°F)
|
4.1 (39.4)
|
4.4 (39.9)
|
7.6 (45.7)
|
13.1 (55.6)
|
18.2 (64.8)
|
22.1 (71.8)
|
26.2 (79.2)
|
27.3 (81.1)
|
23.3 (73.9)
|
17.4 (63.3)
|
11.5 (52.7)
|
6.5 (43.7)
|
15.1 (59.2)
|
平均最低気温 °C (°F)
|
0.7 (33.3)
|
0.6 (33.1)
|
3.2 (37.8)
|
8.0 (46.4)
|
13.3 (55.9)
|
18.2 (64.8)
|
22.6 (72.7)
|
23.5 (74.3)
|
19.6 (67.3)
|
13.3 (55.9)
|
7.3 (45.1)
|
2.8 (37)
|
11.1 (52)
|
最低気温記録 °C (°F)
|
−5.4 (22.3)
|
−6.6 (20.1)
|
−2.7 (27.1)
|
−0.4 (31.3)
|
3.4 (38.1)
|
8.6 (47.5)
|
15.1 (59.2)
|
16.5 (61.7)
|
9.9 (49.8)
|
3.4 (38.1)
|
0.2 (32.4)
|
−4.1 (24.6)
|
−6.6 (20.1)
|
降水量 mm (inch)
|
56.8 (2.236)
|
69.7 (2.744)
|
117.9 (4.642)
|
125.6 (4.945)
|
156.9 (6.177)
|
217.7 (8.571)
|
211.8 (8.339)
|
159.5 (6.28)
|
172 (6.77)
|
149.1 (5.87)
|
79.3 (3.122)
|
60.2 (2.37)
|
1,566.6 (61.677)
|
平均降水日数 (≥1.0mm)
|
7.2
|
7.9
|
10.6
|
10.4
|
10.3
|
12.4
|
12
|
9.1
|
10.7
|
9.2
|
7
|
7.5
|
114.6
|
平均月間日照時間
|
120.4
|
125.4
|
160.9
|
183
|
192.8
|
142.1
|
159.3
|
202.9
|
150.2
|
157.1
|
141.1
|
133.1
|
1,870.2
|
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、気温極値:1977年-現在)[14][15]
|
南小松(大津市北部/大津市南小松、標高90m、1991年 - 2020年)の気候
|
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
|
最高気温記録 °C (°F)
|
16.4 (61.5)
|
17.4 (63.3)
|
23.2 (73.8)
|
27.1 (80.8)
|
30.9 (87.6)
|
34.2 (93.6)
|
37.2 (99)
|
37.2 (99)
|
35.1 (95.2)
|
31.0 (87.8)
|
24.7 (76.5)
|
20.0 (68)
|
37.2 (99)
|
平均最高気温 °C (°F)
|
7.2 (45)
|
7.7 (45.9)
|
11.5 (52.7)
|
17.2 (63)
|
22.3 (72.1)
|
25.7 (78.3)
|
29.7 (85.5)
|
31.5 (88.7)
|
27.4 (81.3)
|
21.6 (70.9)
|
15.6 (60.1)
|
10.0 (50)
|
18.9 (66)
|
日平均気温 °C (°F)
|
3.8 (38.8)
|
3.9 (39)
|
7.1 (44.8)
|
12.2 (54)
|
17.3 (63.1)
|
21.4 (70.5)
|
25.6 (78.1)
|
26.9 (80.4)
|
23.2 (73.8)
|
17.5 (63.5)
|
11.5 (52.7)
|
6.4 (43.5)
|
14.7 (58.5)
|
平均最低気温 °C (°F)
|
0.5 (32.9)
|
0.4 (32.7)
|
2.8 (37)
|
7.5 (45.5)
|
12.8 (55)
|
17.7 (63.9)
|
22.3 (72.1)
|
23.3 (73.9)
|
19.7 (67.5)
|
13.5 (56.3)
|
7.5 (45.5)
|
2.7 (36.9)
|
10.9 (51.6)
|
最低気温記録 °C (°F)
|
−7.3 (18.9)
|
−7.8 (18)
|
−4.1 (24.6)
|
−0.8 (30.6)
|
4.7 (40.5)
|
8.4 (47.1)
|
14.3 (57.7)
|
15.8 (60.4)
|
10.2 (50.4)
|
3.7 (38.7)
|
0.2 (32.4)
|
−4.5 (23.9)
|
−7.8 (18)
|
降水量 mm (inch)
|
128.0 (5.039)
|
124.3 (4.894)
|
140.9 (5.547)
|
144.3 (5.681)
|
180.9 (7.122)
|
225.6 (8.882)
|
239.9 (9.445)
|
162.3 (6.39)
|
192.6 (7.583)
|
154.5 (6.083)
|
101.6 (4)
|
112.9 (4.445)
|
1,904.1 (74.965)
|
平均降水日数 (≥1.0 mm)
|
15.7
|
14.9
|
14.2
|
11.4
|
10.7
|
12.5
|
13.2
|
9.1
|
11.4
|
9.8
|
10.7
|
13.4
|
147.4
|
平均月間日照時間
|
92.5
|
96.5
|
141.8
|
179.2
|
185.2
|
139.5
|
148.4
|
192.4
|
143.0
|
139.2
|
121.1
|
106.4
|
1,685.2
|
出典1:Japan Meteorological Agency
|
出典2:気象庁[16]
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地域
町名
(※ 数字は町内の丁の数を表す)
人口
2010年国勢調査によると、前回調査からの人口増減は、4.30%増の337,629人であり、増減率は県下19市町村中で4番目、都道府県庁所在地の中では東京都区部、福岡市に次いで3番目に高かった。
|
大津市と全国の年齢別人口分布(2005年)
|
大津市の年齢・男女別人口分布(2005年)
|
■紫色 ― 大津市 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
|
大津市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
|
181,164人
|
|
1975年(昭和50年)
|
201,599人
|
|
1980年(昭和55年)
|
228,982人
|
|
1985年(昭和60年)
|
250,715人
|
|
1990年(平成2年)
|
277,290人
|
|
1995年(平成7年)
|
295,574人
|
|
2000年(平成12年)
|
309,793人
|
|
2005年(平成17年)
|
323,719人
|
|
2010年(平成22年)
|
337,634人
|
|
2015年(平成27年)
|
340,973人
|
|
2020年(令和2年)
|
345,070人
|
|
|
総務省統計局 国勢調査より
|
2020年国勢調査の速報値によると、前回調査の340,973人から345,202人、増減率は1.24%の増加となった[17]。
隣接自治体・行政区
- 滋賀県
- 京都府
歴史
古代から室町時代まで
戦国時代から江戸時代まで
明治時代から第二次世界大戦まで
終戦後
行政区域の変遷
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、
滋賀郡大津町(大津元会所町 · 大津御蔵町 · 大津湊町 · 大津橋本町 · 大津坂本町 · 大津新町 · 大津白玉町 · 大津鍋屋町 · 大津南保町 · 大津上堅田町 · 大津下堅田町 · 大津上平蔵町 · 大津下平蔵町 · 大津甚七町 · 大津肥前町 · 大津中堀町 · 大津丸屋町 · 大津柳町 · 大津太間町 · 大津玉屋町 · 大津猟師町 · 大津伊勢屋町 · 大津材木町 · 大津九軒町 · 大津高見町 · 大津和泉町 · 大津了徳町 · 大津上京町 · 大津中京町 · 大津上小唐崎町 · 大津下小唐崎町 · 大津井筒町 · 大津八幡町 · 大津大工町 · 大津後在家町 · 大津蛭子町 · 大津葭原町 · 大津鍛冶屋町 · 大津境川町 · 大津笹屋町 · 大津上栄町 · 大津下栄町 · 大津上博労町 · 大津下博労町 · 大津松屋町 · 大津葛原町 · 大津布施屋町 · 大津金塚町 · 大津寺町 · 大津上百石町 · 大津下百石町 · 大津四宮町 · 大津北町 · 大津西町 · 大津南町 · 大津関寺町 · 大津清水町 · 大津上関寺町 · 大津下片原町 · 大津上片原町 · 大津大谷町 · 大津一里町 · 大津追分町 · 大津船頭町 · 大津鍵屋町 · 大津菱屋町 · 大津石川町 · 大津七軒町 · 大津石橋町 · 大津上馬場町 · 大津土橋町 · 大津下馬場町 · 大津小川町 · 大津上北国町 · 大津中北国町 · 大津桝屋町 · 大津蔵橋町 · 大津西山町 · 大津川口町 · 大津中保町 · 大津水揚町 · 大津東今颪町 · 大津西今颪町 · 大津今堀町 · 大津下北国町 · 大津鹿関町 · 大津上大門町 · 大津下大門町 · 大津北保町 · 大津観音寺町 · 大津尾花川町) · 馬場町 · 松本村 · 東浦村 · 藤尾村 · 別所村 · 神出村の区域をもって 大津町が発足。
- 1898年(明治31年)10月1日 - 滋賀郡大津町が市制施行して大津市となる。
- 1932年(昭和7年)5月10日 - 滋賀郡滋賀村を編入。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 大津市が滋賀郡膳所町・石山町と合併し、改めて大津市が発足。
- 1951年(昭和26年)4月1日 -
滋賀郡坂本村 · 雄琴村 · 下阪本村 · 栗太郡大石村 · 下田上村を編入。
- 1967年(昭和42年)4月1日 - 滋賀郡堅田町・栗太郡瀬田町を編入。
- 2006年(平成18年)3月20日 - 滋賀郡志賀町を編入。
政治
行政
市長
- 歴代市長
代
|
市長
|
就任
|
退任
|
備考
|
初代
|
にしむらぶんしろう西村文四郎
|
1899年(明治32年)1月24日
|
1901年(明治34年)7月6日
|
大津町長から横滑り
|
02代
|
さかいいわぞう酒井岩造
|
1901年(明治34年)8月29日
|
1901年(明治34年)12月17日
|
|
03代
|
むらたとらじろう村田虎次郎
|
1902年(明治35年)4月9日
|
1908年(明治41年)1月10日
|
|
04代
|
にしかわたいじろう西川太治郎
|
1908年(明治41年)4月9日
|
1910年(明治43年)11月7日
|
|
05代
|
たむらぜんしち田村善七
|
1911年(明治44年)2月18日
|
1912年(大正元年)8月13日
|
|
06代
|
おがわせいじろう小川静次郎
|
1913年(大正2年)1月16日
|
1914年(大正3年)11月2日
|
|
07代
|
ふじさわやさぶろう藤沢弥三郎
|
1915年(大正4年)11月1日
|
1916年(大正5年)12月27日
|
|
08代
|
はっとりけいたろう服部慶太郎
|
1917年(大正6年)7月25日
|
1918年(大正7年)4月15日
|
|
09代
|
いまやゆうじろう今屋友次郎
|
1918年(大正7年)9月11日
|
1922年(大正11年)9月10日
|
|
10代
|
なかいそうしち中井荘七
|
1922年(大正11年)10月7日
|
1926年(大正15年)10月6日
|
|
11代
|
おくのえいたろう奥野英太郎
|
1926年(大正15年)11月6日
|
1929年(昭和4年)11月4日
|
|
12代
|
にしだよさぶろう西田与三郎
|
1930年(昭和5年)11月22日
|
1933年(昭和8年)3月31日
|
新設合併による旧・大津市廃止ため失職
|
13代
|
ほつたよしじろう堀田義次郎
|
1933年(昭和8年)6月21日
|
1942年(昭和17年)11月19日
|
|
14代
|
はやかわせいぞう早川清三
|
1942年(昭和17年)11月19日
|
1946年(昭和21年)11月18日
|
|
15代
|
もりけんいち森建一
|
1946年(昭和21年)12月14日
|
1947年(昭和22年)4月7日
|
|
16代
|
もりたしょういち森田象一
|
1947年(昭和22年)4月7日
|
1949年(昭和24年)8月12日
|
健康上の理由により辞職
|
17代
|
さじせいきち佐治誠吉
|
1949年(昭和24年)9月9日
|
1952年(昭和27年)9月4日
|
衆院選出馬のため辞職
|
18代
|
うえはらしげじ上原茂次
|
1952年(昭和27年)10月14日
|
1964年(昭和39年)10月4日
|
|
19代
|
にしだぜんいち西田善一
|
1964年(昭和39年)10月6日
|
1972年(昭和47年)10月4日
|
|
20代
|
やまだこうさぶろう山田耕三郎
|
1972年(昭和47年)10月6日
|
1980年(昭和55年)4月15日
|
参院選出馬のため辞職
|
21代
|
やまだとよさぶろう山田豊三郎
|
1980年(昭和55年)6月15日
|
2003年(平成16年)12月26日
|
健康上の理由により辞職
|
22代
|
めかたまこと目片信
|
2004年(平成16年)1月25日
|
2012年(平成24年)1月24日
|
|
23代
|
こしなおみ越直美
|
2012年(平成24年)1月25日
|
2020年(令和2年)1月24日
|
|
24代
|
さとうけんじ佐藤健司
|
2020年(令和2年)1月25日
|
|
|
行政機構
行政機構については、大津市役所を参照。
議会
市議会
- 大津市議会
県議会
- 滋賀県議会
- 2023年滋賀県議会議員選挙
- 選挙区:大津市選挙区
- 定数:10人
- 投票日:2023年4月9日
- 当日有権者数:281,082人
- 投票率:43.29%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
備考
|
目片信悟 |
当 |
57 |
自由民主党 |
現 |
14,425票 |
|
河村浩史 |
当 |
41 |
日本維新の会 |
新 |
13,843票 |
|
桐田真人 |
当 |
46 |
自由民主党 |
現 |
11,436票 |
|
河井昭成 |
当 |
49 |
チームしが |
現 |
9,685票 |
|
桑野仁 |
当 |
64 |
自由民主党 |
現 |
9,023票 |
|
節木三千代 |
当 |
64 |
日本共産党 |
現 |
8,896票 |
|
野田武宏 |
当 |
39 |
チームしが |
新 |
8,648票 |
|
清水ひとみ |
当 |
63 |
公明党 |
現 |
8,628票 |
|
佐口佳恵 |
当 |
49 |
チームしが |
現 |
8,573票 |
|
岩崎和也 |
当 |
46 |
公明党 |
新 |
7,286票 |
|
黄野瀬明子 |
落 |
40 |
日本共産党 |
現 |
6,357票 |
|
井内律子 |
落 |
55 |
自由民主党 |
新 |
6,089票 |
|
片岡真 |
落 |
31 |
参政党 |
新 |
5,621票 |
|
徳田直樹 |
落 |
51 |
無所属 |
新 |
1,490票 |
|
- 2019年滋賀県議会議員選挙
- 選挙区:大津市選挙区
- 定数:10人
- 投票日:2019年4月7日
- 当日有権者数:278,112人
- 投票率:42.38%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
備考
|
佐藤健司 |
当 |
46 |
自由民主党 |
現 |
13,811票 |
2020年の市長選に立候補し辞職
|
目片信悟 |
当 |
53 |
自由民主党 |
現 |
13,211票 |
2015年の県議選は無所属で当選
|
河井昭成 |
当 |
45 |
チームしが |
新 |
12,517票 |
|
清水ひとみ |
当 |
59 |
公明党 |
新 |
9,632票 |
前市議
|
成田政隆 |
当 |
44 |
チームしが |
現 |
9,570票 |
|
佐口佳恵 |
当 |
45 |
立憲民主党 |
新 |
9,412票 |
|
節木三千代 |
当 |
60 |
日本共産党 |
現 |
8,752票 |
|
中村才次郎 |
当 |
59 |
公明党 |
現 |
8,722票 |
|
黄野瀬明子 |
当 |
36 |
日本共産党 |
新 |
7,935票 |
|
桑野仁 |
当 |
60 |
自由民主党 |
現 |
7,555票 |
|
山本進一 |
落 |
64 |
自由民主党 |
現 |
7,528票 |
|
佐野高典 |
落 |
70 |
自由民主党 |
現 |
7,429票 |
|
- 2018年滋賀県議会議員補欠選挙
- 選挙区:大津市選挙区
- 定数:1人
- 投票日:2018年6月24日
- 当日有権者数:277,377人
- 投票率:40.00%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
備考
|
桑野仁 |
当 |
59 |
自由民主党 |
新 |
45,711票 |
前市議
|
河井昭成 |
落 |
44 |
滋賀の未来を考える会 |
新 |
39,325票 |
前市議
|
黄野瀬明子 |
落 |
35 |
日本共産党 |
新 |
22,777票 |
|
- 2015年滋賀県議会議員選挙
- 選挙区:大津市選挙区
- 定数:10人
- 投票日:2015年4月12日
- 当日有権者数:269,294人
- 投票率:44.82%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
備考
|
佐藤健司 |
当 |
42 |
自由民主党 |
現 |
15,827票 |
2011年の県議選は無所属で当選
|
蔦田恵子 |
当 |
53 |
無所属 |
現 |
12,276票 |
2015年11月27日に辞職[22]
|
節木三千代 |
当 |
57 |
日本共産党 |
元 |
10,744票 |
|
佐野高典 |
当 |
66 |
自由民主党 |
現 |
10,492票 |
|
成田政隆 |
当 |
40 |
民主党 |
現 |
9,732票 |
|
中村才次郎 |
当 |
55 |
公明党 |
新 |
9,096票 |
|
柴田智恵美 |
当 |
58 |
民主党 |
現 |
8,988票 |
|
粉川清美 |
当 |
61 |
公明党 |
現 |
8,611票 |
|
目片信悟 |
当 |
49 |
無所属 |
現 |
8,597票 |
|
山本進一 |
当 |
60 |
自由民主党 |
現 |
7,709票 |
|
黄野瀬明子 |
落 |
32 |
日本共産党 |
新 |
7,480票 |
|
沢田享子 |
落 |
66 |
無所属 |
現 |
6,839票 |
|
宮尾孝三郎 |
落 |
46 |
無所属 |
新 |
2,611票 |
|
国会
- 衆議院
- 選挙区:滋賀1区(大津市、高島市)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 当日有権者数:324,354人
- 投票率:58.90%
出先機関・施設
国家機関
裁判所
警察庁
総務省
法務省
財務省
厚生労働省
農林水産省
国土交通省
防衛省
県政機関
警察
市政機関
消防
対外関係
姉妹都市・提携都市
国内
- 大津市は「大津京」「大津宮」など、古都だった歴史がある。かつては全国京都会議に過去に加盟していたが、2014年に脱退した[23]。
海外
- 姉妹都市
経済
伝統産業として、大津絵・大津算盤・松本瓦(桟瓦、簡略瓦)・膳所焼・湖南焼などがある。
第一次産業
漁業
- 主な漁港
農業
- 湯葉
- 食用菊
- 膳所茶 - 黒船来航時、船上でペリーに供された際に気に入られ、のちに対米輸出品目第1号となった。
第二次産業
工業
- 拠点を置く企業
第三次産業
商業
- 主な商業施設
金融機関
- 本店を置く金融機関
- 営業拠点を置く主な金融機関
情報・生活
マスメディア
新聞社
放送局
- テレビ局
- ラジオ局
ライフライン
電力
ガス
上下水道
電信
教育・研究機関
大学・短大
高等学校
中学校
小学校
幼稚園・保育園
- 滋賀大教育学部附属幼稚園(国立・昭和町)
- 志賀北幼稚園(荒川)
- 志賀南幼稚園(和邇今宿)
- 伊香立幼稚園(伊香立下在地町)
- 真野幼稚園(真野)
- 真野北幼稚園(緑町)
- 堅田幼稚園(本堅田)
- 仰木幼稚園(仰木)
- 仰木の里幼稚園(仰木の里)
- 仰木の里東幼稚園(仰木の里)
- 雄琴幼稚園(雄琴)
- 日吉台幼稚園(日吉台)
- 坂本幼稚園(坂本)
- 下阪本幼稚園(下阪本)
- 唐崎幼稚園(際川)
- 志賀幼稚園(勧学)
- 比叡平幼稚園(比叡平)
- 長等幼稚園(三井寺)
- 逢坂幼稚園(音羽台)
- 大津幼稚園(島の関)
- 平野幼稚園(馬場)
- 膳所幼稚園(中庄)
- 富士見幼稚園(富士見台)
- 晴嵐幼稚園(鳥居川町)
- 石山幼稚園(石山寺)
- 南郷幼稚園(南郷)
- 大石幼稚園(大石中)
- 田上幼稚園(関津)
- 上田上幼稚園(平野)
- 青山幼稚園(青山)
- 瀬田南幼稚園(三大寺)
- 瀬田幼稚園(大江)
- 瀬田東幼稚園(一里山)
- 瀬田北幼稚園(大将軍)
- 比叡山幼稚園(私立・坂本)
- 愛光幼稚園(私立・末広町)
- 滋賀短大附属幼稚園(私立・竜が丘)
- 聖母幼稚園(私立・馬場)
- 聖愛幼稚園(私立・中庄)
- 清和幼稚園(私立・栄町)
- 比良保育園(南比良)
- 和邇保育園(和邇中)
- 伊香立保育園(伊香立下龍華町)
- 堅田保育園(本堅田)
- 天神山保育園(本堅田)
- 唐崎保育園(際川)
- ひえい平保育園(比叡平)
- 皇子が丘保育園(皇子が丘)
- 逢坂保育園(音羽台)
- 朝日が丘保育園(朝日が丘)
- 膳所保育園(昭和町)
- 晴嵐保育園(光が丘)
- 大平保育園(大平)
- 瀬田南保育園(三大寺)
その他の教育機関
交通
市の中心となる駅は大津駅であるが、市内で乗降客数が最も多い駅は石山駅である。
鉄道
鉄道路線
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 京阪電気鉄道(京阪大津線)
鋼索鉄道
索道
バス
路線バス
高速バス
現在は大津市内に発着する路線は以下の夜行高速バス1路線のみ。
- 千葉中央バス
道路
高速自動車国道
国道
- 国道161号(琵琶湖西縦貫道路)
- 西大津バイパス
- 藤尾南ランプ
- 藤尾北ランプ
- 藤尾奥町ランプ
- 皇子山ランプ
- 南志賀ランプ
- 近江神宮ランプ
- 滋賀里ランプ
- 下阪本ランプ
- 坂本北IC
- 湖西道路
- 志賀バイパス
県道
- 主要地方道
- 一般県道
有料道路
道の駅
航路
港湾
大津港は滋賀県が、その他の港湾は大津市が管理[24] している。
- 大津港
- 膳所港
- 雄琴港(おごと温泉港)
- 堅田港
- 南小松港(近江舞子港)
観光
近江八景
浮世絵や上方落語の題材として知られる八景である。八景のうち7箇所が当市内に所在し、残る1箇所も当市域に近接する。
- 石山秋月(いしやま の しゅうげつ) - 石山寺
- 勢多(瀬田)夕照(せた の せきしょう) - 瀬田の唐橋
- 粟津晴嵐(あわづ の せいらん) - 粟津原
- 矢橋帰帆(やばせ の きはん)- 矢橋、現在の矢橋帰帆島 ※ 草津市に所在。
- 三井晩鐘(みい の ばんしょう) - 園城寺(三井寺)
- 唐崎夜雨(からさき の やう) - 唐崎神社
- 堅田落雁(かたた の らくがん) - 満月寺浮御堂
- 比良暮雪(ひら の ぼせつ)- 比良山地
名所・旧跡
神社
寺院
遺跡・城跡・景勝地など
観光スポット
自然・公園
文化施設
レジャー
温泉
- 雄琴温泉 - 最澄を開祖とする温泉。大蛇伝説が残る。1929年(昭和4年)創業の老舗湯元館ほか、約10軒の旅館・ホテルからなる。
- びわ湖温泉 - かつて、びわ湖パラダイス(紅葉パラダイス)で一世を風靡。ホテル紅葉をリニューアルした「旅亭 紅葉」が営業していたが、2013年1月末をもって閉館した。跡地はマンションとなっている。
- 石山南郷温泉 - 石山寺門前と、南郷地区に数軒の旅館からなる。
- 比良招福温泉 - 2007年に掘削された温泉。宿泊施設はホリデーアフタヌーンがある。
文化・名物
祭事・催事
- 山王祭(中心神事:毎年4月12〜14日)
- 船幸祭(船上渡御:毎年8月17日)
- 大津祭(本祭:毎年10月体育の日の前日) - 湖国三大祭の一つ、国の重要無形民俗文化財
- びわ湖開き (毎年3月の第1または第2土曜日)
- びわ湖大津夏祭り(毎年8月の第1金曜日)
- びわ湖大花火大会(毎年8月8日)
- ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンびわ湖(毎年ゴールデンウィークの前半2〜3日間)
- 滋賀うまいもん選抜総選挙(滋賀B級グルメバトルの後継イベント、2015年度は8月の第1土曜日と日曜日の2日間開催された)
- 牛肉サミット(毎年8月下旬の2日間)
- 大津ジャズフェスティバル(毎年10月中旬の2日間)
スポーツ
スポーツチーム
競技会
- レガッタ
- ゴルフ
出身関連著名人
出身著名人
歴史上の人物
政治家・学者・文筆家など
芸術家など
芸能・アーティスト
スポーツ選手
関連著名人
- ゆかりの人物
名誉市民
作品
- 大津市を舞台とした作品
文学
漫画・アニメ
映画
ドラマ
音楽
伝統芸能
- 傾城反魂香 - 歌舞伎の演目
- 瘤弁慶 - 上方落語の演目、大津の宿場町が舞台。
- 宿屋町 - 上方落語の演目、大津の宿場町が舞台。
- 近江八景 - 上方落語の演目
- 矢橋船 - 上方落語の演目
脚注
注釈
出典
文献
参考文献
関連文献
関連項目
外部リンク
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注: 順位は2021年国勢調査時の市域人口による。 |
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