宇治市 (うじし)は、京都府 の南に位置する市 。
京都盆地 の東南部にあり[ 5] 、旧山城国 宇治郡 の南側と、久世郡 の北東側を市域とする。
北側は京都市 と、東側は醍醐笠取山地により大津市 と接する[ 5] 。市域の東半分は標高200-400メートルの丘陵地であり、そこには標高602メートルの千頭岳がある。
当市の古来の集落や近・現代の住宅街は宇治川沿いに発展した歴史がある。琵琶湖から流れ出る唯一の川である瀬田川 は南に向かったあと南西に向きを変え、琵琶湖から約16キロメートルの場所、滋賀県と京都府の境界でその名を宇治川 と変え[ 6] 、向きも変え北西方向に流れるが、その谷口にあたる場所に、古来の中心集落である宇治地区がある。その北方に位置する宇治川右岸地区には、奈良街道 沿いに生じた諸集落を核とした住宅地 が広がる。宇治川左岸には、かつて存在した巨椋池 の湖岸線に沿う形で集落および農耕地 、住宅地、商工業地が広がる。滋賀と京都府の境界から宇治市の中心に架かる宇治橋 まではおよそ9キロメートルである[ 6] 。
高品質の茶を生産する茶業 、特産品の宇治茶 、およびユネスコ世界遺産 ともなっている平等院 、宇治上神社 等の文化財で知られる。
現在の人口 は約18万人で、京都府内で京都市に次ぐ第二都市 であり、京都市 への通勤率は29.1% である(平成22年国勢調査)。
地名の由来
地理
宇治市中心部周辺の空中写真。2020年8月19日撮影の27枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス の空中写真を基に作成。
地形
山地
主な山
河川
主な河川
湖沼
主な湖
主な池
人口
宇治市と全国の年齢別人口分布(2005年)
宇治市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■ 紫色 ― 宇治市■ 緑色 ― 日本全国
■ 青色 ― 男性■ 赤色 ― 女性
宇治市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 (昭和45年)
103,497人
1975年 (昭和50年)
133,405人
1980年 (昭和55年)
152,692人
1985年 (昭和60年)
165,411人
1990年 (平成2年)
177,010人
1995年 (平成7年)
184,830人
2000年 (平成12年)
189,112人
2005年 (平成17年)
189,591人
2010年 (平成22年)
189,609人
2015年 (平成27年)
184,678人
2020年 (令和2年)
179,630人
総務省 統計局 国勢調査 より
宇治市は1960年代前半から京阪神の住宅都市として脚光を浴び、市内各地で宅地造成が相次いで行われた。これに伴い著しい人口増加が始まり、1979年8月には15万人を、1998年9月には19万人を超えた。市が策定し2011年から実施している「第5次総合計画」では、「第1次総合計画」から盛り込まれている『みどりゆたかな住みたい、住んでよかった都市』という都市像を引き続き基本理念としつつ、国全体で減少傾向と予測される人口動向に対応し、市街化地域を拡大しないほか大幅な人口増加を前提としない(計画終了年度の2021年における設定人口は18万人あまり)など、情勢に即した計画が策定されている[ 7] 。平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると0.01%増の189,609人であり、増減率は府下26市町村中5位、36行政区域中9位である。
平均年齢は42.1歳(2005年国勢調査[ 8] )
隣接自治体・行政区
京都府
滋賀県
歴史
古代
中世
近世
昭和時代
平成時代
政治
行政
市長
歴代市長
宇治市は第二次世界大戦後 の発足で、完全普通選挙 時代の到来以降に成立した市である。従って、宇治市長選挙 は第1回から公選 であった。官選 時代は存在しない。
首長 の代数(歴代)の数え方は何種類もあるが、本節では a, b を添える形で書き分けながら解説する。表示欄では「代(a)」「代(b)」という名で2種類を記載した。a は就任のあるたびにカウントする方式に基づく代数(就任代)であり、b は同一人物による連続就任をカウントしない方式に基づく代数である。宇治市は a の方式を採っているが(他の例:八王子市 、弘前市 [1] 、浜松市 [2] )、b の方式を採る自治体も多く(例:京都市長 [3] 、大垣市 [4] )、a と b の違いを認識しないまま単純に比較すると誤解が生まれる。なお、返り咲きがあろうとも同一人物を1カウントとする方式もあるが、現状、宇治市は該当しない。
代a
代b
氏名
就任年月日
退任年月日
備考
公選市長
1
1
山崎 平次[ 注 2]
1951年 (昭和 26年)4月16日
1954年 (昭和29年)10月18日
1期4年を満了せず。
2
2
池本 甚四郎 ( いけもと じんしろう )
1954年(昭和29年)11月5日
1958年 (昭和33年)11月4日
1期4年満了。
3
3
新庄 義信
1958年(昭和33年)11月5日
1962年 (昭和37年)11月4日
1期目4年満了。
4
1962年(昭和37年)11月5日
1966年 (昭和41年)11月4日
2期目4年満了。
5
1966年(昭和41年)11月5日
1970年 (昭和45年)11月4日
3期目4年満了。
6
4
田川熊雄 ( たがわ くまお )
1970年(昭和45年)11月5日
1974年 (昭和49年)3月8日
1期4年を満了せず(病気辞任のため)。
7
5
渡辺 博
1974年(昭和49年)4月8日
1976年 (昭和51年)11月7日
1期4年を満了せず(急逝のため)。
8
6
島田 正夫 ( しまだ まさお )
1976年(昭和51年)12月19日
1980年 (昭和55年)12月18日
1期4年満了。
9
7
池本 正夫 ( いけもと まさお )
1980年(昭和55年)12月19日
1984年 (昭和59年)12月18日
1期目4年満了。
10
1984年(昭和59年)12月19日
1988年 (昭和63年)12月18日
2期目4年満了。
11
1988年(昭和63年)12月19日
1992年 (平成 4年)12月18日
3期目4年満了。
12
1992年(平成4年)12月19日
1996年 (平成8年)12月18日
4期目4年満了。
13
8
久保田 勇
1996年(平成8年)12月19日
2000年 (平成12年)12月18日
1期目4年満了。
14
2000年(平成12年)12月19日
2004年 (平成16年)12月18日
2期目4年満了。
15
2004年(平成16年)12月19日
2008年 (平成20年)12月18日
3期目4年満了。
16
2008年(平成20年)12月19日
2012年 (平成24年)12月18日
4期目4年満了。
17
9
山本 正 ( やまもと ただし )
2012年(平成24年)12月19日
2016年 (平成28年)12月18日
1期目4年満了。
18
2016年(平成28年)12月19日
2020年(令和2年)12月18日
2期目。
19
10
松村淳子
2020年(令和2年)12月19日
現職
役所
合併
宇治市成立へ向けての合併と京都市への編入議論
現在の宇治市となるべく合併した地方自治体 は、いずれも小規模な町村であったため早くから合併の機運があった。
のちに合併の中心となる久世郡宇治町は1922年 (大正 11年)、同郡大久保村 との合併決議および府知事への上申書提出を可決した。一方、大久保村でも同様の決議が行われたが村内で反対集会が行われるなど意見がまとまらず、その機会を得なかった[ 16] 。1930年 (昭和5年)には、府知事の諮問をもとに久世郡が宇治町と槇島村の合併を計画したが、これも実現しなかった。一方、宇治郡に属していた山科町 や醍醐村が1931年 (昭和6年)に京都市 へ編入される際、同郡宇治村(のちの東宇治町)も京都市への編入を打診されたが実現しなかった。なお、同郡笠取村 は京都市への合併を希望していたが実現しなかったため、軍需輸送のために建設された道路で直結していた宇治村と1942年 (昭和17年)に合併し、東宇治町となった[ 17] 。
第二次世界大戦 後、地方自治体の権限の拡大に伴い教育や警察などの財政負担がより大きくなったため、合併へ向けての機運の盛り上がりのほか、その研究が様々な立場から行われた。1949年 (昭和24年)、府会議員全員を委員とする調査委員会により出された試案は、槇島村・小倉村・大久保村および東宇治町が宇治町を中心とする枠組みの中で合併するというものであり、この案をもって合併へ向けて動き出した[ 18] 。なお、合併協議の中では綴喜郡宇治田原村 ・田原村 (いずれも現在の宇治田原町 )や久世郡淀町(現在の京都市)および同郡佐山村 ・御牧村 (現在の久御山町 )または久世郡寺田村 ・久津川村 ・富野荘村 (いずれも現在の城陽市 )を含める案も検討されている[ 19] 。
一方、この合併協議の中では京都市への編入についても議論されている。特に、生活圏が同一となる地域もある東宇治町内の住民には京都市への編入という意見が依然として強く、府の世論調査では積極的および消極的な意見を含めると町民全体の88パーセントにも及んだが、町議会は宇治町を中心とする合併に向けての決議をいち早く行った。なお、同時期には町関係者と京都市や府関係者などとの協議も行われている[ 20] 。
結局、財政面など自治体運営の合理化に寄与することや、特産品である「宇治茶」の振興を一体的に図れること[ 21] などが決め手となり、1951年 (昭和26年)3月1日、各町村が合併し、宇治市となった。なお、京都市への編入に関する議論は市制施行後も常に議会での討議がなされるなど燻り続けたが、編入を掲げた市長に対し不信任案が提出され、その後の選挙で編入反対派の革新系候補が勝利することにより、議論は終息した[ 22] 。
平成の大合併における議論
平成の大合併 においては、宇治市と城陽市・宇治田原町・井手町の枠組みでの議論がなされた。2002年 (平成 14年)に設置された合併協議会では、上記の4市町および八幡市・京田辺市・久御山町という枠組みで協議が行われたが、後に上記4市町での枠組みとなった[ 23] [ 24] 。しかし交渉がまとまらなかったため、2007年 (平成19年)11月、合併協議会は解散した[ 25] 。
議会
市議会
府議会
京都府議会
選挙区:宇治市・久世郡選挙区
定数:5人
任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
投票日:2019年4月7日
当日有権者数:166,065人(宇治市153,174人、久御山町 12,891人)[ 26]
投票率:37.68%(宇治市37.36%、久御山町41.53%)
候補者名
当落
年齢
党派名
新旧別
得票数
水谷修
当
62
日本共産党
新
14,106票
藤山裕紀子
当
41
自由民主党
現
11,773票
荻原豊久
当
53
自由民主党
新
11,225票
村井弘
当
61
公明党
現
10,947票
田中美貴子
当
59
国民民主党
現
10,435票
西田宗充
落
46
諸派
新
3,209票
国会
衆議院
出先機関・施設
宇治簡易裁判所
国家機関
厚生労働省
財務省
国税庁
防衛省
自衛隊
法務省
検察庁
裁判所
施設
警察
宇治警察署
警察署
交番
伊勢田交番 - 伊勢田町中山26-5に所在。
宇治駅前交番 - 宇治里尻5-9に所在。
大久保交番 - 広野町西裏118に所在。
小倉交番 - 小倉町老ノ木30-5に所在。
木幡交番 - 木幡南山畑33-5に所在。
西宇治交番 - 伊勢田町北遊田153に所在。
東宇治交番 - 五ケ庄折坂56-2に所在。
槇島交番 - 槇島町 二十四56-8に所在。
六地蔵交番 -六地藏 奈良町72−31に所在。
広野交番 - 広野町尖山に所在。
消防
宇治市消防本部
本部
消防署
伊勢田消防分署 - 伊勢田町大谷19-16に所在。
医療・福祉
医療施設は特筆性の高いもののみを記載する。
一次医療圏
宇治市休日急病診療所 - 市営保健福祉施設。宇治下居13-2に所在。[ 27]
宇治徳洲会病院 宇治徳洲会病院 - 総合病院 。槇島町石橋145に所在。
宇治病院 - 総合病院。五ケ庄芝ノ東54-2に所在。
宇治武田病院 - 総合病院。宇治里尻36-26に所在。宇治武田病院
都倉病院 - 総合病院。宇治山本27に所在。
六地蔵総合病院 - 総合病院。六地蔵奈良町9に所在。
京都府立洛南病院 - 精神病院 。五ケ庄広岡谷2に所在。
宇治おうばく病院 - 精神病院。五ケ庄三番割32-1に所在。
広域医療圏
宇治市が属する広域医療圏 は、二次医療圏としては山城北医療圏(管轄区域:宇治市、城陽市 、八幡市 、京田辺市 、久御山町 、井手町 、宇治田原町 )[ 28] [ 29] 、三次医療圏としては京都府医療圏(管轄区域は京都府全域)である[ 29] 。
山城北医療圏の小児 救急医療 体制として、宇治市域の対象者には、宇治徳洲会病院 (宇治市槇島町 石橋145)、田辺中央病院 (京田辺市 田辺中央6丁目1-6)、男山病院(八幡市 男山泉19)が対応する[ 27] 。
郵便局
宇治郵便局
宇治郵便局 - 宇治蔭山6に所在。郵便番号は 611-00xx。
宇治南陵郵便局
宇治槙島郵便局
宇治莵道郵便局
宇治御蔵山郵便局
宇治大久保郵便局
宇治神明宮郵便局
宇治木幡郵便局
宇治橋郵便局
宇治五ケ庄郵便局
宇治堀池郵便局
宇治蔭田郵便局
小倉郵便局
新田郵便局
宇治笠取簡易郵便局
宇治壱番郵便局
宇治西小倉郵便局
公共施設
[行] 行政サービスコーナー設置 [配] 図書館配本所設置 [返] 図書返却ポスト設置
宇治市文化センター - 折居台1-1に所在。文化会館、歴史資料館、中央図書館、中央公民館の4つからなる複合施設。文化会館大ホールは、オーケストラピットも備えつけられている。小ホールもあり。1984年(昭和59年)開館。
東宇治コミュニティセンター - 五ヶ庄三番割36-5に所在。館内に東宇治図書館がある。1992年(平成4年)開館。[行]
西小倉地域福祉センター - 小倉町山際63-1に所在。館内に西宇治図書館がある。1997年(平成9年)開館。
開地域福祉センター - 開町44-13に所在。[行][配][返]
市民交流プラザ「ゆめりあ うじ」 - 宇治里尻5-9に所在。[配][返]
西小倉コミュニティセンター - 小倉町南堀池107-1に所在。[行]
南宇治コミュニティセンター - 大久保町上ノ山42番地-3に所在。[行][配][返]
槇島コミュニティセンター - 槇島町大川原27番地-5に所在。[行][配][返]
木幡公民館 - 木幡内畑34-7に所在。[行][配][返]
小倉公民館 - 小倉町寺内91に所在。
広野公民館 - 広野町寺山17-403に所在。
大久保青少年センター - 大久保町山ノ内3に所在。児童書・学習参考図書および郷土資料の貸出も行っている。
宇治市源氏物語ミュージアム 宇治市源氏物語ミュージアム - 宇治東内45-26に所在。1998年(平成10年)開館。
平等院鳳翔館 - 宇治蓮華116に所在。2001年(平成13年)開館。
宇治市植物公園 - 広野町八軒屋谷25-1に所在。
アクトパル宇治 (総合野外活動センター) - 西笠取辻出川西1に所在。[配][返]
市営茶室「対鳳庵」 - 宇治塔川1-5に所在。
お茶と宇治のまち交流館「茶づな」 - 菟道丸山203-1に所在。
宇治市総合福祉会館 - 宇治琵琶45に所在。
宇治市産業会館 - 宇治琵琶45-13に所在。
生涯学習センター - 宇治琵琶45-14に所在。
宇治市産業振興センター - 大久保町西ノ端1-25に所在。
休日急病診療所 - 宇治下居13-2に所在。
配本所は上記のほか京都文教大学図書館に、図書返却ポスト は上記のほか市役所地下東通用口と京都文教大学図書館にも設置されている。
また、市内9ヶ所の集会所等において子ども文庫 が開設されている(開設頻度は施設により月1度~毎週と異なっている)。
運動施設
姉妹都市と提携都市
姉妹都市 や提携都市
国内提携都市
京都市 - 2015年(平成27年)12月22日に観光振興と安心安全に関する連携協定締結[ 30]
海外姉妹都市
ヌワラエリヤ市 (スリランカ民主社会主義共和国中部州ヌワラ・エリヤ県)-1986年(昭和61年)4月12日締結
カムループス市 (カナダ連邦ブリティッシュコロンビア州)- 1990年(平成2年)7月1日締結
海外提携都市
咸陽市 (中華人民共和国陝西省)- 1986年(昭和61年)7月24日締結
経済
第一次産業
茶業
平等院 表参道 商店街
宇治茶 [ 31] - 開発により市内の茶農地は減少しているが、茶匠の名跡 の多くが市内にあり、伝統的な産業となっている。
第二次産業
工業
玩具 (トランプ )・家庭用ゲーム機 - 任天堂 任天堂 宇治工場
ニンテンドーミュージアム 1968年(昭和43年)6月に宇治工場(のちに宇治小倉工場へ改称)を設置、ゲーム機本体・周辺機器およびカードゲーム類の製造、ソフトの動作チェック、ゲーム機の修理サービス拠点、部品保管用に使用されていたが、1983年(昭和58年)11月、槇島地区に現:宇治工場が開設されると機能は次第に集約されてゆき、小倉工場における業務は2016年(平成28年)11月をもって終了した。以後、使用されない状態が続いていたが2024年(令和6年)10月よりニンテンドーミュージアムとして活用されることとなった[ 32] 。
また1993年(平成5年)11月に大久保工場を設置し商品保管に使用していたが、2017年(平成29年)4月からは玩具卸「ジェスネット」(株式取得とともに「任天堂販売」へ改称)の京都物流センターとして引き続き商品流通の機能を担っている。
拠点を置く主な工場
第三次産業
主な商業施設
金融機関
銀行
協同組織金融機関
農協・生協
拠点を置く主な企業
情報
ライフライン
電力
発電所
喜撰山ダム - 関西電力の揚水式 水力発電 施設。
天ケ瀬ダム - 淀川本流にある唯一のダム、関西電力の天ケ瀬水力発電所(認可出力92000kW・常時出力6600kW)が設置されている。また天ケ瀬ダムから取水する京都府営水道が宇治浄水場と久御山広域ポンプ場で独自にマイクロ水力発電 を行っている。
宇治発電所(愛称:SMBC宇治グリーン発電所[ 34] [ 35] ) - 滋賀県大津市の瀬田川洗堰付近から取水して11kmに導水管を通った水を利用して発電する水路式水力発電所(認可出力32500kW・常時出力29000kW)。1913年(大正2年)7月営業運転開始[ 36] 。土木学会選奨土木遺産 。
宇治エネルギーセンター - 火力発電 施設。
ガス
上下水道
上水道 :宇治市上下水道部
下水道 :宇治市上下水道部
東宇治浄化センター : 宇治市木幡に有る宇治川右岸の汚水を処理をする京都府の下水処理場 。山科川 に排水する。
石田水環境保全センター : 京都市伏見区石田に有る京都市の下水処理場。汚水を集める下水管の一部が宇治市六地蔵 地区を通過しているため、六地蔵地区の一部の汚水を処理している。
洛南浄化センター : 八幡市八幡焼木に有る京都府最大の下水処理場、宇治川左岸の宇治市・京都市向島・久御山町・京田辺市の汚水を集めチッソリンを除去する3次処理をして淀川 へ排水している。
処理施設
清掃
最終処分
教育・研究機関
京都文教大学
京都大学宇治キャンパス
宇治茶の産地であることから、公立の小中学校ではそれにちなんだ地域教育が実施されている。その一環として、校内の蛇口から茶が出る「茶飲み場」が設けられており、食育に活用されている[ 41] 。
大学
国立
私立
短期大学
私立
専修学校
私立
高等学校
府立
私立
中学校
市立
中高一貫校
私立
小学校
市立
特別支援学校
府立
研究施設
交通
鉄道
西日本旅客鉄道 (JR西日本)
近畿日本鉄道 (近鉄)
京阪電気鉄道
京都市営地下鉄
利用者数では大久保駅が一番多い。
バス
路線バス
京阪バス 京阪バス - 六地蔵・御蔵山地区のみでの運行。
京都京阪バス 京都京阪バス (旧京阪宇治交通) - 概ね市内各駅及び京阪中書島駅・淀駅、市内各所、隣接の城陽市、宇治田原町を結んでいる。
奈良交通 奈良交通 - 槙島地区のみでの運行。
このほか、向島団地に近い地域では近鉄バス も利用可能で、向島駅 や竹田駅 へ向かうことができる。なお、自家用車の普及で削減された路線がある。過去には、東京新宿行の夜行、関西空港行、USJ行も運行されていた。
道路
市の西部を国道24号 が南北に通り、また同じく南北に通る道路として京都府道69号城陽宇治線 (国道24号の旧道)がある。また、東西には京滋バイパス が通過しており、市内には東から順に笠取IC ・宇治東IC ・宇治西IC ・巨椋IC がある。
京滋バイパスは瀬田東JCT で名神高速道路 に、大山崎JCT で名神高速道路および京都縦貫道 と接続しているほか、久御山JCT を介して第二京阪道路 などと接続している。
高速道路
西日本高速道路 (NEXCO西日本)
京滋バイパス
国道
府道
主要地方道
一般府道
市内の宇治橋 は646年 に宇治川 に架けられた交通の要衝となる橋で、宇治橋西詰交差点には京都府道3号・7号・15号・241号・248号の5府道が集結しており、サイエンスライターの佐藤健太郎 によれば、都道府県道 が集まる交差点としては全国最多の場所であると自身の著書の中で述べている[ 42] 。
観光
名所・旧跡
2013年(平成25年)の宇治市の観光入込客数は3,947,844人で、京都府内では京都市に次ぐ第2位であるが、観光消費額は5,267,500千円で府内第5位である[ 43] 。
城郭
平等院鳳凰堂(国宝)
宇治上神社本殿(国宝)
主な寺院
主な神社
主な新興宗教系施設
観光スポット
浮島十三重石塔
宇治橋
大吉山から見た 宇治市市街地の夜景 。
主な観光地
主な景勝地
博物館等施設
特産・名産
文化
主な祭事
主な催事
サッカー
ラグビー
出身関連著名人
出身著名人
政界・官界
芸能
将棋
法曹
文学者
芸術
スポーツ選手
料理家
宇治市を舞台とした作品
宇治市を舞台とした作品
文学
ドラマ
アニメ
その他
脚注
注釈
^ 現在の隠元橋付近。
^ 読みを特定できない氏名にはルビを振っていない
出典
参考文献
関連項目
(上記と重複する部分もあるが便宜のため主要な関連項目を列記)
ウィキメディア・コモンズには、
宇治市 に関連する
メディア および
カテゴリ があります。
外部リンク