栃木県道・茨城県道264号小山結城線(とちぎけんどう・いばらきけんどう264ごう おやまゆうきせん)は、栃木県小山市から茨城県結城市に至る一般県道である。
概要
栃木県小山市大字大行寺の大行寺交差点で国道50号岩舟小山バイパスより分岐し、小山市街と茨城県結城市街を結び、茨城県道15号結城下妻線の交点(続橋交差点)に至る一般県道である。
国道50号小山 - 結城拡幅完成・岩舟小山バイパス開通までは当路線が国道50号に指定されていた。そのため周辺では旧50号とも呼ばれる。
路線データ
| この節の 加筆が望まれています。 主に: 栃木県区間の延長と出典 (2016年11月) |
歴史
1971年(昭和46年)4月30日、新たな一般県道として、栃木県小山市を起点とし、茨城県結城市の終点まで至る当時国道50号であった区間を茨城県が県道路線認定した。1995年(平成7年)に、整理番号変更により現在の整理番号264となり、現在に至る。
年表
路線状況
小山市内の栃木県道265号粟宮喜沢線との交差部(結城街道入口交差点)は、朝夕を中心に激しい渋滞が起こる地点であり、その解消のために2005年(平成17年)11月1日、栃木県道265号粟宮喜沢線交点と国道4号を結ぶバイパス部(本郷工区・全長636m)が開通した。
現在、JR宇都宮線を跨ぐ跨線橋の架替工事(陸橋工区・全長580m)が行われており、2007年(平成19年)6月に新跨線橋への架替に伴う暫定工事が完了し供用が開始された。なお、新跨線橋の前後は大きくクランクしており、走行には注意が必要であったが2009年(平成21年)4月に旧橋撤去後、再度架橋されクランクは解消された。
また、同市内の栃木県道33号小山環状線との交差部(犬塚交差点)も朝夕ラッシュ時には渋滞するポイントである。
この犬塚交差点から結城方面に向けて急な勾配があるため前方の見通しが悪く、事故の多発地帯である。
道路法の規定に基づき、茨城県内の結城市小田林(栃木県界) - 同市結城(続橋交差点)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[6]。
別名
- 結城街道
- 祇園城通り
- 2003年(平成15年)2月10日、小山市の「親しむ通りの愛称づくり事業愛称選定委員会」によって市内中心部の他4路線とともに愛称が決定され、小山駅 - 観晃橋を「祇園城通り」と命名した。 本路線では国道4号交点より観晃橋までが当該区間となる(栃木県道31号栃木小山線との重複区間)。
地理
通過する市町村
交差する道路
沿線
脚注
注釈
- ^ 1971年の路線認定当初の表記は、結城市大字結城字続橋 一般国道50号交点である[1]。
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
- ^ “道路の区域の決定(昭和46年4月30日 茨城県告示第459号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: p. p. 2, (1971年4月30日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 16
- ^ “県道路線の認定(昭和46年4月30日 茨城県告示第458号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: p. p. 1, (1971年4月30日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ “車両制限令の規定の基づく道路の指定(平成16年3月15日 茨城県告示第371号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1551号: pp. pp. 9–14, (2004年3月15日)
- ^ “道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号) (PDF)”, 茨城県報 第2980号: pp. pp. 18–28, (2018年3月19日)
参考文献
関連項目
外部リンク