茨城県道219号白山前取手線
取手市台宿の一方通行区間(2014年4月)
取手駅付近(2010年6月)
茨城県道219号白山前取手線(いばらきけんどう219ごう はくさんまえとりでせん)は、茨城県取手市内の一般県道である
概要
取手市白山1丁目の国道6号交点(白山前交差点)から取手市東2丁目の茨城県道11号取手東線交点までを南北に結ぶ一般県道。取手駅のすぐ北側でJR常磐線を四ツ谷橋跨線橋で渡り、取手駅東口と国道6号までの主要アクセス道路の役割を果たす。「白山前交差点」から常磐線を跨いだ先までは2車線だが、それ以南の取手一高正門前より県道取手東線に接続する区間は、自動車は一方通行の区間である。
路線データ
歴史
1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として北相馬郡取手町字白山前を起点とし、北相馬郡取手町大字取手を終点とする区間を本路線とする県道白山前取手線として茨城県が県道路線認定した。
1995年(平成7年)に整理番号219となり現在に至る。
年表
路線状況
かつて、四ツ谷橋周辺の一部を除く殆どの区間が一方通行であったが、取手駅東口側から白山前交差点まで道路幅拡張の改良によって、自動車が安心して通行できる2車線の道路となった。一方で、取手一高前以南の区間は1車線幅の狭隘道路で、2輪車を除く全ての車両が一方通行規制となっている。一方通行の方向は、台宿坂上の交差点から北は国道6号方向へ、同交差点から南は県道取手東線方向に分かれており、起点・終点を全て通しての自動車通行は、どちらの方向から行っても不可能である。
道路施設
- 四ツ谷橋(JR常磐線、取手市中央町)
- 取手駅の北側に位置し、JR常磐線と関東鉄道常総線の上を跨ぐ跨線橋。橋長74.2m、幅員18m(2車線・両側歩道)。旧橋は、重量制限6tの1.5車線の跨線橋であったが、道路拡幅に伴い、旧橋のすぐ南側位置で現橋に架け替えられた[8][10]。
地理
取手市街の高台にある住宅密集地に道路はあり、JR常磐線は切通しのため高台の区間は道路は平坦に近い。台宿1丁目から終点の県道取手東線交点に向かって、高台から低地へ下る坂道となる。
通過する自治体
交差する道路
なし
沿線
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
- ^ a b 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 13
- ^ 茨城県報 第七百七十九号 大正九年四月一日より
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “道路区域の変更・道路の供用開始(昭和39年5月1日 茨城県告示620・634号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5143号: pp. 6, 11, (1964年5月1日)
- ^ 県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF) ,茨城県報 第637号(1995年(平成7年)3月30日)より
- ^ “道路の供用の開始(平成16年9月9日 茨城県告示第1267号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1601号: pp. 8-9, (2004年9月9日)
- ^ a b “道路の区域の変更(平成16年10月14日 茨城県告示第1421号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1611号: p. 21, (2004年10月14日)
- ^ “道路の供用の開始(平成20年7月14日 茨城県告示第1006号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1994号: p. 18, (2008年7月14日)
- ^ a b “○都市計画道路 片町白山前線(四ツ谷橋)が開通しました”. 過去の開通情報. 茨城県土木部 都市局公園街路課. 2014年8月30日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “道路の供用開始(平成21年1月8日 茨城県告示第19号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2043号: p. 5, (2009年1月8日)
- ^ “電線共同溝を整備すべき道路の指定(平成21年6月18日 茨城県告示第866号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2088号: p. 34, (2009年6月18日)
- ^ 国道6号白山前交差点開通に伴い道路規制が変更になります - 取手市役所
参考文献
関連項目
外部リンク