茨城県道60号十王里美線(いばらきけんどう60ごう じゅうおう さとみせん)は、茨城県日立市(十王地区)から常陸太田市(里美地区)に至る県道(主要地方道)である。
概要
日立市十王町友部から阿武隈高地を横断して、常陸太田市の国道349号交点まで東西に結ぶ延長約19キロメートル (km) の主要地方道である。
路線データ
歴史
1982年(昭和57年)11月1日、前身にあたる県道山方十王線(整理番号104、那珂郡山方町 - 多賀郡十王町)を廃止し[3]、新たな県道路線として、多賀郡十王町を起点、久慈郡里美村を終点とする里美村以東の区間を茨城県が路線認定した[注釈 2]。1995年(平成7年)の整理番号の再編成により、整理番号60となり現在に至る。
年表
路線状況
起点の日立市より約3 kmは対向2車線(片側1車線)だが、日立市十王町高原以西より常陸太田市の終点までの阿武隈高地山間部は、道路が1.5車線幅と狭く曲がりくねった道路が続き、通行には注意が必要となる。
JR常磐線で分断された日立市十王町友部 - 同市十王町伊師本郷を連絡して、日立市北部地域を横断する都市計画道路十王北通り線が整備され、このうち西側の3.17 km区間が県道十王里美線に指定されており、市道指定区間を経て国道6号まで開通している[13]。
道路施設
- 道保内橋(日立市十王町友部)
- 新川上橋(日立市十王町友部)
- 新石取戸橋(日立市十王町友部)
- 原橋(日立市十王町友部)
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線にある施設など
- 座禅山工業団地(日立市十王町山部)
- 十王ダム(日立市十王町友部)
- サットンヒルズカントリークラブ&オリーブスパリゾート(日立市十王町高原)
- 新里美カントリークラブ(日立市中深荻町)
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
- ^ 県道山方十王線(廃止)の里美村以西の残存区間は、主要地方道日立山方線に同時認定されている。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク