茨城県道106号長岡大洗線(いばらきけんどう106ごう ながおかおおあらいせん)は、茨城県東茨城郡茨城町長岡から東茨城郡大洗町に至る県道(一般県道)である。
概要
茨城町長岡から大洗町市街の茨城県道2号水戸鉾田佐原線・マリンタワー南交差点まで、涸沼川(涸沼)の左岸(北側)に沿って東西に結ぶ延長約18kmの路線。大洗町大貫町で立体交差化された大洗高校下交差点で国道51号大洗バイパスと交差する。また、涸沼から大洗町市街地にかけて路線の一部が、茨城県道500号茨城大洗自転車道線(涸沼自転車道)との重複区間となる。
路線データ
歴史
1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として東茨城郡茨城町大字長岡を起点とし、東茨城郡大洗町を終点とする区間を本路線として茨城県が県道路線認定した。水戸市大場町地内の道路は、2016年にかけて、三又橋の架け替えを含めた車道の一部バイパス化が行われた[2]。
年表
路線状況
- 途中、涸沼や涸沼川と並走する。
- 全体的に道幅は狭く、通行しにくい。
別名
道路施設
- 船渡橋(渋川、茨城町上石崎)
- 広浦橋(若宮川、茨城町中石崎)
- 一本橋(後谷川、茨城町下石崎 - 水戸市下入野町)
- 中井川橋(石川川〈涸沼川支流〉、水戸市秋成町 - 水戸市大場町)
- 三又橋(石川川〈涸沼川支流〉、水戸市大場町 - 大洗町大貫町):延長51 m、幅員10 m/車道6 m 2車線、2016年3月架け換え開通[2]。
- 大貫橋(涸沼川、大洗町大貫町)
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 8
- ^ a b 水戸土木事務所 道路整備第一課. “長岡大洗線 橋梁(三又橋)を整備”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2021年1月3日閲覧。
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “道路の供用開始(昭和63年4月14日 茨城県告示第575号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7646号: p. p. 23, (1988年4月15日)
- ^ “道路の供用の開始(平成2年11月15日 茨城県告示第1363号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第172号: p. p. 4, (1990年11月15日)
- ^ “道路の供用の開始(平成4年7月20日 茨城県告示第876号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第363号: p. p. 5, (1992年7月20日)
- ^ “道路の区域の変更(平成6年5月6日 茨城県告示第597号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第546号: pp. pp. 12-13, (1994年5月6日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8-12, (1995年3月30日)
- ^ “道路の区域の変更(平成10年6月11日 茨城県告示第672号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第965号: pp. pp. 12-13, (1998年6月11日)
- ^ “道路の供用の開始(平成14年12月12日 茨城県告示第1586号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1424号: p. p. 13, (2002年12月12日)
- ^ “道路の供用の開始(平成17年7月14日 茨城県告示第871号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1688号: p. p. 7, (2005年7月14日)
- ^ “道路の区域の変更(平成22年11月22日 茨城県告示第1334号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2234号: p. p. 3, (2010年11月22日)
- ^ “正誤 平成22年11月22日付け茨城県報第2234号中 (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2247号: p. p. 11, (2011年1月11日)
- ^ 水戸土木事務所 (2016年4月18日). “一般県道長岡大洗線三又橋が3月24日に開通しました。(水戸市大場町〜大洗町大貫町)” (PDF). 茨城県ホームページ. 茨城県. 2016年5月16日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク