茨城県道31号瓜連馬渡線(いばらきけんどう31ごう うりづらまわたりせん)は、茨城県那珂市からひたちなか市に至る県道(主要地方道)である。
概要
路線データ
歴史
1977年(昭和52年)2月14日、前身にあたる旧・県道那珂瓜連線(那珂郡那珂町 - 瓜連町、整理番号220)[注釈 2]、県道佐和停車場線(佐和停車場 - 勝田市大字稲田、整理番号222)、県道佐和停車場馬渡線(佐和停車場 - 勝田市大字馬渡、整理番号223)、県道菅谷稲田線(那珂郡那珂町菅谷 - 勝田市大字稲田、整理番号224)の4路線を廃止[3]・統合して主要地方道に昇格させた、起点を那珂郡瓜連町、終点を勝田市大字馬渡とする県道瓜連馬渡線(整理場号49)として路線認定した。認定当時、終点はひたちなか市大字馬渡の「追分三叉路」であった[1]。のちの1995年(平成7年)には、茨城県道の路線再編成が行われて現在の整理番号31になり現在に至る[4]。
年表
路線状況
道路法の規定に基づき、那珂市福田(主要地方道那珂インター線交差) - ひたちなか市長砂(国道245号交差)間および、ひたちなか市高場(JR佐和駅) - 同市高野(高野十字路交差点)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[22]。
別称
- 都市計画道路 上菅谷下菅谷線
- 那珂市の中心市街地(菅谷地区)を南北に結ぶ市街地形成の骨格をなす道路で、当県道に指定されている。国道349号那珂バイパス開通以前の旧国道349号にあたる道路でもある。那珂バイパス開通以後、衰退が顕著な旧市街地活性化の一翼を担う街路改良事業として、平成5年度(1993年)より道路を拡幅して歩道などを整備する事業がすすめられている[23]。
地理
起点の那珂市・国道118号分岐(ナザレ園入口)からJR常陸鴻巣駅前を通過し、県道65号との交差点に至り、ここを左折し、常磐自動車道のガードをくぐった先に那珂市役所前を経て国道6号孫目十字路を直進、笠松運動公園付近を通り高低の激しい道を経て終点の長砂交点は一面畑で横にJA長砂直売所がある。
旧道は那珂市のひばりが丘交差点を南下、JR上菅谷駅前を通過し国道349号旧道(菅谷中宿交差点)で左折する。国道349号那珂バイパス・菅谷小東交差点を直進。当道はそのまま直進し国道6号稲田十字路を経て、佐和駅前入口のを直進、県道284号との重複区間を経て当県道現道と合流する。
通過する自治体
交差する道路
沿線にある施設など
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
- ^ 現在の茨城県道104号那珂瓜連線とは別の路線である。
- ^ 国際海上コンテナの運搬用のセミトレーラ連結車のこと。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク