茨城県道141号牛渡馬場山土浦線(いばらきけんどう141ごう うしわたばばやまつちうらせん)は、茨城県かすみがうら市から土浦市までを結ぶ一般県道である。
概要
茨城県かすみがうら市牛渡(茨城県道118号石岡田伏土浦線)牛渡郵便局付近を起点に同市宍倉の馬場山交差点を経由し、JR常磐線神立駅前を通過して土浦市木田余(国道354号)を終点とする一般県道で、かすみがうら市の旧・霞ヶ浦町地区を南北に縦断し、土浦市神立地区では常磐線に並行するルートである。経路の途中で、国道354号や他の一般県道と一部重複し、神立駅の北側では常磐線の踏切がある。
路線データ
歴史
1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として新治郡出島村大字牛渡を起点とし、土浦市を終点とする区間を本路線とする県道牛渡馬場山土浦線として茨城県が県道路線認定した。
1995年(平成7年)、整理番号141に変更となり現在に至る。
年表
路線状況
かすみがうら市牛渡(起点) - 同市一の瀬(国道354号)は対向1車線の狭隘道路で未改良区間。かすみがうら市大和田(国道354号) - 同市宍倉の馬場山地区 - 土浦市木田余(終点)の区間は、対向2車線(かすみがうら市宍倉の一部を除く)である。かすみがうら市内は比較的交通量は少なく、農村集落部をつなぐ生活道路である。これに比べ土浦市内は、JR神立駅前の市街地から土浦中心市街地方面を行き交う交通量の多い道路で、同市神立町地区において道路を拡幅して歩道整備が進められている[11]。
重複区間
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
- ^ 市街地を形成している区域(以下「市街地区域」という。)内の道路で、道路管理者が自動車の交通量がきわめて少ないと認めて指定したもの又は一方通行とされているものを通行する車両の幅は、当該道路の車道の幅員(歩道又は自転車歩行者道のいずれをも有しない道路で、その路肩の幅員が明らかでないもの又はその路肩の幅員の合計が1メートル未満(トンネル、橋又は高架の道路にあつては、0.5メートル未満)のものにあつては、当該道路の路面の幅員から1メートル(トンネル、橋又は高架の道路にあつては、0.5メートル)を減じたものとする。以下同じ。)から0.5メートルを減じたものをこえないものでなければならない。
出典
- ^ a b 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ a b “道路の区域の変更(平成4年1月16日 茨城県告示第44号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第310号: p. p. 11, (1992年1月16日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 10
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “路線の指定(昭和39年7月3日 茨城県告示第1006号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5170号: pp. pp. 2–3, (1964年7月3日)
- ^ “道路の区域変更(昭和60年12月16日 茨城県告示1712号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7408号: pp. pp. 7-8, (1985年12月16日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8-12, (1995年3月30日)
- ^ “道路の供用の開始(平成8年4月15日 茨城県告示第15号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第744号: p. p. 4, (1996年4月15日)
- ^ “道路の区域の変更(平成11年12月16日 茨城県告示第1282号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1119号: pp. pp. 5-6, (1999年12月16日)
- ^ “車両制限令の規定の基づく道路の指定(平成16年3月15日 茨城県告示第371号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1551号: pp. pp. 9-14, (2004年3月15日)
- ^ 土木部 土浦土木事務所 (2016年3月23日). “一般県道牛渡馬場山土浦線”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2017年4月23日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク