茨城県道110号鉾田茨城線
鉾田市徳宿(2017年9月)
鉾田市舟木(2013年5月)
茨城県道110号鉾田茨城線(いばらきけんどう110ごう ほこたいばらきせん)は、茨城県鉾田市から東茨城郡茨城町までを結ぶ一般県道である。
概要
路線データ
歴史
1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として鹿島郡鉾田町(現:鉾田市)を起点とし、東茨城郡茨城町を終点とする区間を本路線として茨城県が県道路線認定した。
本線のほか、東関東自動車道鉾田インターチェンジのアクセスのための支線が本県道として指定されている。
年表
路線状況
全線2車線(片側1車線)で、直線的な見通しの良い道が続き快適に走ることができる。起点から鉾田市秋山までの低地部の区間は緩いカーブが続き、やや見通しが悪い。鉾田市 - 茨城町の地域間を結ぶ現道の他に、東関東自動車道 鉾田ICと連絡するバイパス道路が計画されており、その一部である鉾田IC - 茨城県道18号茨城鹿島線間を暫定供用している。
道路法の規定に基づき、以下の区間は緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に新たに電柱を建てることが制限されている。
地理
起点・飯名 - 秋山間は段丘部沿いに延びる低地部にあり、カーブがあって見通しは悪い。秋山の段丘部が坂道となり、終点・茨城町城之内まで鹿島台地上の平坦で真っ直ぐ伸びる道路が続く。道路周辺は田畑や平地林が広がっており、住宅が点在する。
通過する自治体
交差する道路
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
- ^ 国際海上コンテナの運搬用のセミトレーラ連結車のこと。
出典
- ^ a b “道路の区域の変更 (平成13年1月15日 茨城県告示第38号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1228号: pp. 2–3, (2001年1月15日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 8
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ “車両制限令の規定に基づく道路の指定(平成13年3月1日 茨城県告示第198号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1241号: pp. 10–14, (2001年3月1日)
- ^ “道路の区域の変更(平成25年6月3日 茨城県告示第665号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2492号: p. 11, (2013年6月3日)
- ^ “道路の供用の開始(平成30年1月29日 茨城県告示第75号) (PDF)”, 茨城県報 第2966号: p. 4, (2018年1月29日)
- ^ “車両制限令の規定に基づく道路の指定及び車両の通行方法の指定・車両制限令の規定に基づく国際海上コンテナ車の重量及び長さの最高限度を引き上げる道路の指定(令和元年7月31日 茨城県告示第423・424号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第16号: pp. 1–8, (2019年7月31日)
- ^ “道路の区域の変更(令和3年6月14日 茨城県告示第663号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第213号: pp. 15–16, (2021年6月14日)
- ^ 「道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号)」『茨城県報』第2980号、18–28頁、2018年3月19日。http://soumu.pref.ibaraki.jp/file/PDF/2018/201803/n2980.pdf。
- ^ 「道路の占用を制限する区域の指定(令和5年3月16日 茨城県告示第301号)」『茨城県報』第391号、17–20頁、2023年3月16日。http://soumu.pref.ibaraki.jp/file/PDF/2023/202303/n391.pdf。
参考文献
関連項目
外部リンク