稲佐山から望む長崎市街地。
長崎市の夜景は世界新三大夜景・日本三大夜景にも数えられている。
金比羅山から望む長崎市の夜景
長崎市(ながさきし)は、長崎県の南西部に位置する市。長崎県の県庁所在地および人口が最多の市であり、中核市に指定されている。
九州地方で第7位の人口を有する。
概要
長崎市中心部周辺の空中写真。
2010年5月8日撮影の45枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
「鎖国」体制であった江戸時代には、国内唯一の江戸幕府公認の国際貿易港(対オランダ、対中国)・出島を持つ港町であった。幕末期も、長崎港は日米修好通称条約の開港場に指定された。このため、出島跡を初めとして、旧居留地や長崎新地中華街など、異国情緒に満ちた港町として有名である。また、三菱重工業発祥の地である同社の長崎造船所や、かつて石炭産業が栄えた軍艦島(端島)など[2]、日本産業の近代化を支えた港湾都市であった。三菱重工業長崎造船所の一部や軍艦島などは2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に登録されている。
歴史的経緯からカトリック教徒の数が比較的多いことでも知られており、特にカトリック教会は長崎県単独で一つの大司教区を形成している(日本の大司教区は長崎含め3つあり、東京大司教区は東京・千葉で、大阪大司教区は大阪・兵庫・和歌山で構成)。
実戦で使用された核兵器(原子爆弾)としては、広島県広島市に次ぐ世界史上2番目の、そして最後の被爆都市としても知られる。「近隣の核武装国による核攻撃を想定するのは、他国に誤解を与える」との信念の下で、全国自治体の中では唯一、国民保護計画案から、他国より核攻撃される事態の想定をあえて削除している(2007年5月11日田上富久市長発言)。なお、長崎県は計画案の中で核攻撃への対処事項を記述している。
人口
長崎市の人口は、国勢調査では1920年の第1回調査で横浜市に次ぐ全国7位、九州1位だった。しかし、相対的地位は低下する一方で1930年の第3回調査で福岡市、1940年の第5回調査で八幡市(現在の北九州市八幡東区および八幡西区。のちに長崎市が抜き返すが、1963年に北九州市を発足させ再度逆転)、1947年の第6回調査で熊本市、1975年の第12回調査で鹿児島市、2000年の第17回調査で大分市にそれぞれ抜かれて九州6位になった。
推計人口は2022年7月1日に40万人を割り込み、同年8月1日には宮崎市に抜かれて九州7位になっている。特例市である佐賀市を除けば九州地方の県庁所在地である中核市では最も人口が少ない。
現在でも人口減少が著しく、2020年の第21回調査では前回より藤沢市、豊田市、高松市、富山市に抜かれて、全国44位になっている。1975年から1980年代には現在の長崎市に相当する地域に人口50万人以上が居住していたが、2018年から2019年にかけて人口が4,832人減少し、社会減は全国の市で最も多かった[3]。
人口減少が著しい要因としては、「坂の街」ゆえの住宅難がある。長崎市は、マンションやアパートの適地が少ないため都市規模に比して家賃や分譲価格が高い。2019年の民営住宅の月額平均家賃が福岡市よりも高く、名古屋市と同水準であった。そのため市は容積率を緩和して家賃高騰の解消を目指している[4]。
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長崎市と全国の年齢別人口分布(2005年)
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長崎市の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 長崎市 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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長崎市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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495,445人
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1975年(昭和50年)
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505,835人
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1980年(昭和55年)
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502,799人
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1985年(昭和60年)
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505,566人
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1990年(平成2年)
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494,032人
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1995年(平成7年)
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487,063人
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2000年(平成12年)
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470,135人
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2005年(平成17年)
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455,206人
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2010年(平成22年)
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443,766人
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2015年(平成27年)
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429,508人
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2020年(令和2年)
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409,118人
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総務省統計局 国勢調査より
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地理
長崎半島および西彼杵半島を市域とする。諫早市、西海市、西彼杵郡時津町・長与町に隣接する。市の形状は全国的に見ても数少ない「すり鉢」状となっている。市の中心部は三方を山に囲まれており、女の都(めのと)・三原・本原・西山・片淵・小島(こしま)・稲佐(いなさ)・小江原(こえばる)・西町・滑石(なめし)など住宅地の多くは山の斜面を利用している。そのため「階段の街」「坂の街」として有名である。坂が多いため自転車に乗る人は少なく、他の都市でしばしば問題になる放置自転車などの問題は少ない。また、「自転車屋」を名乗りながらも原付バイクだけを扱う店も多い。長崎市内の小学校・中学校・高等学校は立地条件の関係上全ての学校で自転車通学が禁止されており、自転車置き場すら存在しないほどである。
市の中心部を流れる川には、北部から南下し長崎港へ注ぐ浦上川と、市の北東部から長崎港へ注ぐ中島川とがある。それぞれ川沿いに平地と埋立地があり、商業地や公共施設はそこに集中する。
長崎港の外海は五島灘や橘湾に面しており、急峻な海岸線が多いが、河口部などのわずかな平地に漁港と集落が点在する。
- 東部(橘湾・天草灘) - 宮摺(みやずり)・茂木・飯香浦(いかのうら)・日見・矢上・戸石など
- 西部(五島灘) - 神浦(こうのうら)・出津(しつ)・黒崎・三重・畝刈(あぜかり)・式見・小江(こえ)・福田など
- 南部(五島灘 - 天草灘) - 戸町・新小が倉・ダイヤランド・小ヶ倉・深堀・香焼(こうやぎ)・蚊焼(かやき)・高浜・野母・脇岬・樺島・川原・千々(ちぢ)など
- 北部(大村湾) - 西海(にしうみ)・村松・大石・戸根・長浦・形上・小口など
北西部の三重・畝刈地区や東部の矢上・かき道地区などは近年開発が進み、住宅地が増えた。
2005年1月4日の市町村合併では、長崎半島西南部や有人島の離島である伊王島・高島・池島、石炭産業の衰退で無人島となった端島(通称:軍艦島)が編入合併された。さらに2006年1月4日の市町村合併では大村湾沿岸の旧琴海町が編入合併された。
2005年12月11日に、長崎港の両岸の女神地区、木鉢地区を結ぶ「女神大橋(通称:ヴィーナスウィング)」が完成した。これは中央径間長が480メートルに達し、全長は1,289メートルで、斜張橋としては横浜ベイブリッジを上回って全国第6位の長さとなる。長崎南バイパス完成により長崎自動車道と接続され、長崎市街地南部一円を循環する長崎南環状線の一部となった。
ダムは浦上水源地・本河内水源地・鹿尾(かのお)ダム・神浦ダムなどがあるが、市街地に近い水源では環境が悪く、上水道事情はあまり良くない。市外からは大村市の萱瀬ダムからの送水のものもある。また、斜面が多いために下水道の整備も目下進行中という状況である。
風頭山公園から眺める長崎市の様子。右方が長崎市街中心地である。中央部の港を出発した船は南西(左奥)の海へ出てゆく。
上のパノラマ写真の反対側、稲佐山展望台から眺める長崎市の様子。
地名
町名は長崎市の地名参照。
気候
年間平均気温は17.4℃、年降水量は約1,894.7mmである。暖流の影響が強く、九州の他都市に比べても寒暖の差は小さい。しかし、冬季は北西からの季節風がうちつけ、近くを暖流の対馬海流が流れているため、九州地方の県庁所在地の中では積雪が多い。特に2016年(平成28年)1月24日には17cmの積雪を記録した[5]。長崎のご当地ソングには雨が登場するものが多いため、長崎は雨が多いと思われがちだが、年降水量が突出して多いわけではない[6]。長田暁二によると「長崎のご当地ソングで雨が初めて登場するのは1939年の「長崎物語」で、同曲や1947年の「雨のオランダ坂」のヒットにより、長崎と雨が結びつくようになったのでは」という[7]。
長崎地方気象台(長崎市南山手町、標高27m)の気候
|
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
|
最高気温記録 °C (°F)
|
21.3 (70.3)
|
22.6 (72.7)
|
25.1 (77.2)
|
29.0 (84.2)
|
31.4 (88.5)
|
36.4 (97.5)
|
37.7 (99.9)
|
37.7 (99.9)
|
36.1 (97)
|
33.7 (92.7)
|
27.4 (81.3)
|
23.8 (74.8)
|
37.7 (99.9)
|
平均最高気温 °C (°F)
|
10.7 (51.3)
|
12.0 (53.6)
|
15.3 (59.5)
|
19.9 (67.8)
|
23.9 (75)
|
26.5 (79.7)
|
30.3 (86.5)
|
31.9 (89.4)
|
28.9 (84)
|
24.1 (75.4)
|
18.5 (65.3)
|
13.1 (55.6)
|
21.2 (70.2)
|
日平均気温 °C (°F)
|
7.2 (45)
|
8.1 (46.6)
|
11.2 (52.2)
|
15.6 (60.1)
|
19.7 (67.5)
|
23.0 (73.4)
|
26.9 (80.4)
|
28.1 (82.6)
|
24.9 (76.8)
|
20.0 (68)
|
14.5 (58.1)
|
9.4 (48.9)
|
17.4 (63.3)
|
平均最低気温 °C (°F)
|
4.0 (39.2)
|
4.5 (40.1)
|
7.5 (45.5)
|
11.7 (53.1)
|
16.1 (61)
|
20.2 (68.4)
|
24.5 (76.1)
|
25.3 (77.5)
|
21.9 (71.4)
|
16.5 (61.7)
|
11.0 (51.8)
|
6.0 (42.8)
|
14.1 (57.4)
|
最低気温記録 °C (°F)
|
−5.6 (21.9)
|
−4.8 (23.4)
|
−3.6 (25.5)
|
0.2 (32.4)
|
5.3 (41.5)
|
8.9 (48)
|
15.0 (59)
|
16.4 (61.5)
|
11.1 (52)
|
4.9 (40.8)
|
−0.2 (31.6)
|
−3.9 (25)
|
−5.6 (21.9)
|
降水量 mm (inch)
|
63.1 (2.484)
|
84.0 (3.307)
|
123.2 (4.85)
|
153.0 (6.024)
|
160.7 (6.327)
|
335.9 (13.224)
|
292.7 (11.524)
|
217.9 (8.579)
|
186.6 (7.346)
|
102.1 (4.02)
|
100.7 (3.965)
|
74.8 (2.945)
|
1,894.7 (74.594)
|
降雪量 cm (inch)
|
3 (1.2)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
0 (0)
|
4 (1.6)
|
平均降水日数 (≥0.5 mm)
|
10.4
|
10.2
|
11.4
|
10.3
|
10.1
|
14.3
|
11.9
|
10.7
|
9.8
|
6.7
|
9.5
|
10.2
|
125.6
|
平均降雪日数
|
7.0
|
5.0
|
1.1
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
0.0
|
5.6
|
18.7
|
% 湿度
|
66
|
65
|
65
|
67
|
72
|
80
|
80
|
76
|
73
|
67
|
68
|
67
|
71
|
平均月間日照時間
|
103.7
|
122.3
|
159.5
|
178.1
|
189.6
|
125.0
|
175.3
|
207.0
|
172.2
|
178.9
|
137.2
|
114.3
|
1,863.1
|
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1878年-現在)[8][9]
|
歴史
年表
- 戦国時代から天正期まで
- 江戸時代
- 明治期から第二次大戦まで
- 第二次大戦後
※行政区域の変遷は別記。
事始め
天領 長崎
- 長崎奉行の管理下にあった天領としての長崎は、「市中」という内町・外町と、「郷」という農村部から成っていた。内町は、大村純忠が1571年(元亀2年)に造った6町(島原町、大村町、外浦町、平戸町、横瀬浦町、文知町)をはじめとして、1593年までに本興善町など23町が成立していた。外町は、材木町、本紺屋町、袋町、酒屋町などで、1597年(慶長2年)に内町との町域を定めた。
- ポルトガルなどとの貿易によって栄えた長崎は、町の区域が徐々に拡大していったが、その領地は幕府領と大村領に混在していたため、1605年(慶長10年)に幕府領の一部と大村領の一部を交換し、円滑な支配が行えるようにした。
- これにより「市中」と「郷」からなる天領長崎が確立したが、外町の町域はその後も拡大を続け、1672年(寛文12年)には内町26町、外町51町とされ、両町合計77町になった。さらに、外町の出島町と遊廓のあった丸山町、寄合町の3町を加え、80町となった。1676年(延宝4年)には外町の検地が行われ、これによって長崎の町域が決定した。1699年(元禄12年)には、内町と外町の区分が解消されている。
幕末の1857年に外国人居留地を建設するために大村領戸町村が幕府に没収されたが、この時までは上記の体制が続いた。
※行政区域の変遷は別記。
行政
行政区域の変遷
- 1889年(明治22年)4月1日
- 市制施行により、長崎区の全域及び上長崎村・下長崎村の各一部の区域をもって長崎市が発足する(推定面積7.00km2 人口54,502人)。
- 町村制施行により、西彼杵郡及び北高来郡のうち後の市域にあたる以下の各村が発足。()は合併・分割または改称した村、他は単独での村制施行。
- 1898年(明治31年)
- 7月1日 - 深堀村から香焼村が分立する。
- 10月1日
- 下長崎村の全域及び上長崎村・戸町村・淵村の各一部を編入する(面積(推)16.00km2 人口113,307人)。
- 淵村から小榊村が分立する。
- 1919年(大正8年)10月1日 - 茂木村が町制施行、茂木町となる。
- 1920年(大正9年)10月1日 - 上長崎村・浦上山里村を編入する(面積41.10km2 人口232,912人)。
- 1938年(昭和13年)4月1日 - 西浦上村・小ヶ倉村・土井首村・小榊村を編入する(面積90.54km2 人口268,954人)。
- 1948年(昭和23年)10月1日 - 高島村が町制施行、高島町となる。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 福田村の一部を編入する(面積90.64km2 人口247,248人)。
- 1955年(昭和30年)
- 1月1日 - 福田村・深堀村を編入する(面積114.23km2 人口292,765人)。
- 2月1日 - 日見村を編入する(面積121.32km2 人口296,323人)。
- 2月11日
- 矢上村・戸石村・古賀村が新設合併し町制施行、東長崎町が発足。
- 為石村・川原村・蚊焼村が新設合併し町制施行、三和町が発足。
- 神浦村・黒崎村が新設合併し、外海村が発足。
- 4月1日 - 高浜村の一部・野母村・脇岬村・樺島村が新設合併し町制施行、野母崎町が発足。同日、高浜村の残部(端島名)と高島町が新設合併し、あらためて高島町が発足。
- 1959年(昭和34年)1月15日 - 村松村の一部と長浦村が新設合併し、琴海村が発足。
- 1960年(昭和35年)5月3日 - 外海村が町制施行、外海町となる。
- 1961年(昭和36年)11月3日 - 香焼村が町制施行、香焼町となる。
- 1962年(昭和37年)
- 1月1日 - 茂木町・式見村を編入する(面積165.41km2 人口372,027人)。
- 5月20日 - 伊王島村が町制施行、伊王島町となる。
- 1963年(昭和38年)4月20日 - 東長崎町を編入する(面積206.62km2 人口392,072人)。
- 1969年(昭和44年)1月1日 - 琴海村が町制施行、琴海町となる。
- 1973年(昭和48年)
- 3月31日 - 三重村を編入する(面積238.12km2 人口431,181人)。
- 4月1日 - 時津町の一部(横尾地区)を編入する(面積239.03km2 人口433,196人)。
- 2005年(平成17年)1月4日 - 香焼町・伊王島町・高島町・野母崎町・三和町・外海町を編入する(面積338.72km2 人口447,103人)。
- 2006年(平成18年)1月4日 - 琴海町を編入する(面積406.35km2 人口454,739人)。
歴代市長
市庁舎
旧長崎市役所(桜町庁舎)
- 長崎市役所
- 本庁(長崎県長崎市魚の町4-1)
- 長崎市役所の機能は2022年12月まで市役所本館(長崎市桜町2番22号)、市役所別館、商工会館内、金屋町別館、桜町第2別館、市民会館内、興善町民間ビル内、市民活動センター内、交通産業ビル内に分散していたが、2023年1月4日から長崎市魚の町の庁舎に移転して市役所機能のほぼすべてが集約されることになった[1]。
- 総合事務所(4)- 中央総合事務所、東総合事務所、南総合事務所、北総合事務所
- 地域センター(20) - 中央、小ヶ倉、土井首、小榊、西浦上、滑石[注釈 1]、福田、深堀、日見、茂木、式見、東長崎、三重、香焼、伊王島、高島、野母崎、三和、外海、琴海
- 2017年(平成29年)10月から長崎市は支所および行政センターを「地域センター」に改称・改編した[15]。また長崎市役所本館1階に「中央地域センター」が、市内4か所(市役所・東長崎・三和・琴海)に土木・保健・生活保護などを担当する「総合事務所」が設置された[15](中央地域センターは2023年1月の市役所移転後も市役所1階に設置されている[1])。
- 消費者センター(メルカつきまち内)-パスポート窓口[16]
県の機関
警察
消防
病院
- 国立
- 市立
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
- 友好都市[18]
国内
- 提携都市
- その他
立法
市議会
- 定数:40[21]
- 当初、長崎市の条例で44と定められていたが、2005年(平成17年)から2006年(平成18年)の市町村合併特例で51(44+旧7町より1議席ずつ)になった。2009年(平成21年)2月に、市議会議員定数見直し法案が可決され、40に減員。2011年(平成23年)4月の選挙からこの定数が適用された。[22]
- 議長:佐藤正洋(明政クラブ)
- 副議長:梅原和喜(市民クラブ)
※ 2019年5月13日現在。
県議会(長崎市選挙区)
- 定数:14名
- 任期:2019年(平成31年)4月30日〜2023年(令和5年)4月29日
議員名 |
会派名 |
備考
|
中村泰輔 |
改革21 |
党籍は国民民主党
|
麻生隆 |
公明党 |
|
浅田眞澄美 |
自由民主党・県民会議 |
|
堀江ひとみ |
日本共産党 |
|
中山功 |
自由民主党・県民会議 |
|
赤木幸仁 |
改革21 |
党籍は立憲民主党
|
川崎祥司 |
公明党 |
|
江真奈美 |
自由民主党 |
|
深堀浩 |
改革21 |
党籍は国民民主党
|
下条博文 |
自由民主党 |
|
前田哲也 |
自由民主党 |
|
坂本浩 |
改革21 |
党籍は社会民主党
|
浦川基継 |
自由民主党 |
|
久保田将誠 |
自由民主党 |
|
衆議院選挙区
- 任期 : 2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)
国の機関
国際機関
産業
- 工業、造船業
- 三菱重工業長崎造船所、三菱電機などの工場が集中。長崎が三菱の企業城下町とも言われる所以である。
- 観光業
- 鎖国時代からみなとが海外に開かれていたことから、異国情緒のある街として知られる。また、原子爆弾の被爆地であることから、修学旅行の目的地とする学校も多い。
- 水産業
- 長崎漁港は捕鯨や東シナ海を漁場とする「以西底引き網」の基地として繁栄。1989年に市北西部の畝刈・三重地区に主な漁港機能を移転した。長崎漁港以外にも多くの漁港がある。
- 畜産業
- 西彼杵半島南部では肉牛・乳牛の養育も行われる。
本社を置く主な企業など
金融機関
銀行
信金・信組・労金など
農協・漁協・生協
郵便局
商業
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f9/Edit-find-replace.svg/38px-Edit-find-replace.svg.png) | この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2021年8月) |
長崎市の商業地区は大きく4つに分けられる(長崎市中心部、長崎市中部地区、住吉地区、東長崎地区など)。
中心部
眼鏡橋などといった文化財が多く、また路面電車が長崎市中心部を走る。長崎駅付近、新地中華街にはバスターミナルもある。
大規模アーケード商店街である浜町アーケードやベルナード観光通アーケード、またゆめタウン夢彩都やアミュプラザ長崎など大型複合商業施設が多い地区であり、浜町〜観光通一帯は古くから長崎一の繁華街で、思案橋・丸山地区は江戸時代以来の歓楽街である。
高層建築物が多く、長崎港は近年急速に開発が進み、長崎港ターミナル、松が枝国際ターミナル、水辺の森公園などが十年前〜近年整備された。水辺の森公園内には長崎県美術館、AIGなどもある。また、長崎駅裏の長崎漁港跡地には長崎県庁舎、県警本部などの移転のため土地開発も進んでいる。
長崎市中部(浦上駅周辺)
北部が原爆落下中心部であり、原爆資料館や平和公園がある。
JR浦上駅があり、この駅を通る全列車が停車する。地元バス会社が経営するみらい長崎ココウォーク(バスターミナルと合体している)が2008年にオープンした。
近くには長崎新聞社や長崎文化放送など地元メディア局や、長崎ブリックホールなどといった文化的施設が多い。
西浦上地区
中園商店街とサンモール住吉がある。付近は再開発が進み、複合商業施設チトセピアやジョイフルサン、ダイレックスなどがある。長崎大学の文教キャンパスにも近いため、学生向けの店やアパートなども多い。
路面電車は3路線で、昼間は約3分に1本以上(平和公園・長崎駅前・中心部方面行き)、バスは住吉地区が各住宅街からのバスの経由地となっているため絶えず運行されており、交通の便も良い。
東長崎地区
1963年4月1日までは東長崎町であった。長崎市中心部寄りに隣接する日見地区を含める場合もある。
国道34号線日見バイパスが通る。路面電車は通っておらず、JRの鉄道路線も東長崎北部を通っているため(JR現川駅、肥前古賀駅)、公共交通の中心はバスである。
2012年、東部地区ニコニコセンター(支所併設)がオープンした。
主な大規模商業施設
- 浜屋百貨店(浜町)地下1階、地上9階建て
- 長崎大丸(浜町) - 2011年7月31日をもって閉店。
- 長崎玉屋(佐世保玉屋長崎支店。新大工町) - 2014年2月をもって閉店。
- イオン東長崎ショッピングセンター(東長崎地区最大。約30のテナント)
教育
大学
- 国立
- 県立
- 私立
短期大学
- 私立
※廃校になった短期大学に関しては廃止された日本の短期大学一覧を参考。
高等学校
- 県立
- 市立
- 私立
※廃校になった高等学校に関しては長崎県高等学校の廃校一覧#長崎市を参考。
中学校
(*印は小中併設校)
- 市立
- 私立
※規模適正化により、統廃合された中学校に関しては、長崎県中学校の廃校一覧#長崎市を参考。
小学校
(*印は小中併設校)
- 国立
- 市立
- 私立
※規模適正化により、統廃合された小学校に関しては、長崎県小学校の廃校一覧#長崎市を参考。
幼稚園
- 国立
- 市立
- 私立
- いなさ幼稚園
- くるみ西幼稚園
- 小江原ひかり幼稚園
- 光華幼稚園
- 聖マリア幼稚園
- 第2ひかり幼稚園
- 長崎南山幼稚園
- ひかり幼稚園
- 富士幼稚園
- 双葉幼稚園
- 宝珠幼稚園
- 友愛社会館幼稚園
- 百合幼稚園
- ロザリオ幼稚園
- あやめ東幼稚園
- 皓台寺幼稚園
- くるみ幼稚園
- 諏訪幼稚園
- 聖母の騎士幼稚園
- 聖母の騎士東長崎幼稚園
- 天童幼稚園
- 長崎女子短期大学付属第一幼稚園
- 長崎女子短期大学付属第二幼稚園
- 日見幼稚園
- 矢上幼稚園
- レデンプトール幼稚園
- うみのほし幼稚園
- 大園幼稚園
- くるみ北幼稚園
- 小鳩幼稚園
- 純心幼稚園
- すみよし幼稚園
- 聖アントニオ幼稚園
- 長崎信愛幼稚園
- 第二女の都幼稚園
- 滑石中央幼稚園
- みのりが丘幼稚園
- みやま幼稚園
- 女の都幼稚園
- ルンビニー幼稚園
- 大浦信愛幼稚園
- おおとり幼稚園
- 小ケ倉幼稚園
- 三和幼稚園
- さくら幼稚園
- ダイヤランド青い鳥幼稚園
- 野母崎幼稚園
- 深掘幼稚園
- 深掘純心幼稚園
- 第二双葉幼稚園
保育所
- 市立
- 緑ケ丘保育所
- 戸町保育所
- 山里保育所
- 小ケ倉保育所
- 大手保育所
- 仁田保育所
- 伊良林保育所
- 中央保育所
- 香焼保育所
- 蚊焼保育所
- 川原保育所
- 為石保育所
- 私立(認可)[28]
- 若宮保育園
- あけのほし保育園
- 友愛八幡町保育園
- 慈光保育園
- 星座保育園
- お告げの聖母保育園
- しらゆり保育園
- 上長崎保育園
- にしやま保育園
- 西山台保育園
- 愛宕保育園
- 小島保育園
- 田上保育園
- 長照寺保育園
- 日吉幼児園
- 日見保育園
- 戸石保育園
- かき道ピノキオ保育園
- 教宗寺保育園
- つばさ保育園
- おひさま保育園
- 放光保育園
- 天童保育園
- ひよこ保育園
- 親愛園
- 旭保育園
- 稲佐保育園
- 木鉢双葉園
- 小百合園保育所
- 神ノ島愛児園
- 福田保育園
- 小江原保育園
- 長崎聖マリア保育園
- 式見保育園
- 畝刈保育園
- 三京えのき保育園
- 三重保育園
- 樫山保育園
- 黒崎聖母保育園
- 出津愛児園
- 外海まどか保育園
- 尾戸保育園
- 形上保育園
- 中央保育園
- 琴海保育園
- にしうみ保育園
- 大浦保育園
- 大浦児童園
- 桐ノ木保育園
- たんぽぽ保育園
- 戸町保育所
- ロザリオ保育園
- さくらんぼ保育園
- ダイヤランド保育園
- 唯念寺保育園
- 鶴見台保育園
- 森の風保育園
- ダーナ保育園
- 菜の花保育園
- 茂木保育園
- 香焼保育所
- 椿が丘保育園
- 高浜保育園
- 野母保育園
- 浄華保育園
- 伊王島幼児園
- 聖徳保育園
- 山王保育園
- もとお保育園
- みはら保育園
- さくら保育園
- うみのほし保育園
- 純心保育園
- ローザ保育園
- 立岩保育園
- 聖母保育園
- 青山保育園
- 城山保育所
- 友愛富士見町保育園
- 西浦上保育園
- 女の都青い鳥保育園
- あゆみ保育園
- 住吉保育園
- 赤迫保育園
- 葉山保育園
- コスモス保育園
- 滑石保育園
- 滑石センター保育園
- 長崎北保育園
- ピッパラ保育園
- 私立(認可外)[29]
- City保育園 ざぼんちゃん本店
- City保育園 ざぼんちゃん浜町店
- 24時間保育施設 プチ保育園
- ほほえみ保育園
- アルムの風保育園
- KID´S ROOM花笑
- キンダーフィールド
- ふじ保育園
- ししの子保育園
- 託児保育所 森っ子らんど
- スマイルキンダ―
- 虹ヶ丘 まめの木保育園
- Skye International Preschool(スカイ インターナショナル プレスクール)
- 保育があでんTON☆TON
- 伊王島共生幼児園 ふるさと
特別支援学校
図書館
博物館
美術館
スポーツ
スポーツ施設
長崎県営野球場
- 長崎市総合運動公園(柿泊町、通称:かきどまり) - 野球場、陸上競技場、補助競技場、テニスコートなど。主な大会では主要会場となる。
- 長崎市営陸上競技場(松山町)
- 長崎県営野球場(大橋町、通称:ビッグNスタジアム)
- 長崎市営ラグビー・サッカー場(松山町)
- 長崎県立総合体育館(油木町、通称:アリーナかぶとがに)
- 長崎市民総合プール(松山町)
- 長崎市民木鉢プール
- 長崎市民網場プール
- 長崎東公園プール
交通
国道206号上を走る路面電車(浦上駅前)
- 最寄空港は大村市にある長崎空港。長崎バイパス経由と出島道路経由の2つの系統からなるリムジンバスで結ばれている。
- バスは県営(長崎県交通局)と民間バス会社(長崎自動車)が運営。長崎市が運行するコミュニティバスが8系統ある(業務は長崎自動車、さいかい交通、富川運送に委託)。桜の里ターミナルから更に先の旧外海町方面へ向かうバスはさいかい交通が運営。路線バスは長崎駅前・宝町・中央橋を中心として大型の車両が市内各地の急な坂の上や狭い道路まで乗り入れている。路線バスが入れない狭路へ向かう公共交通機関として乗合タクシーも5路線運行されており、長崎市が各タクシー会社に委託して運行している。
- 市内には路面電車(長崎電気軌道)があり、市民の足となっている。南北に線路が延びており、市中心部と、北部の副都心、南部の観光地区(南山手など)、中心部東より(新大工地区)を結ぶ5路線4(5)系統が運行。路面電車は大部分は国道を走っており、松山町付近の一部区間などは路面電車専用線(専用軌道)を走行する。
- JR長崎駅前にはバス停・電停・バスターミナルがあり多くの観光客が利用する。市内にはほかにみらい長崎ココウォークバスターミナル、長崎新地ターミナル、長崎交通会館バスターミナルなどのバスターミナルがある。
- JRは長崎駅、浦上駅などが市内にはある。武雄温泉 - 長崎間を結ぶ新幹線の「かもめ」、県内の都市を結ぶYC1系による快速「シーサイドライナー」などの様々な列車が運行されている。
- 道路は長崎自動車道と一般国道の他、ながさき出島道路、長崎バイパス、川平有料道路、ながさき女神大橋道路の各有料道路のほか、多くの県道がある。
- 斜面の多い都市のため階段になっている市道が多く、住民のためのモノレール「斜面移送システム」が、わずか3箇所(計200m程度)だが設置されている。
- #地理の項にもある通り、坂が多い地形の理由に加え、運賃サービスなどの効果により、当市における家計費支出の割合の中で、バス代の支出が2011年から2019年の間全国1位(総務省調査)となっている[32]。
鉄道
JR線、長崎電気軌道の中心駅は長崎駅である。
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■西九州新幹線
- ■長崎本線
- ■長崎本線(長与経由)
- 長崎電気軌道
- ■1号系統
- □2号系統
- ■3号系統
- ■4号系統
- 崇福寺停留場- 思案橋停留場 - 観光通停留場 - 浜町アーケード停留場 - めがね橋停留場 - 市役所停留場 -[注釈 7]- 蛍茶屋停留場
- ■5号系統
索道
高速道路
一般有料道路
一般国道
県道
- 主要地方道
- 一般県道
※長崎県の県道一覧を参考。
バイパスなど
- 長崎バイパス(国道34号)- 長崎自動車道 長崎多良見インターチェンジと直結。
- 日見バイパス(国道34号)
- 出島バイパス(国道324号)- 長崎自動車道 長崎インターチェンジと直結。ほとんどがながさき出島道路である。
- 長崎南バイパス(長崎県道51号長崎南環状線)- 長崎自動車道 長崎インターチェンジとを直結。途中ながさき女神大橋有料道路を通る。
- 矢上大橋 - もともと一般有料道路であったが、2012年(平成24年)4月に無料化された。
都市計画道路
- 浦上川線 - 元船と松山町を結ぶ区間。2010年(平成22年)11月21日に開通した都市計画道路である。途中高架2段となっており、茂里町ランプでは立体交差している。稲佐橋ランプでは当初地下立体交差での整備だったが、2012年現在平面交差点である。県のホームページにも地下立体交差の完成予想が掲載してある。
市道
高速バス
路線バス
乗合タクシー
- 長崎市では、地形的制約などにより、路線バスの乗り入れがない地域、いわゆる「バス空白地域」があり、これを解消する手段として、「乗合タクシー」の運行を行っている。[33]
- 丸善団地地区(チトセピア前---三原小学校)- ラッキータクシーが運行。
- 矢の平・伊良林地区(新大工町/諏訪神社---矢の平経由---風頭)- 丸寿タクシーが運行。
- 北大浦地区(新地ルート・館内ルート・石橋ルート)- 文化タクシーが運行。
- 金堀地区(松山---金堀峠間)- 城山タクシーが運行。
- 西北地区(岩屋ルート・西北ルート・若竹ルート・柳谷ルート)- 住吉タクシーが運行。
斜面移送システム
- グラバー園(地上設置型)
- 天神町(懸垂型)「てんじんくん」
- 立山地区(懸垂型)「さくら号」
- 水の浦地区(懸垂型)「水鳥号」
港湾・海上交通
- 長崎港
- 長崎汽船 - 伊王島、高島との間を高速船で結ぶ。
- 九州商船 - 五島市福江港、(奈留島)、新上五島町奈良尾港との間をフェリー・高速船で結ぶ(奈留島はフェリーのみ)。
- 五島産業汽船 - 新上五島町鯛ノ浦港との間を高速船で結ぶ。
- HTBクルーズ - 上海市との間を不定期にカジノ船で結ぶ。2012年10月より運休中。
- 茂木港
- 神浦港、池島港(外海地区)
放送・マスコミ
NHK以外は全て本社・本部が市内に所在している。
テレビ
- ケーブルテレビ
ラジオ
- AM
- FM
- コミュニティFM
新聞
- 長崎新聞
- 長崎経済新聞(インターネットで情報発信)
- 以下の新聞の支局・総局がある。
観光
グラバー園から望む長崎港周辺の様子(2013年7月撮影)
名所・旧跡
※以上の「史跡」「重要文化財」は国指定の史跡及び重要文化財を指す。
-
大浦天主堂と旧羅典神学校
-
崇福寺
-
旧グラバー邸(グラバー園)
-
眼鏡橋
-
出島和蘭商館跡
-
孔子廟
-
浦上天主堂
-
爆心地(平和公園)
祭り・年中行事
- 画像
名産品
百選・遺産
スポーツチーム
長崎市を舞台にした作品
歌劇
小説
映画
テレビドラマ
漫画
アニメ
ゲーム
ご当地ソング
他に『長崎から船に乗って』(作詞:山口洋子、作曲:平尾昌晃、歌唱:五木ひろし)も、とりわけ歌い出しが有名な歌だが、内容として長崎そのものは歌われてない。
出身者
俳優・女優
声優
歌手
アイドル
お笑い芸人
漫画家
小説家
写真家
作曲家
アナウンサー
スポーツ選手
音楽家
政界・官界
教育家
その他
長崎市を訪れた世界の指導者・要人
その他
- 郵便番号は850、851、852が使われている。
- 市外局番は095。
- 火葬場は稲佐山の麓にある1ヶ所(もみじ谷葬斎場)のみ。
ご当地検定
「長崎」が付く慣用語
- 江戸の仇を長崎で討つ - 思わぬ場所で昔の恨みを晴らすこと。または、筋違いな内容で仕返しをすること。
- 長崎ばってん江戸べらぼう - お国ことば(方言)の特色を表した諺。類義語に「長崎ばってん京どすえ」など。
唱歌・民謡
- 1900年に大和田建樹によって作詞された『鉄道唱歌』第2集山陽・九州編では、長崎はこの歌の終点の地となることもあって、5番を割いて歌っている。
- 64.千代に八千代の末かけて 栄行く御代は長崎の 港にぎわう百千船(ももちぶね) 夜は舷灯の美しさ
- 65.汽車よりおりて旅人の まず見にゆくは諏訪の山 寺町すぎて居留地に 入ればむかしぞ忍ばるる
- 66.わが開港を導きし 阿蘭陀(オランダ)船のつどいたる みなとはここぞ長崎ぞ 長くわするな国民(くにたみ)よ
- 67.前は海原はてもなく 外(と)つ国までもつづくらん あとは鉄道一すじに またたくひまよ青森も
- 68.あしたは花の嵐山 ゆうべは月の筑紫潟 かしこも楽しここもよし いざ見てめぐれ汽車の友'
- 長崎七不思議(民謡)
- 寺もないのに大徳寺
- 平地のところを丸山と
- 古いお宮を若宮と
- 桜もないのに桜馬場
- 北にあるのを西山と
- 大波止に丸(たま)はあれども大砲なし
- シャンと立ったる松の木を下り松
2020年夏季オリンピック誘致関係
- 当初は広島市・長崎市共催での五輪開催を提案するも国際オリンピック委員会が共催不可とする判断から長崎市が招致断念。その後広島市単独で招致を目指したが、ヒロシマ五輪反対派が広島市長に当選したことや東日本大震災後の世相から広島市も招致を断念した。
発行物
脚注
注釈
- ^ 2016年10月1日より西浦上支所滑石事務所から滑石支所となった。
- ^ 東長崎地区はもともと東長崎警察署の管轄であったが、統合により、2005年(平成17年)3月末に廃止され、長崎警察署に移管された。
- ^ 他に長崎市三重漁協、長崎市福田漁協、野母崎三和漁協、西彼南部漁協(香焼)がある。
- ^ 長崎中央郵便局内にゆうちょ銀行長崎店が併設されている。
- ^ 所在地は西彼杵郡長与町だが、ホームの長崎寄りが長崎市となっている。
- ^ a b 1号系統と同じルートを通るため省略
- ^ a b c 2号系統と同じルートを通るため省略
- ^ 長崎名物の手漕ぎの船。太鼓の音にあわせて進み、順位を競う。
- ^ 作品の舞台は『加名見町』と言う架空の町であり、厳密にはその舞台のモデルとなったのが長崎市である。
出典
関連項目
外部リンク
- 行政
- その他
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注: 順位は令和2年国勢調査時の市域人口による。 |
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