1989年の日本(1989ねんのにほん)では、1989年(昭和64年/平成元年)の日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。
他の紀年法
日本では、西暦の他にも以下の紀年法を使用している。なお、以下の紀年法は西暦と月日が一致している。
カレンダー
在職者
世相
1989年の流行語
新語・流行語大賞の新語部門は「セクシャルハラスメント」、流行語部門は「オバタリアン」が金賞を受賞した(その他の受賞語は後節「#流行語」も参照)。
周年
できごと
通年
1月
新元号「平成」を発表する小渕恵三内閣官房長官
「昭和64年」発行の1円硬貨。
2月
「FM TOWNS」発表(写真は2F、2月28日)
3月
アジア太平洋博覧会(3月17日開催)
4月
横浜アリーナ(4月1日開業)
5月
6月
7月
8月
海部俊樹が第76代日本国首相に就任(8月10日)
9月
横浜ベイブリッジ(9月27日開通)
10月
おとなのふりかけ(10月2日発売)
11月
12月
日付不詳
社会
政治
経済
法
労働
教育
女性史
交通
道路
鉄道
航空
イベント・行事
自然科学
環境
天候・天災・観測等
文化と芸術
流行
流行語
ファッション
建築
- 竣工
- 解体
出版
- ベストセラー
文学
- 芥川賞
- 第101回(1989年上半期) - 該当作品なし
- 第102回(1989年下半期) - 大岡玲 『表層生活』、瀧澤美恵子 『ネコババのいる町で』
- 直木賞
雑誌
- 創刊
- 廃刊
音楽
演劇
- 歌舞伎
- 宝塚歌劇団
映画
邦画
洋画
- 日本公開映画(本国公開は前年以前)
- 本国公開・日本公開ともに当年
ラジオ
テレビ
- ドラマ
- バラエティなど諸分野
- 特撮
コマーシャル
アニメ
- アニメーション映画
- テレビアニメ
- OVA
ゲーム
コンピューターゲーム
アーケードゲーム
- テトリス - 「ゲームマシン」誌 89年年間ベストヒットゲームズ25 テーブル型TVゲーム機 第一位
- アイドル放送局 - 「ゲームマシン」誌 89年年間ベストヒットゲームズ25 TV麻雀ゲーム 第一位
- チェイスH.Q. - 「ゲームマシン」誌 89年年間ベストヒットゲームズ25 アップライト/コックピット型TVゲーム機 第一位
- サイクロン(英語版) - 「ゲームマシン」誌 89年年間ベストヒットゲームズ25 フリッパー分野 第一位
- テレビゲーム
- 携帯型ゲーム
スポーツ
総合競技大会
各競技
野球
- プロ野球
- 高校野球
相撲
- 大相撲(幕内最高優勝)
プロレス
モータースポーツ
競馬
誕生
誕生した事に特筆性のある人物等(世襲制の跡継ぎ、絶滅寸前の生物の誕生、等)を記載しています。それ以外については、Category:1989年生を参照してください。
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
死去
フィクションのできごと
- 1月7日 - D県警管内で「雨宮翔子ちゃん誘拐事件」が発生。翌1月8日に死亡が確認される。(小説・テレビドラマ・映画『64(ロクヨン)』)
- 4月2日 - 警視庁捜査一課に、既存の7つの捜査班のいずれにも属さない刑事部長直轄の機関となる第8班が創設される。(テレビドラマ『ゴリラ・警視庁捜査第8班』)
- 6月21日 - 小惑星からのサンプルリターンを目的とした日本の無人探査機「青羽」が打ち上げられる。(漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第1650話「帰還1989-008J」)[5]
- 6月24日 - 北海道音臼村で児童・職員合わせて21名が毒殺された「音臼小学校無差別殺人事件」が発生する。(漫画『テセウスの船』)
- 夏 - 北国の地方都市・「雪の街」に避暑の為に訪れた相沢祐一が、郊外の麦畑で川澄舞に出逢い、一緒に遊ぶ。2週間後麦畑は潰され、数年後に高校が建設される。同時期、祐一は「ものみの丘」にて一匹の怪我をした小狐を拾い、帰郷までの二ヶ月を共に過ごす。(ゲーム『Kanon』川澄舞及び沢渡真琴ルート)
- 人類によって火星が征服される。(絵物語『オズマ隊長』)[6]
- 太平洋上空で隕石群と衝突した宇宙ステーション「ホリゾント」が大気圏内へと墜落する。それと同時に、未知の病原体による伝染病が世界中で発生し、これによる人類の破滅は確実と判断した緊急国連総会は人類自決のために水爆でオゾン層を破壊する「6・9指令」を発動。人類は実験海底都市「ブルーシティー」などで生き残るのみとなる。(漫画『ブルーシティー』)[7][8]
注釈
- ^ この年は丙午の迷信から出産控えの傾向があり、前後の年と比べ出生率が大幅に落ち込んだ。
- ^ 同年中には4月1日に10行、8月1日に3行、10月1日に1行が転換している。
- ^ アスティナは同年4月27日発売。
- ^ 同時に郵便料金も3%値上げされた。
- ^ NHKとフジテレビ系列では毎日新聞が実施する以前から「容疑者」の呼称を付けている。
出典
- 新聞
- ※見出しに死刑囚の実名が含まれる場合はその箇所を死刑囚の姓イニシャル「F」で表記している
- ^ 『朝日新聞』1989年1月31日名古屋朝刊第14版第一総合面1頁「アベック殺人 主犯少年(当時)に死刑求刑 名地検 5人にも5年――無期」(朝日新聞名古屋本社)
- ^ 『中日新聞』1989年1月31日朝刊第12版一面1頁「大高緑地のアベック殺人 主犯少年に死刑求刑 名地検『まれにみる悪質さ』 残る5人も無期―5年」(中日新聞社) - 『中日新聞』縮刷版 1989年(平成元年)1月号1279頁。
- ^ 『朝日新聞』1989年1月31日夕刊第一総合面1頁「島田事件死刑囚赤堀さん、34年ぶり無罪 静岡地裁再審判決」(朝日新聞社)
- ^ 『朝日新聞』1989年2月10日夕刊第一社会面「赤堀さん無罪確定、検察側が控訴断念 島田事件」(朝日新聞社)
- ^ 『朝日新聞』1989年6月28日名古屋夕刊第4版第一総合面1頁「名古屋のアベック殺人 主犯の少年(当時)に死刑 名地裁判決 「執ようで冷酷」 「極刑」10年ぶり 永山被告以来 他の5人は懲役刑」(朝日新聞名古屋本社)
- ^ 『中日新聞』1989年6月28日夕刊E版一面1頁「大高緑地アベック殺人 名地裁判決 主犯少年(当時)に死刑 『残虐、冷酷な犯罪』 共犯の5被告 無期―不定期刑に」「(解説)精神的未熟さ認めたが厳刑(永井 昌己記者)」(中日新聞社) - 『中日新聞』縮刷版 1989年(平成元年)6月号1181頁。
- ^ 『中日新聞』1996年12月16日夕刊E版一面1頁「主犯格19歳(当時)に無期 アベック殺人控訴審 死刑破棄し減軽 名古屋高裁 ××被告も13年に」(中日新聞社) - 『中日新聞』縮刷版 1996年(平成8年)12月号695頁。
- ^ 『中日新聞』1997年1月7日夕刊第二社会面10頁「2被告の刑確定 アベック殺人事件」(中日新聞社) - 『中日新聞』縮刷版 1997年(平成9年)1月号310頁。
- ^ 『岩手日報』1989年8月14日朝刊1頁「妻子5人を惨殺 凶行の父親を逮捕 種市 酔って離婚話に逆上 ナイフで刺殺遺体を4日間も放置」(岩手日報社)
- ^ 『朝日新聞』1989年8月14日東京朝刊第12版岩手版第一地方面21頁「種市の妻子5人殺害 一家に何があったのか 争った形跡もなし 盆入りの街にショック」(朝日新聞東京本社・盛岡支局)
- 書籍
- ウェブサイト
参考文献
関連項目