宮嶋 健太(みやじま けんた、1999年8月13日 - )は、日本将棋連盟(東京本部)[注釈 1]所属の将棋棋士である。岐阜県岐阜市出身。大野八一雄七段門下[注釈 2][2]。棋士番号は339。鶯谷高等学校卒業[3]。
2010年、奨励会を退会(詳細は#奨励会時代参照)
2010年10月(当時、小学5年)、東海研修会に入会(C1クラス)[4]
2011年1月、東海研修会 B2クラスに昇級[4]。
2011年4月(当時、小学6年)、東海研修会 B1クラスに昇級[5]。
2011年7月、東海研修会 A2クラスに昇級[6]、奨励会編入の資格を得る。
2011年8月14日、第36回小学生将棋名人戦 決勝大会 優勝(当時、小学6年)[7][8]。決勝戦の相手は岡部怜央であった。
2009年(当時、小学4年)、奨励会入会試験に合格し関西奨励会入会(6級)[9]。
同年12月に降級点Bをとり[10]、翌2010年に7級に降級して奨励会を一旦退会[2][11]。
2010年10月から2011年8月まで、東海研修会に入会(C1クラス→A2クラス、詳細は#アマチュア時代参照)
2011年8月、研修会経由の編入制度により関西奨励会再入会[6][12]。
第66回三段リーグ(2019年後期)より三段リーグに参加。毎期、負け越す事無くコンスタントに9勝ないし12勝の成績を挙げ続ける。
第73回三段リーグ(2023年度前期、参加8期目)では16回戦終了時点で14勝2敗の成績とし、残り2局未消化の時点で成績2位以上を確定させ[13]、10月1日付のプロ入り(四段昇段)を決めた[14]。
奨励会在籍中に公式棋戦に出場経験が延べ6棋戦あり(新人王戦<第52期-第54期>および加古川青流戦<第11期-第13期>)、三段ながら延べ4勝を挙げた。
宮嶋本人曰く「自分が取った記録の1割は藤井聡太戦」であり、藤井の対局の記録係を務めた後、将棋会館に共に宿泊、再び将棋を指したり共に夜食を摂ったり、時には徹夜のまま一緒に始発電車で東海方面に帰ったことがあったという[2][15]。岐阜羽島で下車するために「こだま」に乗車する宮嶋に対し、名古屋で下車する藤井は「のぞみ」「ひかり」なら早く帰宅できるところ、藤井も宮嶋に合わせて同じ「こだま」に乗車していたという[16]。
2024年12月までは奨励会当時も含め関西本部所属であったが、2025年1月から移籍し東京本部所属となった[1]。
昇段規定は、将棋の段級を参照。
(一般棋戦・若手棋戦)
竜王戦と順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラスを参照。
竜王・名人 (王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖) 藤井聡太(永世王位・永世棋聖) 叡王 伊藤匠
十七世名人 谷川浩司
九段 羽生善治 (永世竜王・十九世名人・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世王将・永世棋聖) 九段 佐藤康光 (永世棋聖) 九段 森内俊之 (十八世名人) 九段 渡辺明 (永世竜王・永世棋王)
九段 福崎文吾 ( 2025年4月22日引退 ) 七段 木下浩一 ( 2025年4月23日引退 ) 七段 増田裕司 ( 2025年4月23日引退 )
七段 川上猛 ( 引退日未定 / 第38期竜王戦 5組在籍、4組昇級の場合は現役継続、引退日は2025年度以降)
八段 有森浩三 ( 引退日未定 ) 八段 長沼洋 ( 引退日未定 )
【2025年04月昇段者】(2名): 齊藤優希(第38期は三段として出場)、炭﨑俊毅(第39期からの出場) 【2025年10月昇段者】(2-3名):(いずれも第39期からの出場)