竹内優月

竹内優月（たけうちゆづき、2011年 1月5日 - ）は、日本将棋連盟所属の女流棋士。女流棋士番号は89。東京都中央区出身。武市三郎七段門下^[1]。

棋歴

2023年1月、関東研修会に入会（C2クラス）^[2]。

2023年7月、C1クラスに昇級^[3]。

2024年2月11日の例会において、12勝4敗の成績でB2クラスへの昇級を果たし女流2級の資格を得た^[3]。

2024年3月1日付で日本将棋連盟（東京本部）所属の女流2級となる^[1]。

プロ入りデビュー時点において、現役最年少の女流棋士であった^[1]（2024年3月1日から2024年4月1日まで）。

2024年度、奨励会入会試験を受験し奨励会6級に合格した（女性合格は21人目、女流棋士として17人目）。竹内は女流棋士と奨励会の重籍（里見香奈〈現・福間姓〉以来、13年ぶりの女流棋士の重籍）となり、女流棋士の活動と並行して奨励会で棋士（四段昇段）を目指すこととなった^[4]^[5]。

→昇段規定については「将棋の段級 § 女流棋士」を参照

→昇段規定については「将棋の段級」を参照

プロアマ戦 1勝1敗

2023年、第17期マイナビ女子オープン予選決勝進出（1勝1敗）
- 2023年07月29日対中村真梨花女流四段戦で勝利^[8]
- 2023年07月29日対頼本奈菜女流初段戦で敗退^[8]

女流棋戦アマチュア予選
- 2023年04月、第13期女流王座戦アマチュア予選（東日本）決勝ブロック進出
- 2023年07月、第17期マイナビ女子オープン#チャレンジマッチ上位3名入り（予選出場権獲得）
- 2023年07月、第17回白瀧あゆみ杯争奪戦新人登竜門戦アマチュア予選トーナメント出場^[9]
アマチュア棋戦
- 2020年08月、第14回小学生女子将棋名人戦全国大会関東甲信ブロック代表^[10]
- 2021年10月、第15回小学生女子将棋名人戦全国大会 3位^[11]
- 2021年09月、第53期女流アマ名人戦名人戦クラス 3位^[12]^[13]
- 2022年08月、第13回小学生駒姫名人戦名人クラス準優勝^[14]^[15]
- 2022年08月、第16回小学生女子将棋名人戦全国大会優勝^[16]
- 2023年08月、第44回全国中学生選抜将棋選手権大会女子の部3位^[17]
- 2023年08月、第15回中学生女子将棋名人戦全国大会準優勝^[18]

アマチュア当時（2018年7月）、佐藤天彦第76期名人就位式・祝賀会において、花束贈呈の役を務めた^[19]。また、プロ入り3か月前（2023年11月）の里見香奈第5期清麗就位式でも花束贈呈の役を務めた^[20]。

アマチュア時代の2023年、第17期マイナビ女子オープンのチャレンジマッチを勝ち抜いて一斉予選進出となり、一斉予選の初戦で中村真梨花と当たることになった際、「中村先生には研究会などで何度か教えていただいたことがあるので恩返しをしたい」とコメントした。その初戦では中村の失着を逃さず大優勢になり、そのまま勝利し恩返しを果たした^[21]。