千葉 涼子(ちば りょうこ、旧姓碓井(うすい)、1980年4月21日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。富山県中新川郡上市町出身、桜井昇八段門下。女流棋士番号17(2011年3月31日までは35)。夫は将棋棋士の千葉幸生。
棋歴
人物・エピソード
- 石橋幸緒、矢内理絵子と共に、2000年代中盤にいずれも女流タイトルを取るなど「花の80年生まれ・若手3羽ガラス」と呼ばれていた。
- 奨励会への入会は自らの意思であり入会金を父親に借りるほどであった。のちに女流棋士の対局料で全額返済したという[1]。
- 2003年から2005年までの3年間、NHK杯の聞き手を務めた[1]。
棋風
居飛車党。
昇級・昇段履歴
- 1994年00月00日: 女流育成会入会
- _ _同年10月01日: 女流2級
- 1996年04月01日: 女流1級
- 1996年10月21日: 女流初段
- 1998年10月16日: 女流二段(タイトル戦挑戦)[2]
- 2002年04月25日: 女流三段(勝数規定/女流二段昇段後90勝)[3]
- 2011年04月21日: 女流四段(勝数規定/女流三段昇段後120勝)[4]
主な成績
獲得タイトル
- 女流王将 2期(2005年(第27期)- 2006年度)
登場回数9、獲得合計2
その他の棋戦
脚注
- ^ a b プロ棋士名鑑2017 pp.127
- ^ 『近代将棋(1999年1月号)』近代将棋社/国立国会図書館デジタルコレクション、183頁。https://dl.ndl.go.jp/pid/6047365/1/92。
- ^ 『日本将棋連盟からのお知らせ』日本将棋連盟。オリジナルの2002年6月4日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20020604023322/http://www.shogi.or.jp/osirase/main.html。
- ^ 『千葉涼子女流三段が女流四段に昇段|将棋ニュース』日本将棋連盟、2011年4月22日。https://www.shogi.or.jp/news/2011/04/post_408.html。
関連項目
外部リンク
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タイトル保持者 【4名】 |
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永世称号 有資格者 |
- 女流七段 清水市代(クイーン名人・クイーン王位・クイーン王将・クイーン倉敷藤花)
- 女流六段 中井広恵(クイーン名人)
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女流五段 【 3名】 | |
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女流四段 【 8名】 | |
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女流三段 【11名】 | |
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女流二段 【21名】 | |
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女流初段 【18名】 | |
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女流1級 【 9名】 | |
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女流2級 【 8名】 | |
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現役女流棋士 全82名(2025年1月1日時点)/ △は2024年度の昇段 詳細は将棋の女流棋士一覧を参照。 / 引退者については「Template:将棋の引退女流棋士」を参照。 |
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白玲 | |
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A級 | |
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B級 | |
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C級 | |
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D級 | |
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次期参加 | |
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休場 | |
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数字は順位 / 名前横の「休」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う) 「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加) |
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2000年代 | |
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2020年代 | |
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第45回から優秀女流棋士賞、第44回までは女流棋士賞。第26回までは女流棋士賞が女流の最高賞であったため、第26回以前は第27回創設の最優秀女流棋士賞として扱う。括弧内は受賞年。前年度の活躍が対象。 |
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1950年代 | |
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1970年代 | |
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名誉NHK杯 |
- 羽生善治 ( 通算10回優勝者が該当 / 計11回優勝={ 第38回,41,45,47,48,50,58,59,60,61,第68回 } )
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司会者 | |
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関連項目 | |
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