渡辺 大夢(わたなべ ひろむ、1988年7月29日 - )は、日本将棋連盟所属の将棋棋士。石田和雄九段門下。棋士番号は290。東京都江東区出身(現在も在住)。
5歳の時に祖父から教わったのをきっかけとし、将棋を始める[1]。将棋会館の将棋スクールで勝又清和の指導を受け、当初は勝又への弟子入りを希望するが、勝又は弟子を取らない方針だったことからこれを断り、代わりに勝又の師匠である石田を紹介、石田門下となる[2]。
野球好きで読売ジャイアンツの大ファン。小学4年生のときに父親に東京ドームに連れて行かれてからの熱狂的ファンで、奨励会時代は年に30試合ほど観戦していたほか、棋士になってからも年10試合程度は観戦に出向く。実際プロ野球のシーズン中は成績が落ちる傾向があり、師匠の石田からも「プロ野球がはじまると成績が落ちる傾向にあるのは、困ったものです」と言われてしまっている。四段昇段を決めた際もプロ野球がシーズン中の9月の出来事だったため、兄弟子の勝又からは「まさかシーズン中に上がるとは」と妙な驚き方をされた。過去にはインタビューで「巨人が勝つと興奮して寝られなくなるので、翌日の対局に悪影響が出る」と語ったこともある[2]。
昇段規定は、将棋の段級 を参照。
竜王・名人 (王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖) 藤井聡太(永世王位・永世棋聖) 叡王 伊藤匠
十七世名人 谷川浩司
九段 羽生善治 (永世竜王・十九世名人・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世王将・永世棋聖) 九段 佐藤康光 (永世棋聖) 九段 森内俊之 (十八世名人) 九段 渡辺明 (永世竜王・永世棋王)
九段 福崎文吾 ( 2025年4月22日引退 ) 七段 木下浩一 ( 2025年4月23日引退 ) 七段 増田裕司 ( 2025年4月23日引退 )
七段 川上猛 ( 引退日未定 / 第38期竜王戦 5組在籍、4組昇級の場合は現役継続、引退日は2025年度以降)
八段 有森浩三 ( 引退日未定 ) 八段 長沼洋 ( 引退日未定 )
【2025年04月昇段者】(2名): 齊藤優希(第38期は三段として出場)、炭﨑俊毅(第39期からの出場) 【2025年10月昇段者】(2-3名):(いずれも第39期からの出場)