吉沢 亮(よしざわ りょう、1994年〈平成6年〉2月1日[2] - )は、日本の俳優。東京都出身[2]。アミューズ所属。
来歴
1994年、男4人兄弟の次男として生まれた[3]。
2009年、母が応募した『アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン』で応募者31514名の中からRight-on賞を受賞してデビューした[2][3][4]。なお、この時のグランプリは野村周平であった。
2010年、舞台『BLACK PEARL』にて、ラム役で舞台初出演し、俳優デビューした[5]。
2011年、特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオに変身する朔田流星役を演じた。人生の中で一番言っているセリフが「変身!」で、好きなセリフだと語っている[6]。
2013年、テレビドラマ『ぶっせん』で、テレビドラマ初主演に抜擢された。この作品は舞台としても上演された。もともと強い憧れもなく芸能界入りしたため、15歳でデビューしてから、しばらくはこの仕事が好きになれずにいたが、主演を務めたこの舞台でうまく現場をまとめられず、客席も埋められなかった悔しさが役者としての意識に繋がったという[3]。
2017年、映画『銀魂』で沖田総悟役に抜擢された。公表されたキャラクタービジュアルは原作の設定に近く、原作ファンからも支持を得た[7]。
2018年、映画『リバーズ・エッジ』で山田一郎役に抜擢された。作品は第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品され、行定勲監督、二階堂ふみとともにレッドカーペットに登場した[8]。作品は国際映画批評家連盟賞を受賞した[9]。映画『ママレード・ボーイ』や『あのコの、トリコ。』でも主演を務め、5社からCMに起用された[10]。
2019年、『なつぞら』で連続テレビ小説に初出演し、ヒロイン・なつの初恋の人で幼馴染の天陽を演じた。同年10月『空の青さを知る人よ』で声優に初挑戦し、金室慎之介(しんの)役を担当し、31歳と18歳を一人で演じ分けた。
2020年、エランドール賞新人賞を受賞し[11]、 2019年公開の映画『キングダム』で秦王・嬴政と漂の一人二役の演技が評価され、第62回ブルーリボン賞で助演男優賞を[12]、第43回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞した[13]。
2021年、『青天を衝け』にて渋沢栄一役で、大河ドラマ初出演・初主演を務めた[14][15]。また、平成生まれ初の大河ドラマ主演俳優となった[16]。
2022年、第30回橋田賞 新人賞を受賞した[17]。同年10月『PICU 小児集中治療室』にて志子田武四郎役で、月9ドラマ初出演・初主演を務めた[18]。
2024年4月、吉沢亮ファンクラブを開設した[19]。10月、第16回TAMA映画賞 最優秀男優賞(『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム 大将軍の帰還』『かぞく』)を受賞した[20]。
人物
- 趣味はギターの練習。特技は剣道で小学校から高校までの約9年間、ずっと続けていた[21]。剣道は二段の腕前を持っている[22]。2012年の『炎の体育会TV』剣道部団体戦にてその腕前を披露し、初戦で2年連続日本一の女子高生と、2戦目で実業団No.1大塚家具女子社員を相手に勝利している。また、2014年8月9日放送分での対決でも勝利している。剣道は関東大会優秀選手に選ばれたこともある。
- キックボクシングの経験はあるが、身体が固く、脚が全然上がらないといい、後ろ回し蹴りは上手にできないが、飛び後ろ回し蹴りはなぜかできるという[2]。
- 漫画から飛び出してきたかのような端正な顔立ちが特徴で、ストレートな二枚目よりも暗くてクセのある役や、どこか残念な三枚目を演じることが多い[23][24]。『サマーソング』で共演した浅香航大からは「隣に座ってるだけで銅像が座っているよう」と言われ[25]、『オオカミ少女と黒王子』で共演した二階堂ふみは舞台挨拶で「輝きがボロボロこぼれてた。平成のアラン・ドロンのような輝きがある」と吉沢を紹介した[26]。
- 2018年下半期vivi国宝級イケメンランキングで1位を獲得し、菅田将暉、山﨑賢人に続き3人目の殿堂入りを果たした[27]。
- 自らの性格を人見知りと評しており、高校時代は友人があまり多くなかったことをインタビューなどでも語っている[28][29]。広瀬すずとは1ヶ月ほど『なつぞら』で共演し少し期間が空いてから『一度死んでみた』で共演し、再び『なつぞら』の撮影に戻り約1年間一緒に撮影をしたが、お互い人見知りのため出会ってから話すまで半年近くかかった[30][31]。
- また本人曰く”すごくインドア”で、「家でしかはしゃげない」と、自宅生活を満喫していることを明かしている[32][33]。コロナ禍の自粛生活も元々自宅生活が好きなことから「何の苦もなかった」という[33]。
- 仮面ライダーシリーズは、『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダー電王』まで観ており、幼少期には「仮面ライダーになりたい」と七夕の短冊に毎年書き続けていたという[2]。
受賞歴
- 2009年
-
- アミューズ全国オーディション2009「THE PUSH!マン 〜あなたの周りのイケてる子募集〜」Right-on賞
- 2018年
-
- 2019年
-
- 2020年
-
- 2022年
-
- 2024年
-
出演
※役名の太字は主演作品。
テレビドラマ
映画
Webドラマ
Web映画
劇場アニメ
舞台
バラエティ
オリジナルビデオ
ミュージック・ビデオ
CM・広告
イベント
- Amuse presentsシリーズ
- 「Amuse presents SUPER ハンサム LIVE 2009 ♂男 da 男!!♂」(2009年12月29日、12月30日、アミューズ)
- 「Amuse presents THE GAME 〜Boy's Film Show〜」(東京公演:2010年8月2日-8月4日、大阪公演:8月13日-8月15日、アミューズ)
- 「Amuse presents SUPER ハンサム LIVE 2010」(2010年12月29日、12月30日、アミューズ)
- 「Amuse presents SUPER ハンサム LIVE 2012」(2012年12月26日、27日、28日、アミューズ)
- 「Amuse presents SUPER ハンサム LIVE 2013」(2013年12月26日、27日、アミューズ)
- 「Amuse presents SUPER ハンサム LIVE 2014」(2014年12月26日、27日、28日、アミューズ)
- 「Amuse presents HANDSOME FESTIVAL 2016」(2016年12月17日、18日、29日 アミューズ)
- 「Amuse Presents HANDSOME FILM FESTIVAL 2017」(2017年12月27日、アミューズ)[132]
- 仮面ライダー生誕40周年×スーパー戦隊シリーズ35作品記念 40×35 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW(2012年1月)
- 仮面ライダーフォーゼ スペシャルイベント - 天ノ川学園高等学校 春の学園祭スペシャル(2012年5月)
- 仮面ライダーフォーゼ ファイナルステージ&番組キャストトークショー(2012年9月)
- Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵 ゴッホと北斎、モネと広重(2024年7月10日 - 10月29日) - 公式アンバサダー[133]
ゲーム
情報番組
- ZIP!(2020年2月7日 - 2月28日、日本テレビ) - 金曜パーソナリティー[136]
ナレーション
- 東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」(2022年) - 音声ガイドナビゲーター[137]
その他のテレビ番組
作品
CD
- SIGN名義「サイン」(2011年3月2日) - テレビドラマ『サイン』主題歌
- 極楽ボーイズ名義「ぶっせん サンバ」(2013年11月6日) - テレビドラマ『ぶっせん』主題歌
- MUSH&Co.名義「明日も」(2013年12月4日) - 映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』劇中歌
参加作品
映像作品
- DVDしりょう(2020年7月21日、アミューズソフトエンタテインメント)[141]
書籍
写真集
インタビュー集
カバーモデル
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク
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総合司会 |
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メインパーソナリティ |
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マンスリーパーソナリティ (金曜日) |
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ニュース担当 | |
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太字は総合統括司会。※1は2020年度のみ月・水・金曜、火・木曜交替で担当。 カテゴリ |
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1 - 10作 | |
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11 - 20作 | |
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21 - 30作 | |
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31 - 40作 | |
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41 - 50作 | |
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51 - 60作 | |
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61 - 70作 | |
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その他(NHK新大型時代劇) | |
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カテゴリ |
受賞 |
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1980年代 | |
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括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)
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1回 - 10回 | |
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11回 - 20回 | |
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21回 - 30回 | |
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31回 - 40回 | |
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41回 - 50回 | |
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51回 - 60回 | |
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61回 - 70回 | |
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71回 - 80回 | |
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81回 - 90回 | |
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91回 - 100回 | |
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101回 - 110回 | |
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111回 - 120回 | |
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121回 - 130回 | |
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