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東区(ひがしく)は、札幌市の行政区。人口は札幌市10区の中で北区に次ぐ2番目に多い区である。
区域は東西9.3 km、南北11.0 kmある[1]。中央区とは函館本線、北区とは創成川と旧篠路村境界、白石区とは、豊平川と旧豊平川、江別市とは豊平川と石狩川、石狩郡当別町とは当別川と石狩川を挟んで接している[1]。地形は平坦で山がなく、モエレ沼公園にある人工の山「モエレ山」が唯一の山となっている[2]。地質は鉄東地区の一部を除いて埴土や泥炭で形成している[1]。
江戸時代は、伏籠川(上流付近(現在の苗穂町付近)に松前藩の知行地であり「石狩十三場所」の一つであった「ナイホウ場所」が開かれており、蝦夷との交易が行われていた。現在の東区は、1866年(慶応2年)に江戸幕府の命を受けた大友亀太郎が農夫を伴って伏籠川の河畔(現在の北13条東16丁目付近)において開拓に着手したのが始まりである[3]。大友は模範農場として幕府直営農場となる「御手作場」を設置し、用水路や道路、橋を作って農民の入植を促した[3]。「大友堀」と呼ばれた堀は上流が創成川の原型になっており、大友は「札幌村開拓の祖」と言われている[3]。明治になり本州各地から移民団が入植すると村落が誕生し、原生林が繁茂して「ヤチ」と呼ばれた湿地帯が広がっていた土地の開拓には大変な労苦を強いられたが、やがて農業が村の主要産業となった[3]。リンゴやブドウなどの果樹栽培を経て、「札幌黄」などのタマネギ生産が主力となっていった[3]。
「東区歴史年表」参照[4]
「医療機関名簿(東区)」参照[10]
指定団体 2019年(平成31年)4月1日現在[11]
「学生納付特例対象学校一覧」参照[12]
かつては札幌市交通局がバス路線(札幌市営バス)を運行していたが、段階的に民間事業者に路線を移譲し、2004年(平成16年)に廃止となった。
「札幌市内の文化財」参照[22]
50音順
北○条東
丘珠町 - 雁来町 - 北丘珠 - 栄町 - 苗穂町 - 中沼 - 中沼町 - 中沼西 - 東雁来・東雁来町 - 東苗穂・東苗穂町 - 伏古 - 本町 - モエレ沼公園
元町 - 美香保
太字斜体は、振興局所在地。