福山醸造株式会社(ふくやまじょうぞう)は、札幌市東区にある味噌・醤油の製造販売を行う企業である。
福山醸造の前身は福井県の船問屋(回船問屋)であり、日本国内を巡って各地の産物で商売を行っていた[1]。その中で、北海道が大豆の産地であったことが決め手となり、1891年(明治24年)に札幌で醤油醸造業「福山商店」を開業した[1]。大正時代になると味噌の製造を始めて経営規模を拡大し、1918年(大正7年)には苗穂に工場を建設した[1]。その後、味噌の製造拠点を旭川に移している[1]。
「北海道産丸大豆しょうゆ」「道産素材北海道丸大豆醤油」は「道産食品独自認証制度」(きらりっぷ)認証品になっている[5]。
田舎味噌と日高昆布醤油は創業当時から一貫して主力商品である。