見沼区

みぬまく ウィキデータを編集
見沼区
旧坂東家住宅見沼くらしっく館
ロゴ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
さいたま市
市町村コード 11104-0
面積 30.69km2
総人口 166,723[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 5,432人/km2
隣接自治体
隣接行政区
さいたま市北区大宮区浦和区緑区岩槻区
上尾市蓮田市
区の花 クマガイソウ
区の色 そらいろ
見沼区役所
所在地 337-8586
埼玉県さいたま市見沼区堀崎町12番地36
北緯35度56分6.7秒 東経139度39分15.7秒 / 北緯35.935194度 東経139.654361度 / 35.935194; 139.654361
外部リンク さいたま市見沼区
見沼区位置図
特記事項 世帯数:70,669世帯(2020年6月1日)
NTT市外局番:048(区内全域)
ナンバープレート:大宮
番号区画コード:254
経度・緯度は世界測地系
ウィキプロジェクト

見沼区(みぬまく)は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの一つ。

旧・大宮市の東部、かつて存在していた見沼の北端で、現在も「見沼田んぼ」として豊かな自然が保存されている。一方で古くから宅地化も進んでおり、さいたま市のベッドタウンとしての一面ももつ。

地理

さいたま市の北東部に位置する。区名の由来である見沼は、区の西部・南部および南東部の低地に広がっていた。

現在、南部や南東部には「見沼田んぼ」と呼ばれる田園地帯が広がり、西から南に芝川が、東に加田屋川見沼代用水東縁が流れ、埼玉県の「見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針」により、緑地が保護されている。見沼に囲まれた中央部は台地上に属する。北東部の深作沼周辺はかつて広大な湿地帯であったが、現在は埋め立てられて卸売団地が建設されている。

昭和30年代、大宮市大字大谷大谷県営住宅(現在の大宮七里住宅)が造成されたのを機に、近隣に東宮下団地などの県営住宅の建設が相次ぎ、人口が増加した。また、1964年の国鉄(現・JR)東大宮駅の開業を機に、北部で土地区画整理事業などによる計画的な市街地形成が進められ[1]、住宅地が拡大した。

七里駅西側や深作周辺の見沼代用水東縁の直下に活断層である綾瀬川断層が存在しており、首都圏直下型地震を引き起こすものの一つとしてハザードマップなどが作成されている[2]

主な河川・湖沼

綾瀬川、芝川、深作川伝右川見沼代用水、加田屋川、見沼(消滅)、深作沼(鶴巻沼)、膝子沼(消滅)、丸ヶ崎沼(消滅)

概要

見沼田んぼ加田屋川

人口

見沼区成立からの、毎年4月1日の人口。住民基本台帳人口より(台帳法改正前の2012年以前は、台帳人口+外国人登録人口の数値)[3][4]

2003年(平成15年) 150,085人
2004年(平成16年) 151,289人
2005年(平成17年) 151,938人
2006年(平成18年) 153,245人
2007年(平成19年) 154,022人
2008年(平成20年) 155,073人
2009年(平成21年) 155,763人
2010年(平成22年) 157,146人
2011年(平成23年) 158,266人
2012年(平成24年) 159,192人
2013年(平成25年) 159,810人
2014年(平成26年) 160,332人
2015年(平成27年) 160,829人
2016年(平成28年) 161,431人
2017年(平成29年) 161,904人
2018年(平成30年) 162,289人
2019年(令和1年) 162,950人
2020年(令和2年) 163,606人
2021年(令和3年) 164,251人
2022年(令和4年) 164,819人
2023年(令和5年) 164,947人
2024年(令和6年) 165,228人

さいたま市内では南区に次いで人口が多い。

町名

見沼区では、一部の地区で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

見沼区役所管内(72町字)
町字 町字の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町字 備考
大字大谷 おおや 1913年4月2日 未実施
大和田町一丁目 おおわだちょう 1960年7月11日 未実施
大和田町二丁目 1960年7月11日 未実施
卸町一丁目 おろしちょう 1983年7月5日 未実施
卸町二丁目 1983年7月5日 未実施
加田屋一丁目 かたや 未実施
加田屋二丁目 未実施
大字加田屋新田 かたやしんでん 1889年4月1日 未実施
大字片柳 かたやなぎ 1889年4月1日 未実施
片柳一丁目 かたやなぎ 1987年8月29日 未実施
片柳二丁目 1987年8月29日 未実施
片柳東 かたやなぎひがし 1987年8月29日 未実施
大字上山口新田 かみやまぐちしんでん 1889年4月1日 未実施
大字小深作 こふかさく 1892年9月21日 未実施
大字笹丸 ささまる 1889年4月1日 未実施
大字 しま 1889年4月1日 未実施
島町 しまちょう 1961年4月10日 未実施
島町一丁目 しまちょう 2008年7月19日 未実施
島町二丁目 2008年7月19日 未実施
大字新右エ門新田 しんうえもんしんでん 1889年4月1日 未実施
大字 すな 1889年4月1日 未実施
砂町二丁目 すなちょう 1961年7月15日 未実施
大字染谷 そめや 1889年4月1日 未実施
染谷一丁目 そめや 未実施
染谷二丁目 未実施
染谷三丁目 未実施
大字中川 なかがわ 1889年4月1日 未実施
大字新堤 にいづつみ 1913年4月2日 未実施
大字西山新田 にしやましんでん 1977年12月28日 未実施
大字西山村新田 にしやまむらしんでん 1889年4月1日 未実施
大字蓮沼 はすぬま 1913年4月2日[注釈 2] 未実施
春岡一丁目 はるおか 2009年1月10日 未実施
春岡二丁目 2009年1月10日 未実施
春岡三丁目 2009年1月10日 未実施
春野一丁目 はるの 1992年2月10日 1992年2月10日 大字深作および大字丸ヶ崎の各一部
春野二丁目 1992年2月10日 1992年2月10日 大字深作および大字丸ヶ崎の各一部
春野三丁目 1992年2月10日 1992年2月10日 大字深作および大字丸ヶ崎の各一部
春野四丁目 2005年12月17日 未実施
大字東新井 ひがしあらい 1889年4月1日 未実施
東大宮一丁目 ひがしおおみや 1969年8月2日 未実施
東大宮二丁目 1969年8月2日 未実施
東大宮三丁目 1974年 未実施
東大宮四丁目 1969年8月2日 未実施
東大宮五丁目 1969年8月2日 未実施
東大宮六丁目 1972年4月14日 未実施
東大宮七丁目 1996年1月13日 未実施
大字東宮下 ひがしみやした 1913年4月2日 未実施
東宮下一丁目 ひがしみやした 1981年10月21日 未実施
東宮下二丁目 1981年10月21日 未実施
東宮下三丁目 1981年10月21日 未実施
大字東門前 ひがしもんぜん 1913年4月2日 未実施
大字膝子 ひざこ 1913年4月2日 未実施
大字深作 ふかさく 1892年9月21日 未実施
深作一丁目 ふかさく 1986年8月23日 未実施
深作二丁目 1986年8月23日 未実施
深作三丁目 1986年8月23日 未実施
深作四丁目 1988年1月30日 未実施
深作五丁目 1988年1月30日 未実施
大字風渡野 ふっとの 1913年4月2日 未実施
堀崎町 ほりさきちょう 1961年7月15日 未実施
大字丸ヶ崎 まるがさき 1892年9月21日 未実施
丸ヶ崎町 まるがさきちょう 1972年4月14日 未実施
大字御蔵 みくら 1889年4月1日 未実施
大字南中野 みなみなかの 1889年4月1日 未実施
大字南中丸 みなみなかまる 1889年4月1日 未実施
大字宮ヶ谷塔 みやがやとう 1892年9月21日 未実施
宮ヶ谷塔一丁目 みやがやとう 1985年7月10日 未実施
宮ヶ谷塔二丁目 1985年7月10日 未実施
宮ヶ谷塔三丁目 1985年7月10日 未実施
宮ヶ谷塔四丁目 1985年7月10日 未実施
大字見山 みやま 1977年12月28日 未実施
大字 やま 1889年4月1日 未実施


本社を置く企業

行政

  • 見沼区役所
出張所
  • 片柳支所
  • 七里支所
  • 春岡支所
  • 東大宮支所

警察

全域を大宮東警察署が管轄している。

交番
  • 東大宮駅前交番
  • 大和田交番
  • 片柳交番
  • 七里交番
  • 春岡交番

消防

郵便局

集配担当は大宮郵便局である。

  • 七里郵便局
  • 大宮大谷郵便局
  • 大宮風渡野郵便局
  • 大宮片柳郵便局
  • 大宮南中野郵便局
  • 大宮堀崎郵便局
  • 大和田駅前郵便局
  • 東大宮西口郵便局
  • 東大宮駅前郵便局
  • アーバンみらい東大宮内郵便局
  • 大宮卸町簡易郵便局

施設

公民館
  • 大砂土東公民館
  • 片柳公民館
  • 七里公民館
  • 春岡公民館
コミュニティセンター
  • 東大宮コミュニティセンター
  • 七里コミュニティセンター
  • 片柳コミュニティセンター

市立図書館

病院

その他施設

教育

大学
高等学校
中学校
小学校

交通

鉄道

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JU 宇都宮線東北本線)・上野東京ラインJS 湘南新宿ライン
東武鉄道
TD 野田線(東武アーバンパークライン)

バス・乗合タクシー

道路

高速道路
一般国道
県道

名所・旧跡

出身有名人

脚注

注釈

  1. ^ 「宇都宮線」の愛称が使用される前の東北本線の呼称。現在は旅客案内上、「宇都宮線」で呼称。
  2. ^ 大字猿ヶ谷戸としての設置年。蓮沼への改称は1954年12月1日。

出典

  1. ^ さいたま市/見沼区の紹介”. www.city.saitama.jp. 2021年4月10日閲覧。
  2. ^ さいたま市/ハザードマップをご確認ください”. www.city.saitama.jp. 2021年4月10日閲覧。
  3. ^ さいたま市/さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. www.city.saitama.jp. 2020年5月29日閲覧。
  4. ^ さいたま市の人口・世帯<分析ツール>”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年7月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

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