新堤(にいづつみ)は、埼玉県さいたま市見沼区の大字。郵便番号は337-0013[2]。本項では、かつて同地域に存在した北足立郡新堤村(にいづつみむら)についても記す。
さいたま市見沼区東部に位置する。北および東で東宮下に、西および北で東門前に、南で大谷に隣接する。埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線の南側に位置する。北部は大宮台地上にあり主に住宅地だが、古くからの民家および屋敷森の雑木林や生産緑地地区としての農地も見られる[4][5]。 南部のかつての見沼の低地を埋め立てた地に、大宮東宮下住宅(通称名:県営大宮東宮下団地)があるが、老朽化により現在は改築が進んでいる。その他にも、付近にはマンションや住宅などが多く所在している。
埼玉県道65号さいたま幸手線沿いの、さいたま市資源循環推進部東清掃事務所付近の大字東宮下の中に飛地があり、市街化調整区域に指定されている。飛地以外は全域が市街化区域に指定されている[5]。
もとは江戸期幕末より存在した武蔵国足立郡南部領に属する新堤村で、古くは風渡野郷に属していたと云われている。江戸初期、正保年間(1645年 - 1648年)以前に風渡野村から分村した[7]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では116石余、『元禄郷帳』および『天保郷帳』でも116石余であった[7]。助郷は日光御成街道大門宿に出役していたが、寛保・宝暦年間は中山道大宮宿にも代出役していた[7]。化政期の戸数は8軒、1828年(文政11年)の戸数は11で、村の規模は東西3町余、南北3町余であった[7]。
2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[10]。
地内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は、全域が東武野田線(東武アーバンパークライン)の七里駅である。
大和田町 | 島 | 島町 | 砂 | 砂町(二丁目) | 堀崎町
春岡 | 東大宮
加田屋 | 加田屋新田 | 片柳 | 片柳東 | 上山口新田 | 笹丸 | 新右エ門新田 | 染谷 | 中川 | 西山新田 | 西山村新田 | 東新井 | 御蔵 | 南中野 | 南中丸 | 見山 | 山
大谷 | 新堤 | 蓮沼 | 東宮下 | 東門前 | 膝子 | 風渡野
卸町 | 小深作 | 春野 | 深作 | 丸ヶ崎 | 丸ヶ崎町 | 宮ヶ谷塔