|
この項目では、埼玉県にある自治体について説明しています。その他の用法については「神川町 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
神川町(かみかわまち)は、埼玉県の北西部に位置し、児玉郡に属する町。人口は約1万3千人。
地理
南側の秩父市、秩父郡皆野町と三市町の範囲が重なる点に城峯山がそびえている。中部の群馬県藤岡市との境界に神流川が流れ、下久保ダムによって形成された神流湖がある。
歴史
2006年(平成18年)1月1日、隣接する神泉村との新設合併により、新たに神川町となった。
沿革
人口
|
神川町と全国の年齢別人口分布(2005年)
|
神川町の年齢・男女別人口分布(2005年)
|
■紫色 ― 神川町 ■緑色 ― 日本全国
|
■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
|
神川町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
|
11,425人
|
|
1975年(昭和50年)
|
11,565人
|
|
1980年(昭和55年)
|
12,012人
|
|
1985年(昭和60年)
|
12,508人
|
|
1990年(平成2年)
|
13,564人
|
|
1995年(平成7年)
|
14,414人
|
|
2000年(平成12年)
|
15,197人
|
|
2005年(平成17年)
|
15,062人
|
|
2010年(平成22年)
|
14,469人
|
|
2015年(平成27年)
|
13,730人
|
|
2020年(令和2年)
|
13,359人
|
|
|
総務省統計局 国勢調査より
|
行政
- 町長:櫻澤晃(さくらざわ あきら、無所属、1期目、元町議(2年8ヶ月)・元町職員(30年以上)。2022年(令和4年)1月30日投開票の町長選挙にて、新人同士の三つ巴の戦いを制し、初当選。神川町渡瀬出身・植竹在住。)
歴代町長
- 旧神川村長・旧神川町長(平成17年の神泉村との合併まで)
代 |
氏名 |
就任 |
退任 |
備考
|
1-6 |
川野平治 |
1954年(昭和29年)5月16日 |
1976年(昭和51年)11月25日 |
現庁舎正面に銅像設置が設置されている。
|
7-8 |
木村英治 |
1976年(昭和51年)12月26日 |
1984年(昭和59年)12月25日 |
|
9-10 |
竹内忠良 |
1984年(昭和59年)12月26日 |
1992年(平成4年)12月25日 |
任期中に町制施行
|
11 |
金井久直 |
1992年(平成4年)12月26日 |
1996年(平成8年)12月25日 |
|
12-14 |
田村啓 |
1996年(平成8年)12月26日 |
2006年(平成18年)2月4日 |
|
- 神川町長
代 |
氏名 |
就任 |
退任 |
備考
|
1 |
田村啓 |
2006年(平成18年) 2月5日 |
2010年(平成22年)2月4日 |
旧神川町長より引き続き (1期)
|
2-3 |
清水雅之 |
2010年(平成22年) 2月5日 |
2018年(平成30年)2月4日 |
2期
|
4 |
山﨑正弘 |
2018年(平成30年) 2月5日 |
2022年(令和4年)2月4日 |
1期
|
5 |
櫻澤晃 |
2022年(令和4年)2月5日 |
現職 |
|
広域行政
経済
産業
- 主な産業 : 第三次産業
- 産業人口 : 3041人(43.1%)
(平成12年、神川町の統計‐産業より)
町内にある企業
- ヤマキ醸造
- ななくさの郷「松田マヨネーズ」
- コスモフーズ 神川工場
- ホープエンジニアリング 神川工場
- 信越ポリマー 児玉工場
- 朝日工業 埼玉工場
地域
公共施設
- 神泉総合支所(多目的交流施設内・旧 神泉中学校跡地内)
- 神川町多目的交流施設(旧 神泉中学校跡地内)
- 水道課
- 神川町就業改善センター
- 神川町中央公民館
- ふれあいセンター
- 渡瀬浄化センター
- 矢納センター
- 神川町B&G海洋センター
- 神川町地域振興施設ありの実(道のオアシス神川)
- 神川町地域振興施設かみいずみ(道のオアシス神泉)
- 保健センター
- 総合福祉センター
- いこいの郷
- 学校給食センター
- 神川町立丹荘保育所
- 神川町立青柳保育所
教育
消防
警察
電話番号
市外局番は、大字渡瀬を除く旧神川町域が「0495」で同一市外局番の地域との通話は市内通話料金で利用可能(埼玉県本庄MA)。大字渡瀬および旧神泉村域は「0274」で市内局番が(20~59)の地域[1]との通話は市内通話料金で利用可能(群馬県藤岡MA)。収容局は神川局(本庄MA)、鬼石局、坂原局(以上藤岡MA)。藤岡MA・本庄MAの相互通話は県外料金が適用される。
郵便番号
郵便番号は、大字渡瀬を除く旧神川町域が「367-02xx」、旧神泉村域および大字渡瀬が「367-03xx」(以上児玉郵便局が集配を担当)である。
交通
鉄道路線
かつて通っていた鉄道
路線バス
道路
観光・祭事
日本武尊創建として有名な金鑚神社がある。また、梨の特産地として知られ、収穫期には国道254号を中心に直売所が多数設置される[2]。ほか、温室でのバナナ栽培も行われている。秋には町内全域でコスモスが咲く。
- かみかわ町民体育祭 (10月)
- 神川町コスモスまつり&商工会産業祭(同時開催)(10月)
- 冬桜まつり(10月) - 一年に二度咲くという冬桜の開花時期に開催時期を合わせている。
- 町民文化祭 (11月)- 文化の日の連休に開催。
- かみかわ駅伝大会(1月)
- 金鑚神社
- 御岳の鏡岩 - 国の特別天然記念物。
- 大光普照寺
- 神流川温泉白寿の湯
- 三波石峡 - 国の名勝・天然記念物。(1957年7月3日指定)
- 城峯公園
- 冬桜の宿 神泉
- 下久保ダム - 神流川対岸の旧鬼石町側から国道経由で着く。埼玉県側の県道は山の北側になるので根雪や落石が落ちやすい。檜造りの宿泊施設(冬桜の宿神泉)が運営されている。
- 埼玉県100年の森
- 神川温泉 かんなの湯(神川ゆ~ゆ~ランド内 日帰り温泉)
著名な出身者
脚注
- ^ 市内局番が60~89の地域は富岡MAのため隣接区域料金が適用され、市外局番0274が必要である。
- ^ 橋本政明(2014年8月31日). “梨:香り高い神川の朝採り梨味わって”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
神川町に関連するカテゴリがあります。