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藤野 千夜(ふじの ちや、1962年2月27日 - )は、日本の小説家。
経歴
福岡県出身。麻布中学校・高等学校、千葉大学教育学部卒業。
漫画雑誌の編集者を経て、1995年「午後の時間割」で第14回海燕新人文学賞を受賞し小説家に転身。1996年『少年と少女のポルカ』で第18回野間文芸新人賞候補。1998年『おしゃべり怪談』で第20回野間文芸新人賞受賞。1999年「恋の休日」で第121回芥川賞候補。2000年「夏の約束」で第122回芥川賞受賞。
2004年、群像新人文学賞選考委員に就任(第47回から第51回まで)。2006年には『ルート225』が映画化された。
作品リスト
- 『少年と少女のポルカ』ベネッセコーポレーション 1996 / 講談社文庫 2000 /キノブックス文庫 2018
- 少年と少女のポルカ、午後の時間割/六月の夜Ⅰ、六月の夜Ⅱ(この2作はキノブックス文庫のみ収録)
- 『おしゃべり怪談』講談社 1998 / 講談社文庫 2001
- BJ、おしゃべり怪談、女生徒の友、ラブリープラネット
- 『恋の休日』講談社 1999 / 講談社文庫 2002
- 恋の休日(『群像』1999年5月号)
- 秘密の熱帯魚
- 『夏の約束』講談社 2000 / 講談社文庫 2003
- 夏の約束(『群像』1999年12月号)
- 主婦と交番
- 『ルート225』理論社 2002 / 新潮文庫 2005
- 『彼女の部屋』講談社 2003 / 講談社文庫 2006
- ハローウィーン(『文學界』2002年1月号)
- アメリカを連れて
- 父の帰宅(『群像』2003年1月号)
- 愛の手紙(『文學界』2002年5月号)
- 薬屋事件(『文學界』2003年3月号)
- 彼女の部屋(『群像』2003年9月号)
- 『ベジタブルハイツ物語』光文社 2005 / 光文社文庫 2007
- アボカドの娘
- ブロッコリーの日常
- キャロットの二人(『小説宝石』2003年3月号)
- ダイコンの夢(『小説宝石』2003年10月号)
- アボカドふたたび
- さよならベジタブル(『小説宝石』2004年10月号)
- 『主婦と恋愛』小学館 2006 のち文庫
- 『中等部超能力戦争』双葉社 2007 のち文庫
- 『さやかの季節』光文社 2007
- 二週間
- どっちにする?(『小説宝石』2006年4月号)
- 九月の写メール、秋のひみつ、声を聞かせて、一番の恋人、一年の終わり
- 『少女怪談』文藝春秋 2008
- ペティの行方(『文學界』2004年4月号)
- 青いスクーター(『文學界』2005年11月号)
- アキちゃんの傘(『飛ぶ教室』2006年春号)
- ミミカの不満(『飛ぶ教室』2007年春号)
- 『親子三代、犬三匹』朝日新聞出版 2009
- 『願い』講談社 2010
- 『ネバーランド』新潮社 2010
- 『スラスラ描けるマンガ教室 ピリカの魔法のペン』かぼ絵 学研パブリッシング 2013
- 『君のいた日々』角川春樹事務所 2013 のち文庫
- 『時穴みみか』講談社 2015 双葉文庫 2024
- 『D菩薩峠漫研夏合宿』新潮社 2015
- 『ホームメイキング同好会』理論社 2016
- 『すしそばてんぷら』角川春樹事務所 2016 のち文庫
- 『編集ども集まれ!』双葉社 2017
アンソロジー
「」内が藤野千夜の作品
- あのころの宝もの ほんのり心が温まる12のショートストーリー(2003年3月 メディアファクトリー)
- 【改題】ありがと。 あのころの宝もの十二話(2004年10月 メディアファクトリー MF文庫ダ・ヴィンチ)「アメリカを連れて」
単行本未収録作品
- 不感症な夜(『小説現代』2004年4月号)
- 春休みの乱(『小説推理』2004年5月号)
- イブの過ごし方(『小説すばる』2004年12月号)
- タテになって(『小説すばる』2005年6月号)
作品提供
映画
漫画
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野間文芸新人賞 |
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2010年代 | |
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2020年代 |
- 第42回 李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』
- 第43回 井戸川射子『ここはとても速い川』
- 第44回 町屋良平『ほんのこども』
- 第45回 朝比奈秋『あなたの燃える左手で』、九段理江「しをかくうま」
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1930年代 - 1950年代(第1回 - 第42回) |
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1930年代 | |
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 - 1970年代(第43回 - 第82回) |
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1980年代 - 1990年代(第83回 - 第122回) |
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1980年代 |
- 第83回 該当作品なし
- 第84回 尾辻克彦「父が消えた」
- 第85回 吉行理恵「小さな貴婦人」
- 第86回 該当作品なし
- 第87回 該当作品なし
- 第88回 加藤幸子 「夢の壁」/唐十郎「佐川君からの手紙」
- 第89回 該当作品なし
- 第90回 笠原淳「杢二の世界」、高樹のぶ子「光抱く友よ」
- 第91回 該当作品なし
- 第92回 木崎さと子「青桐」
- 第93回 該当作品なし
- 第94回 米谷ふみ子「過越しの祭」
- 第95回 該当作品なし
- 第96回 該当作品なし
- 第97回 村田喜代子「鍋の中」
- 第98回 池澤夏樹「スティル・ライフ」/三浦清宏「長男の出家」
- 第99回 新井満 「尋ね人の時間」
- 第100回 南木佳士「ダイヤモンドダスト」/李良枝「由煕」
- 第101回 該当作品なし
- 第102回 大岡玲「表層生活」/瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」
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1990年代 | |
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2000年代 - 2010年代(第123回 - 第162回) |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 - 2030年代(第163回 - ) |
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2020年代 | |
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