市川 沙央(いちかわ さおう、1979年 - )は、日本の小説家である。
2012年春学期に八洲学園大学へ特修生入学し、2013年4月から正科生となる[1]。
2019年、早稲田大学人間科学部eスクール人間環境科学科に入学[2]。卒業論文「障害者表象と現実社会の相互影響について」で小野梓記念学術賞を受賞[3]。
2023年、「ハンチバック」で第128回文學界新人賞を受賞し小説家デビュー[4]。同作で第169回芥川龍之介賞受賞[5]。
2024年、神奈川県大和市の市民栄誉賞を授与された[6]。
神奈川県大和市に在住し、大和市内の小中学校を卒業した[7]。
筋疾患先天性ミオパチーにより症候性側弯症を罹患し、人工呼吸器と電動車椅子を常用する[8]。芥川賞の授賞式では電子書籍のさらなる普及など「読書バリアフリー」の推進を訴えた[9]。
療養生活のため就職が難しいことから小説家を志した。20代から20年以上にわたり、コバルト・ノベル大賞他、女性向けライトノベルやSF、ファンタジーの賞に応募を続けた[8]。Web小説投稿サイトカクヨムにもプレオープン期から投稿している。 大江健三郎、島田雅彦、若木未生への私淑を公言している[10]。
「十代半ばから月刊『正論』読者」であると明かし、「(自身がマイノリティの権利を訴えただけで)こいつは反日だの、左の活動家だのと、ずいぶん皮相浅薄なことを言ってくるものだと悲しくなった」、「バリアフリーには右も左もない」としている[11]。
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