赤染 晶子(あかぞめ あきこ、1974年10月31日[2] - 2017年9月18日[3])は、日本の小説家。京都府舞鶴市出身[3][注 1]。
経歴
1996年度京都外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業[4][5][6]、北海道大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程中退。大学院ではベルトルト・ブレヒトを研究した。ドイツに短期留学している[7]。2004年、「初子さん」で第99回文學界新人賞受賞[8]。ペンネームは赤染衛門に由来する。2010年、「乙女の密告」で第143回芥川賞受賞[9]。
2017年9月18日午前2時26分、急性肺炎のため京都府宇治市の病院で死去した[3]。42歳没。
作品リスト
単行本
- 『うつつ・うつら』(文藝春秋、2007年)
- 初子さん(『文學界』2004年12月号)
- うつつ・うつら(『文學界』2005年10月号)
- 『乙女の密告』(新潮社、2010年)のち文庫
- 『WANTED!! かい人21面相』(文藝春秋、2011年)
- WANTED!! かい人21面相(『文學界』2011年2月号)
- 恋もみじ(『文學界』2006年12月号)
- 少女煙草(『文學界』2009年4月号)
- 『じゃむパンの日』(palmbooks、2022年)エッセイ集
雑誌掲載
- まっ茶小路旅行店(『群像』2005年5月号)
- 花嫁おこし(『群像』2006年1月号)
- 春待ち暮らし(『群像』2007年11月号)
- 難破(早稲田文学フリーペーパー「WB」Vol.22_2011_spring[10])(『文学2012』にも収録)
エッセイ
- 季節のエッセー(京都新聞朝刊 2008年1月から連載)
- かまい(芥川賞受賞記念エッセイ)(朝日新聞朝刊8月14日)(『ベスト・エッセイ2011』収録)
- 新・蝶倶楽部(芥川賞受賞記念エッセイ)
- 現代ドイツにて
- 書道ガール(『ベスト・エッセイ2013』収録)
瀬野晶子の論文
関連項目
脚注
注釈
- ^ 『うつつ・うつら』では「京都府宇治市生まれ」となっている。
出典
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1930年代 - 1950年代(第1回 - 第42回) |
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1960年代 - 1970年代(第43回 - 第82回) |
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1980年代 - 1990年代(第83回 - 第122回) |
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1980年代 |
- 第83回 該当作品なし
- 第84回 尾辻克彦「父が消えた」
- 第85回 吉行理恵「小さな貴婦人」
- 第86回 該当作品なし
- 第87回 該当作品なし
- 第88回 加藤幸子 「夢の壁」/ 唐十郎「佐川君からの手紙」
- 第89回 該当作品なし
- 第90回 笠原淳「杢二の世界」、高樹のぶ子「光抱く友よ」
- 第91回 該当作品なし
- 第92回 木崎さと子「青桐」
- 第93回 該当作品なし
- 第94回 米谷ふみ子「過越しの祭」
- 第95回 該当作品なし
- 第96回 該当作品なし
- 第97回 村田喜代子「鍋の中」
- 第98回 池澤夏樹「スティル・ライフ」/ 三浦清宏「長男の出家」
- 第99回 新井満 「尋ね人の時間」
- 第100回 南木佳士「ダイヤモンドダスト」/ 李良枝「由煕」
- 第101回 該当作品なし
- 第102回 大岡玲「表層生活」/瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」
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1990年代 | |
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2000年代 - 2010年代(第123回 - 第162回) |
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2000年代 | |
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2020年代 - 2030年代(第163回 - ) |
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カテゴリ |