千葉 繁(ちば しげる[注 2]、1954年2月4日[2][17][18][19] - )は、日本の声優、俳優[9]、タレント、音響監督。熊本県宇土郡不知火町(現:宇城市)出身[4][注 1]。81プロデュース所属[10]。C&Oアクターズスタジオ所長[20][21]。日本工学院専門学校俳優・声優科講師[20][21]。本名・旧芸名は前田 正治(まえだ まさはる)[1][2][3][4]。
略歴
生い立ち
東京文化学苑卒業[1]。東京宝映タレント養成所出身[22]。劇団フジ、劇団東芸、プロダクションエム・スリー[2][19][23][24]、カメレオンハウス[25]を経て81プロデュースに所属[10]。
最初に目指していたものは宇宙飛行士だった[14]。
中学卒業後、集団就職で熊本から上京して日立横浜工場で働き始める[1][2][23]。仕事はテレビの最終審査をしていた[1][3]。
キャリア
偶々調整中のテレビ画面を見ていたところ「この中にオレが映ったらどうなるかな?」とひらめていて、これが芝居の世界に足を突っ込むきっかけとなった[1][2][3]。働きながら勉強する苦学の日々を送る中、「歌手になるんだ」と言っていた鹿児島県出身の同僚の友人と参加した劇団フジのオーディションに合格、役者業に転向する[1][2][3][13][26]。当時の審査員は成田三樹夫、千葉真一、三條美紀などだった[22]。オーディションの際、ロビーで待っている時に突如現れた成田がトイレに行く時に、千葉の目の前を偶々通りがかり、「お、成田さんだ!すごい」と思っていた瞬間、「せっかく来たんだから君も受けてみない?」と声をかけてくれたという[26]。そして言われるがままに、書類もなしで台本を朗読させられ、後日合格したという[26]。その友人は落ちた[26]。
1971年、テレビドラマ『一心太助』でデビュー[16]。次の日にガールフレンドと鶴岡八幡宮に遊びに行って、おみくじを引いたところ「いまの仕事は大凶」と出て、次の日に辞表を出して、退社したという[1][2][3][23]。そのガールフレンドとも、その時限りで会わなくなったという[23]。生活のために、喫茶店のボーイ、牛乳配達、弁当屋の出前持ちなどのアルバイトをしていた[2]。失業中に週刊平凡でスタントマン募集の記事を見て、湯浅剣睦会に所属[23][27]。若い時は身体的な能力を生かして日活などの作品にスタントマンとして参加[26]していたことで知られている。にっかつロマンポルノに俳優として出演したこともある[26]。22歳の時、メソッド・アクティングを追及していくうちに、演技とリアリティにギャップが生まれていることに悩み、悩んだ挙げ句、にっかつロマンポルノのプロデューサーに「出演させてください!」とお願いしに行っていたという[22][26]。プロデューサーに履歴書を見せていたところ、「本当にやるの?」と不思議がられたりしていたという[22]。本人によれば、ぐりぐり眼鏡の学生で、コトに及んで「僕知ってるよぉ!」などと叫んでいるようなキャラクターだった[2]。また中学時代は体操部のキャプテンであり、運動神経はバッチリだといい[4][28]、『ケルベロス-地獄の番犬』の作中ではバク転を披露している。劇団東芸移籍後もテレビドラマなどに出演[2]。大河ドラマや1978年版『白い巨塔』に出演したこともある。お笑い芸人・役者のチャーリーカンパニーとはこのころからの旧友で[2]、現在も親交がある。
声優業を開始したのは1976年『ドカベン』から[14][15][29]で、次第に声優としてのキャリアを積んでいく。1984年に始まった『北斗の拳』ではジョーカーなど悪役の主にやられ役要員として出演していたが、後に予告ナレーションも担当した。1985年に『ハイスクール!奇面組』で初めてアニメの主人公を演じ、同年に若手声優を集めて劇団バーストマンを旗揚げして活動していたが、後に解散[30][31]。1989年には、押井守監督のOVA『御先祖様万々歳!』で初の音響監督を経験[32]して以降、音響制作業での活動が増えている。俳優養成所のC&Oアクターズスタジオで所長を務めるなど、後進の育成に力を注いでいる。また、声優としての名を確立した現在でも、映画や特撮ドラマに顔出し出演することがある。わずかではあるが、脚本を手がけた作品もある。
アニメ監督の押井守とは、1980年のテレビアニメ『ニルスのふしぎな旅』以来の付き合いであり[33]、『うる星やつら』は原作ではチョイ役だったメガネというキャラクターを押井監督とともにふくらませ、千葉の名を印象付ける出世作となった[34]。このメガネの延長で「千葉繁のプロモーション映像を作ろう」という企画が発展して制作された[35]1987年の実写映画『紅い眼鏡』では主演を務めた。その他『ケルベロス-地獄の番犬』、『トーキング・ヘッド』など押井守の実写映画にも出演。『獣電戦隊キョウリュウジャー』のドクター・ウルシェード役で年長ヒーローを演じ、さらに押井の代表作『機動警察パトレイバー』の実写映画版『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』(総監督を押井が担当)にアニメと同じシバシゲオ役で顔出し出演もしている。
現在まで
2017年1月9日、テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第20位に選ばれる[36]。
人物・エピソード
趣味はアクション、殺陣[16]。空を飛ぶことが好きで、モーターパラグライダーをしており、昔からハングライダー、セスナの操縦もしていたという[37]。
好きな言葉は「私自身が宇宙である」、「冬は必ず春となる」[1]。
4人兄妹の長男で妹2人、弟がいる[1]。
特色
声種はバリトンだが[38]、甲高く個性的な声、変声前、変声後の役も演じ分けている[7]。声優としては、アニメ、外画を中心に活躍している[39]。
交友・対人関係
同じ事務所の中村大樹とは家が近所である[40]。
野沢雅子が退団してから劇団東芸に入っており、直接接点はないが劇団の後輩にあたる[41]。野沢は千葉の芝居はいつも体当たりで大好きだと語っている[42]。
くじらの芸名の名付け親である[43][44]。
岩田光央が当時、働いていたデザイン事務所の社長に、「デザイナーか声優のどちらかを選べ」と言われていた時に千葉に相談したのが、岩田の大きなターニングポイントだったと語る[45]。岩田曰く、「あの時、もし相談相手が千葉でなかったらそのままデザイナーになっていたかもしれない」とのことで、真っ先にお世話になっていた千葉に答えを求めたのが、岩田のセンスだったと語る[45]。
福山潤は声優になるきっかけになった人物の一人に千葉を上げており「僕のアイドル」だという(『電光超特急ヒカリアン』で初共演)。子供の頃からアニメを見ていた際に「千葉さんが出ているからこの番組を見よう」と思っていたほどだったといい、千葉が出演している実写作品も見ていたという[46]。
逸話
父によると千葉は3歳の頃に3日間、仮死状態だったという[2]。医者からサジを投げられたことがあり、その時から両親は、好きなことをさせようと考えていてくれたようだったという[13]。実家は貧乏であり、迷惑をかけないために、就職先を探して、前述の日立横浜工場だったという[13]。中学卒業後に乗っていた東京都へ向かう列車に命の恩人である医師が乗っていたという[2]。
子供の頃は大川に直径が200メートル位の小さな島のようなものが子供達の遊び場所になっており、Aチーム、Bチームに分かれ、その中に生えていた葦でうちを作るわけだった[4]。そこには無線機があり、炊事などもできる本格的なものであり、学校から帰ってくると、そこへ直行するわけだった[4]。無線機でお互いに時間を決めて、弓矢などの非常に原始的な遊びをしていた[4]。学校へ行くと、休み時間にピストルの引き金がどうやったらうまく暴発しないで発射できるか、もしくはロケットの発射のための点火装置というようなことを描いていた図面を広げていた[4]。ちょうどアポロが月に向かっている頃だったことから「今度は科学に行こう」ということになった[4]。アンテナの素子の中に火薬を入れて、詰め襟のような布を切って四層くらいにして火薬を入れて、水道管の筒を発射台にして、ブロックを4個並べて田んぼのど真ん中で発射していた[4]。それを見ていたお婆さんが腰を抜かし、「これはお婆ちゃんに迷惑かけちゃうからやめよう」ということになったものの、その他にも危ないことばかりしていた[4]。
アマチュア無線の中学校に通っていた[1]。中学1年生の時に電話級の免許を取得[1]。無線を始めたきっかけは図書館で電気物理学か何かの本を読み、「電気って不思議だなあ」と思い、ゲルマニウム・ラジオ、三球式のST管でラジオを製作したのが初めである[1]。中学時代の体操部部在籍中に無線に興味を持ち、体操では食べていけないということで、無線部を結成して所属[1]。
役者時代、日活ロマンポルノの撮影に行く途中、「開かずの踏切」にひっかかり1時間遅刻したため、プロデューサーから叱責され、所属事務所からはスケジュールをすべて白紙にされるという罰則を科される。その後、テレビで見た洋画吹き替えの仕事に興味を持ち、マネージャーに相談したところ、紹介されたのが『ドカベン』のオーディションで、声優デビューのきっかけとなった[47]。それまで職業としての声優があることを知らず、器用なアナウンサーが演じているくらいに思っていたという[22]。その後、新劇の俳優達が演じていることを知り、「それなら自分にもできる」と思ったのがきっかけである[22]。結果として、役者時代にした一度だけの遅刻を機に、その後の声優としての地位を確立していくこととなったため、千葉は後にインタビューで「わからないものですよね。それ(遅刻)が、こんな風に影響してくるんですから」と語っている[47]。
童話、民話の「語り」をしていた時期があり、語りの研究をしていた加藤精三に7年間程師事[37]。
「名前のある役は根底にあるものを壊せない。作品の中で死ぬキャラクターのほうがいろんな人生観を付加できるので面白い」という理由から、「メインの役や主役を演じることはやりたくない」と公言しており[48]、『ハイスクール!奇面組』では主人公・一堂零のオーディションを断ったため、マネージャーに怒られたという逸話がある。オーディションでは当初、冷越豪役を受けていたが[49][50]、その中で音響監督の斯波重治に零役を薦められ、「どうせ自分の役ではないから」と軽い気持ちで台詞を収録したところ役をもらった[51]。その後、千葉は「リーダーは一堂零だけど、奇面組が主役なんだから、みんな揃って主役なんですよ」と言われて結局やることになったと話している[50]。一堂零役に関しては後年「結果的に引き受けてよかった」と語っていた[52]。共演した高橋美紀によると、一堂零を演じる際は常に体当たりで演じていたため、収録中に倒れてもいいように壁際で演じていたという[53]。
『オレたちひょうきん族』のオープニングナレーションでNGを出し、ひょうきん懺悔室へ送られ懺悔をしたことがある。その時の神様の判定は「×」で、結局水を被るはめになった。
1987年にフジテレビで放送された情報番組『深夜秘宝館』では、着ぐるみキャラクターの「Dr.シーゲル・バーチー」役を担当する。外部から声を担当するのではなく、メカを内蔵し遠隔操作(ワイヤー操作、無線操作)で様々な表情が表現できる特殊なマスクを含めて重装備な着ぐるみを千葉自身が着用して登場し、隣に座る司会の相楽晴子とやり取りするという形だった。番組最終回では、着ぐるみを装着したままでバック転を行い、その後マスク部分を脱いで汗だらけの素顔を披露した。なお、俳優時代にも『ミラーマン』においてスタントを行った際に吊橋の上でバック転をした経験がある。
『幽☆遊☆白書』で自身が演じる桑原和真が、あるエピソードで背中向きになって「殺すぞ、この野郎」という台詞をテストでボソッと静かに言ったところ、音響監督の水本完から「もう少し真面目にやってくれよ。もっと強く言ってくれ」とダメ出しをされたため[54]、千葉は「桑原はこの時本気ですよね。本気の人間は叫んだりしないと思いますよ」と反論した。水本がそれに対してさらにダメ出しをしようとしたところ、千葉は水本に向かって「殺すぞ、この野郎……」と本腰を入れてボソッと言ったため、水本からは「……そのままやって」と言われたという[54]。
「日本では声優という職業はない、俗称なんです」、「僕らも映画もドラマも舞台もやりますし、仕事の一部として声優をやるんです」という考えを持ち、「いちアーティストとしてはそれぞれのキャラクターを付け替えられるけれど、全部の仮面を取った時に俳優・千葉繁が存在していないと駄目だと思うんですよ。仮面を取っちゃったら、ただのフリーターになっちゃった〜という人が多くなっている。俳優の基盤がない人だと、ひとつの番組だけで業界から消えてしまうことにもなりますからね」と語っている[55]。声優に憧れている人物に対しては声優は台本を持ってかわいい声を出せれば成立する世界ではないため、「まずは徹底的に、最低10年は体を使った芝居を勉強しなさい」「声優になる前に俳優になれ。役者になれ」と考えているという[56]。
千葉をモデルにしたキャラクター
『機動警察パトレイバー』では名前をもじった「シバシゲオ」というキャラクターを演じたが、これは千葉を高く評価するアニメ監督の押井守が考案したキャラクターであり、わざと千葉に似せてキャラクターデザインがなされたものである[57][58]。後に漫画版でも同名のキャラクターが登場することとなった。実写版『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』でも千葉自身がシバシゲオ役で出演している[59][60]。
『獣電戦隊キョウリュウジャー』で演じたドクター・ウルシェードは、千葉が顔出しでのオファーの際に要望した役柄がそのまま採用されており、役作りはせず自身のキャラクターそのままだったと述べている[61]。ただしアドリブは用いていない[61]。
『なつなぐ!』の千葉シゲ蔵は名前のとおり、千葉繁自身をモデルにしたキャラクターで、作品自体も熊本県が舞台であり、熊本弁が作中の公用語になっている。熊本県自身が熊本地震からの復興と地域おこしのために制作したアニメである。
北斗の拳
『北斗の拳』の収録現場では、ケンシロウに倒される際の断末魔の悲鳴を、同じやられ役の声を担当した番組レギュラー陣と共に現場で開発したアドリブで発し続け、やがて断末魔の悲鳴とはかけ離れた台詞にまでエスカレートしていった。時には、スタッフからNGを受けたほどの逸話があり、「ちぃーぶわぁー!」と自分の名前で断末魔の悲鳴を叫ぼうとしたところ、「『それはダメ』と言われてNGになりました」と述べている[48][62][注 3][注 4]。
次回予告のナレーションでは、話数を重ねるたびにどんどんテンションが上がっていき、物語の展開やサブタイトルのネーミングと相まって視聴者から大好評になったが、体が持たないと判断し歌舞伎調のナレーションでテンションを下げた。しかしその途端、視聴者から「なぜやめるんだ」「戻さないと(漫画の)不買運動を起こす」とのクレームが殺到し、スタッフからも「千葉さん死んでくれ」と言われたため、本人も腹をくくって再び高いテンションで続けていき[47]、『北斗の拳2』の最終回では最高潮に達したという(『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』『アニメギガ』『アメトーーク!』でも紹介された)。
『北斗の拳』を題材にしたパチンコ、パチスロでも千葉がナレーションに起用されている。
千葉は、『北斗の拳』でザコキャラを演じた時のアドリブについて、「ザコキャラにだって、きっと家族がいるわけです」「ただの壮大な兄弟ゲンカに巻き込まれているんですから、たまったもんじゃないですよ(笑)」と語った上で、「ケンシロウとラオウのケンカに巻き込まれて死んでいく理不尽。そこを、どうにかして活かしてやりたいと思ったんです」と述べている[48]。ハイテンションな語りについては、「それまでのナレーションは、ナレーターの方が淡々とかっこよく言うものだったけれど、『北斗の拳』の世界観がかっこいいはずがない」「あのザコキャラたちの叫びや怒りとかを込めていたら、どんどんテンション高くなっていっちゃったんです」と、物語の中で死んでいったザコキャラたちの思いを代弁したいという考えから、結果として生まれたと語っている[48]。
アドリブ
収録の現場では「アドリブを入れる」ことを特徴としており、稀にアドリブ内容が過激になり過ぎて放送できないとしてボツとなり、スタッフ側から自粛令を出されたこともあるほどである。アドリブについて千葉は「やってる本人が楽しくないと、テレビを見てる子どもたちも楽しくないですから」との持論があり[49]、「顔出しの役者は普通にアドリブを入れるものであり、もっと有効な言葉はないか、この状況ならこういった方が自然だろうとより良くするために『ドカベン』をやっていたら、音響監督の斯波に認められ数々の役を推薦されるようになった」と語っている[47]。
「アドリブを入れる場合、キャラクターが後ろを向いたときがチャンス」と語る。前を向いていると口パクに合わせて演じる必要があるためである[52]。
台本に一部台詞がなく「千葉さん一分お願いします」、「好きにやっちゃってください」と書かれることもあるという[55]。
アドリブでもただ単に面白いことを狙ったアドリブと役の本質から突っ走ってしまうものとで2種類あるといい、単なる言葉遊びのアドリブは死んでいるものだと思っているという。「どうしても言わざるを得ない、そういった役者のアプローチを監督が見ていて、次のシナリオにその要素を使っていただいて、軌道修正しながらやっていくんです。それがだんだん、アドリブをやらなくてよくなっていく。シナリオがそういうふうに書かれますから」と語っている[55]。
アニメ作品においては「ビーストウォーズシリーズ」における共演者たちとのアドリブ合戦が有名。また、続編である『電光超特急ヒカリアン』では前作から続投したキャラクターを演じたが、アドリブによって前作とはかなり異なるキャラクターとなった。こういったアドリブについて千葉本人は「事前に考えているわけではなく、現場でとっさに思い浮かんだことを言っている」と述べている[63]一方で、岩田光央は共演時に千葉の台本にアドリブの内容が細かく書き込まれていたという証言もしている[64]。
『うる星やつら』で共演した古川登志夫、神谷明らによると本番時にテストのときと違うことを言ったり、興奮して台本の文字が読めなくなり思いついたことを言うことがあるといい、アドリブでスタジオ中が大爆笑し録音が中止になったこともある。「リハーサルと同じこと言ってくれたら我慢できるから面白かったあれ言ってよ、と言っても絶対やらないんです。絶対違うことを考えて、本番はもっと面白いことをやるんですよ」、「逆に言うと、くるぞっていう気持ちでいないと不意を突かれるんです」と言われていた[65]。
台詞が字幕として表示されるゲーム作品においては『ディシディア ファイナルファンタジー』(ケフカ役)、「天外魔境シリーズ」(マントー役)、『サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜』(千葉助役)などで文字で表示される台詞と実際の音声による台詞が一致しないという現象も生じている。『ディシディア ファイナルファンタジー』においては軽い悪態が多用されているほか、掛け声として魚類の名称がアドリブとして入れられている[66][注 5]。
その他に「天外魔境シリーズ」や「サクラ大戦シリーズ」に携わった広井王子とのラジオ番組『広井王子のマルチ天国』内で放送されたラジオドラマ『火星物語』では、特に初期の作品で登場人物のほぼ全てを共演した横山智佐と2人でアドリブを交えて演じたが、広井の台本遅延や内容不足を横山とのアドリブで補うといった場面も少なくなかった。
出演
太字はメインキャラクター。
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- くら寿司(ナレーション)
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- 「VitaminZ Revolution」聖帝学園紹介PV〜ヤンキー少年編〜(ヤンキー少年[294])
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- パチンコホールD'STATION(ラジオCMナレーション)
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モーションコミック
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人形劇
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- 獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ ガブガブリボルバー(2017年10月)
- 獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ ガブガブリボルバー&ガブガブリカリバーセット(2017年10月)
その他コンテンツ
音響監督
※ 特記のない限り全て音響監督としての参加
テレビアニメ
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- 2017年
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- 2022年
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ドラマCD
- 流星皇子TOMMY(1994年、録音ディレクター)
映画
吹き替え
歌唱楽曲
シングル
- 「Dr.ベルのテーマ」(1984年4月、テレビアニメ「チックンタックン」EDテーマ / 規格品番:7G-0044)
- 「なにがなんでも音頭」(1985年6月、テレビアニメ「コンポラキッド」挿入歌 / 規格品番:CK-752)
- 「ねずみうた」(1997年6月25日、テレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第4作)」挿入歌 / 品番:WPD6-9137)
- 「おそうじ行進曲」(1990年2月21日、ビクター、品番:VICL-4。『平成天才バカボン』挿入歌)
脚注
注釈
- ^ a b 熊本県菊池市と書かれた資料もあるが[7]、千葉自身は「私の故郷は菊池ではなく不知火です!」と述べている[8]。
- ^ 芸名の「千葉」は自身がファンである千葉真一から由来する[1]。
- ^ 同作品に出演した渡部猛が同様の行為をした時はOKが出たことがあった。
- ^ 2012年に公開された映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』において千葉が演じたエルダーたちの台詞のなかに「ちぃーぶわぁー!」と悲鳴を上げているものがある。
- ^ 例えば、この作品の中のムービーで千葉が演じるキャラクター(ケフカ)がアルテマを放つシーンの時に「さんま」と入れている。
- ^ 「千葉茂」と誤表記。
- ^ 植田屋とも表記。
- ^ 「ソルジャー」[9]、「ソルジャー(アタル)」と書かれた資料もある[107]。
- ^ クレジットではおべんと怪人と表記。
- ^ 作品の主題歌とも言えるコミソンとして『炎尾燃の歌』も歌唱
- ^ 1999年の途中で顔がリニューアルした。
シリーズ一覧
- ^ 『北斗の拳』(1984年 - 1987年)、『北斗の拳2』(1987年 - 1988年)
- ^ テレビシリーズ(1985年 - 1987年)、特別編『タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…』(1998年)、特別編『タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜』(2001年)
- ^ 『グリム名作劇場』(1987年 - 1988年)、『新グリム名作劇場』(1988年 - 1989年)
- ^ 第1作(1987年)、第2作『2』(1988年)
- ^ 第1期(2001年)、第3期『A』(2002年)
- ^ 『スパイダーライダーズ〜オラクルの勇者たち〜』(2006年)、『スパイダーライダーズ 〜よみがえる太陽〜』(2007年)
- ^ 第1期(2009年)、第2期延長戦『銀魂’延長戦』(2013年)、第3期『銀魂゚』(2015年)、第4期『銀魂.』(2018年)
- ^ 第1期(2015年)、第2期『II』(2018年)、第3期『III』(2018年)、第4期『IV』(2022年)
- ^ 第1シリーズ(2016年 - 2017年)、第2シリーズ(2017年 - 2018年)
- ^ 『タイムボカン24』(2016年 - 2017年)、続編『タイムボカン 逆襲の三悪人』(2017年 - 2018年)
- ^ 『ましゅまいれっしゅ!!』(2020年)、『STARS!!』(2021年)
- ^ 第1期(2020年 - 2021年)、第2期『懐玉・玉折/渋谷事変』(2023年)
- ^ 第1期(2021年)、第2期『2』(2023年)
- ^ 第1期(2022年)、第2期『決闘学園編』(2024年)
- ^ 第1期(2023年)、第2期(2024年)
- ^ 1st Season(2023年)、2nd Season(2024年)
- ^ 第1期(2024年)、第2期(時期未定)
- ^ 『Sparking!』(2005年)、『NEO』(2006年)、『METEOR』(2007年)、『ZERO』(2024年)
- ^ 『海賊無双』(2012年)、『海賊無双2』(2013年)、『海賊無双3』(2015年)、『海賊無双4』(2020年)
- ^ 『グランブルーファンタジー』(2014年 - 2023年)、『リリンク』(2024年)[227]
出典
関連項目
- 大月俊倫 - 親交が深い。また、大月は千葉と共に清水愛をデビューに導いた人物でもある。
外部リンク
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第26作-第35作 | |
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第36作-第45作 | |
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第46作- | |
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上記以外の作品は不在。 追加もしくは番外戦士などは、担当出演者の前に太字で表記。 番外戦士に関しては、準レギュラーまたはゲストとして出演することがあり、準レギュラーの出演は準レ、本作品または映画、Vシネマの出演はゲストと表記。 本作品で1人2役を務めた出演者は、出演者名の後に(2役)、声の出演は、出演者名の後に(声)と表記。 自称、自身の扮装によるものは、対象外として表記しない。
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